カテゴリー別アーカイブ: 開進学園

雛飾りと五人囃子 その六

 専門家のみが雅楽を演奏する状態は、千年の時を超えてもほとんど変わりません。
 一般人で雅楽を演奏するのは、極めて稀でしょう。

 一般人は、日本古来や中国伝来の様々な古典を素材として節を付け発声する謡を、教養を高める上で重宝しました。

 謡本には、『三井寺』や『通小町』など演目ごとに作られたものと、『小謡本』の二種類が、あります。

 謡を一通り習得しようとするなら、演目別の謡本を、一冊また一冊と進めるでしょう。
 そこまでは無理だが謡に触りたい、少しでも謡えるようになりたい人々にうってつけなのが、『小謡本』です。

 『小謡本』は、各演目の有名な場面のみを選りすぐったダイジェスト版です。
 この『小謡本』に納められた一節だけでも習得できれば、人前で恥をかかずに済みます。   < つづく >

七段飾り 京都風
 京都風の雛飾り 「五楽人」入り

七段飾り 江戸風
 江戸風の雛飾り 「五人囃子」入り
  写真の出典『雛まつり』 
         福田東久 著 近代映画社

 

 雛飾りと五人囃子 その五

 雛飾りと五人囃子 その四

 雛飾りと五人囃子 その三

 雛飾りと五人囃子 その二

 雛飾りと五人囃子 その一
   
 手作りのお雛様

 

     前回の問題 解答
 世界の外貨準備高(2024年11月7日現在)で、第一位は中国、第二位は日本、第四位はアメリカ、第五位はインドでした。
 第三位は、スイスです。

 
 
     今日の問題  
 『うれしいひなまつり』に出てくる色の名前は、何でしょう。
         

 

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雛飾りと五人囃子 その五

 雅楽も能楽も、「音楽と舞」の組み合わせである点では共通しますが、「音楽」の内容は異なります。
  雅楽 = 器楽のみ(中国や朝鮮由来の場合)
  能楽 = 器楽+声楽

 能楽における声楽には、謡と掛け声があります。
 そのうち謡は、能楽から独立しても演じられてきました。
 その原動力になったのは、謡本の登場です。

 歌詞と楽譜が一体化された謡本が、室町時代に創案されます。
 それ以降、能楽に触れてこなかった人々が、謡本を通して謡に接し始めるようになります。

 能役者の家に生まれた人々は、幼少期から祖父や父親によって口伝えで謡を教え込まされます。
 謡本に頼らず、そもそも謡本に触れることなく。 

 謡本は、玄人(専門家)向けにではなく、素人(民衆)向けに考案されました。
 折しも、識字率が高まる時期に当たります。
      < つづく >

七段飾り 京都風
 京都風の雛飾り 「五楽人」入り

七段飾り 江戸風
 江戸風の雛飾り 「五人囃子」入り
  写真の出典『雛まつり』 
         福田東久 著 近代映画社

 
 雛飾りと五人囃子 その四

 雛飾りと五人囃子 その三

 雛飾りと五人囃子 その二

 雛飾りと五人囃子 その一
   
 手作りのお雛様

 

     前回の問題 解答
 「六十路」は、「むそじ」です。
 「九十路」は、「ここのそじ」です。

 
 
     今日の問題  
 『うれしいひなまつり』に出てくる官職名は、何でしょう。
         

 

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〈 燃える 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』( 二瓶カヨ子 作 千葉日報社 )から、〈 燃える 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

 命燃え心のたかまり増さりたる  
  今宵の時を神に謝したり  

 人の胸にとびこみ得たり六十路して 
  もえる心のおさえきれずに 

 もえさかる命の炎吾すらも 
  消えぬ思いに歩みゆく日々 

shikishi harimado (2)

 〈 人の世 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 寒さ 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 落葉 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 父 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さびし 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 せせらぎ 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 思い出 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 独居 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 つとめ 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 

     前回の問題 解答
 『うれしいひなまつり』に出てくる飲み物は、「白酒」です。
 
 
     今日の問題  
 「六十路」は、「むそじ」です。
 「九十路」は、何と読むでしょう。
         

 

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雛飾りと五人囃子 その四

 雛祭りは、七段飾りが考案されて以降、年々派手になっていきます。
 江戸幕府は、贅沢を戒め倹約を勧める観点から、何度も禁止令を出します。
 寛政の改革においては、『雛市改め』が出され、豪華な雛人形や道具を制作・販売した人々が摘発されています。

 それにもかかわらず、男雛と女雛の一対だけでなく、七段飾りなど何体もの人形や道具を取りそろえる段飾りは、広がりこそすれ、一向に下火になりません。

 「内裏雛」や「三人官女」などの人形は、宮廷調の髪型や衣装を身に纏っています。
 雛道具や乗り物なども、公家風の色彩に染まり切っています。

 そのような中で、「五楽人」でなく、「五人囃子」が広まったのは、能楽が江戸時代に町人など一般民衆まで広く普及していた背景があります。
    < つづく >

七段飾り 京都風
 京都風の雛飾り 「五楽人」入り

七段飾り 江戸風
 江戸風の雛飾り 「五人囃子」入り
  写真の出典『雛まつり』 
         福田東久 著 近代映画社

 

 雛飾りと五人囃子 その三

 雛飾りと五人囃子 その二

 雛飾りと五人囃子 その一
   
 手作りのお雛様

 

