腹式呼吸のすすめ 健康氣功教室

 肺は、気管から入ってきた空気中の酸
素を、血管へ移し替える器官です。
 肺は、心臓のように筋肉でできていま
せん。
 肺自体は、収縮も、拡張も、できませ
ん。
 そこで、胸郭や横隔膜の力を借ります。

 そのうち、胸郭が主として活躍するの
は、胸式呼吸です。
 横隔膜が主として活躍するのは、腹式
呼吸です。

 胸式呼吸より腹式呼吸を重視するのは、
横隔膜を意識的に上下するとともに、お
なか全体の収縮と拡張が大切だからです。

 息をしっかり吐き続ければ、横隔膜は
上がり、おなかは背中に接近し、骨盤は
下がり、おなかの容積が収縮します。

 息をしっかり吸い続ければ、横隔膜は
下がり、おなかは背中から離れ、骨盤は
上がり、おなかの容積が拡張します。

 おなかの収縮を効果的にするには、吐
き続けながら肛門を締めます。
 吸い続ける際には、肛門を弛めます。

 腹式呼吸は、おなかとおなかの周りを
総動員する呼吸法です。
 

  

      < 健康氣功教室 >
と き   毎週火曜日 10時~11時30分
ところ   開進学園   二階 広間
連絡先  電話  043-273-6613
メール   kokyu@kaishin.jp.net

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