『小謡本』が普及して、謡える人が増加します。
祝言などのおめでたい席で、謡を披露することが、増えていきます。
そうなると、おめでたい席で謡えない人は、立場が無くなります。
それまで謡を避けてきた人も、謡の練習をせざるを得なくなります。
そこかしこで大声を張り上げているおとな達を、それとはなしに耳にしていたこども達が、真似をし出します。
幼いこども達まで謡うならばと、渋々謡を習い始めるおとな達も、出てきます。
寺子屋で謡を習うことが広がり、謡えるこどもが珍しくなくなります。
謡は、読み・書き・算盤に次ぐ教科となります。
教材は、『小謡本』でした。
江戸時代の人々は、上手か下手かは別にして、現代の多くの人がヒット曲を口ずさむように、謡に馴染んでいきます。 < つづく >

京都風の雛飾り 「五楽人」入り

江戸風の雛飾り 「五人囃子」入り
写真の出典『雛まつり』
福田東久 著 近代映画社
前回の問題 解答![]()
『うれしいひなまつり』に出てくる色の名前は、白色と金色と赤色です。
今日の問題
『うれしいひなまつり』で、お内裏様とお雛様は、何番に出てくるでしょう。
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