     前回の問題 解答
 島根半島に立つ灯台の中で、「世界の歴史的灯台百選」に選ばれているのは、「日御碕灯台」の他に「美保関灯台」です。
 
 
     今日の問題  
 『うれしいひなまつり』に出てくる飲み物は、何でしょう。
         

 

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雛飾りと五人囃子 その三

 「捨て雛」や「流し雛」など、全国各地で古くから伝えられてきた雛人形は、「男雛」と「女雛」の一対のみです。
 「男雛」と「女雛」以外に、「三人官女」なども加わる段飾りが考案されたのは、江戸時代と考えられます。

 宮廷において、大事な行事を執り行う際、雅楽を演じます。
 幕府や各藩において、大事な行事を執り行う際、能楽を演じます。
 宮廷の式楽は雅楽であり、幕府や各藩の式楽は能楽でした。

 江戸時代において、京都では、公家文化である雅楽が伝統的だったため、段飾りにも雅楽の「五楽人」が取り入れられたのでしょう。
 一方の江戸では、武家文化である能楽が伝統的だったため、段飾りにも能楽の「五人囃子」が取り入れられたのでしょう。
     < つづく >

七段飾り 京都風
 京都風の雛飾り 「五楽人」入り

七段飾り 江戸風
 江戸風の雛飾り 「五人囃子」入り
  写真の出典『雛まつり』 
         福田東久 著 近代映画社

 
 雛飾りと五人囃子 その二

 雛飾りと五人囃子 その一
   
 手作りのお雛様

 

     前回の問題 解答
 法務大臣の諮問機関である法制審議会は、結婚に伴う姓の選択に関して、1996年に「選択的夫婦別姓制度の導入」を提言しています。

 
     今日の問題  
 『うれしいひなまつり』に出てくる照明器具は、何でしょう。
         

 

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〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

 今回の表現学習は、関心のあるテーマを選んで、考えをまとめてもらえました。
 
 Aさんは、「選択的夫婦別姓」を採り上げています。
 国連から二度に渡って改善を勧告されているにもかかわらず、世界で唯一夫婦同姓を強要している日本の現状を捉えています。

 Bさんは、「ほめる」を採り上げています。
 世の中に存在するものそれぞれに、存在意義を理解し感謝しているかと、考えさせられます。

2025 02 kanshin

〈 地球の温暖化 〉表現学習の作品から

〈 科学月刊誌『ニュートン』を参考に 〉
   表現学習の作品から


〈 オリンピック・パラリンピック 〉
   表現学習の作品から

〈 発明・開発物語 〉表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 欲しいもの・欲しい時間 〉表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 失敗について 〉表現学習の作品から

 

     前回の問題 解答
 『うれしいひなまつり』に出てくる楽器名は、「笛」と「太鼓」です。
       
 

 
     今日の問題  
 法務大臣の諮問機関である法制審議会は、結婚に伴う姓の選択に関して、1996年にどのような提言をしているでしょう。
         

 

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雛飾りと五人囃子 その二

 雛飾り七段のうち、第一段から第五段までの概要です。
 上手(向かって右)から下手(向かって左)の順に見ていきます。

   第一段 内裏雛
 男雛 衣冠束帯
 女雛 十二単衣

   第二段 三人官女
 長柄の酒入れを持つ年長の官女
  紅白の重ね餅を供えた高杯
 盃を載せた三方を持つ若い官女
  紅白の重ね餅を供えた高杯
 提子(ひさげ)を持つ成人の官女

   第三段 五楽人〈京都風〉
 横笛担当の成人
 篳篥(ひちりき)担当の成人
 笙(しょう)担当の成人
 鞨鼓(かっこ)担当の成人
 火焔太鼓(かえんだいこ)担当の成人

   第三段 五人囃子〈江戸風〉
 謡(うたい)担当の少年
 笛担当の少年
 小鼓(こつづみ)担当の少年
 大鼓(おおつづみ)担当の少年
 太鼓担当の少年

   第四段 随臣(随身)
 左大臣
  菱餅
 右大臣

   第五段 仕丁(衛士)〈京都風〉
  左近の桜
 箒を持つ仕丁(怒り顔)
 塵取りを持つ仕丁(笑い顔)
 熊手を持つ仕丁(泣き顔) 
  右近の橘

   第五段 仕丁(衛士)〈江戸風〉
  左近の桜
 立傘を持つ仕丁
 沓台を持つ仕丁
 台傘を持つ仕丁
  右近の橘

 雛飾り七段の中で、〈京都風〉と〈江戸風〉に分かれているのは、第三段と第五段です。
 とりわけ第三段が大きく異なっています。

 横笛・篳篥・笙・鞨鼓・火焔太鼓は、雅楽に用いる楽器です。
 笛・小鼓・大鼓・太鼓は、能楽に用いる楽器です。
 第三段は、雅楽の〈京都風〉と、能楽の〈江戸風〉との、違いになります。 
     < つづく >

七段飾り 京都風
 京都風の雛飾り 「五楽人」入り

七段飾り 江戸風
 江戸風の雛飾り 「五人囃子」入り
  写真の出典 『雛まつり』 福田東久 著 近代映画社

 
 雛飾りと五人囃子 その一

   
 手作りのお雛様

 

     前回の問題 解答
 東日本大震災による、海側への陸域拡大は最大で約5.3m、海岸の隆起は最大で約0.3mでした。
 令和6年能登半島地震による、海側への陸域拡大は最大で約240m、海岸の隆起は最大で約4mでした。
       
 

 
     今日の問題  
『うれしいひなまつり』に出てくる楽器名は、何でしょう。 
         

 

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