「言の葉」  開進学園叢書・歌集『香る代に』

 開進学園叢書・歌集『香る代に』
(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、
「言の葉」に因んだ短歌を、三首紹介し
ます。

  

 幾山河越へ来し友の言の葉に 
  ただ涙あり吾が事のごと 

 淋しさを消すがごとくに友どちの 
  ぬくもりあふるる言葉に酔いぬ 

 いくたびか言ひそびれたる言の葉を
  語りあひたる今宵たのしも 
 
shikishi harimado (2)
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
      前回の問題 解答
 『古事記』の「天地の初め」の項で、最
初に出てくる動物はクラゲで植物はアシ
です。
 

  
      今日の問題 
 1877年9月24日、次の辞世を残して自
決したのは、誰でしょう。
  二つなき道にこの身を捨て小舟
   波立たばとて風吹かばとて
 

 
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