このように「正座」は、様々な利点を有しています。
同時に、様々な欠点も有しています。
一つ目は、「正座」を続けると脚が痺れることです。
これを活用して、「正座」は体罰やしごきに用いられてきました。
二つ目は、足の芯である足の平(足の裏)に、両手の指を当て難いことです。
これでは、氣功の坐位としては使えません。
そこで、安静坐位を推奨します。
➊ お尻も、左脚も、右脚も、畳に接する。
➋ 左脚は前寄りに、右脚はお尻寄りに、揃える。
➌ 両手は、下腹部に当てる。
こうすれば、足の芯である足の平(足の裏)を見つめながら、両手の指を当てて呼吸し続けられます。
両手を下腹部に当てたまま、手の支えを借りずに、坐れます。
両手を下腹部に当てたまま、手の支えを借りずに、立ち上がれます。
長時間、安静坐位の同じ姿勢を保てます。
< つづく >
< 健康気功教室 >
と き 毎週木曜日の10時30分~12時
ところ 開進学園 二階 広間
電 話 043-273-6613
メール kokyu@kaishin.jp.net
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