琵琶湖の水は、琵琶湖南端から流れ出て、宇治川として京都市街の遥か南部を西進して行きます。
比良山地に隔てられて、琵琶湖の西方に位置する京都市街へ、琵琶湖の水は寄与せずにきました。
明治に入り、琵琶湖の水を京都市街へ導こうという構想が高まります。
重機が無い時代に、人力を用いて。
お抱え外国人に頼らず、日本人だけの手で。
琵琶湖疎水の蹴上にあるトンネルには、「楽百年之夢」という扁額が掲げられています。
京都の水不足を解消させよう。
都でなくなった京都に活力を与えよう。
京都新時代を創出する、願いが込められています。
琵琶湖疎水の活用の第一は、水運です。
ただし、下りはともかく、上りが大変です。
そこで、線路上の台車に船を載せて上る、インクラインが考案されました。
〈疎水分水路(哲学の道) 〉春隣の京都紀行 その四
〈 東山慈照寺(銀閣寺) 〉春隣の京都紀行 その三
前回の問題 解答
本丸の全ての建物と追手門が現存している城郭は、高知城だけです。
今日の問題
琵琶湖疎水第二トンネル出口に掲げられている扁額の「 」に入る漢字は、それぞれ何でしょう。
随「 」到「 」源
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