ウシも、ブタも、食卓に丸ごと置かれるこ
とは、まずありません。
食卓には、肉片か骨付き肉の状態で、置か
れます。
ウシやブタが屠殺された惨劇を想起するこ
とは、ないでしょう。
食卓では、肉と化したウシやブタを、フォ
ークでグサッと突き刺し、ナイフでギュッギ
ュと切り裂いて、モリモリ食べます。
サカナは、食卓に丸ごと置かれます。
焼き魚・煮魚・活き作り・・・
サカナの全体像を確認した後、部分部分
に分けながら、口へ運びます。
その際、面倒な作業があります。
大骨から肉片をより分け、肉片に潜む小骨
を探索し排除しなければなりません。
この作業が、刺身や寿司は別格として、若
者にサカナ離れを促進します。
「切れやすく」ならないために、魚食は一定
の役割を果たしてきたと思えるのですが。
<つづく>
〈 体も心も良くなる 〉魚の歌 その3
〈 アタマが良くなる 〉魚の歌 その2
〈 サカナを食べると 〉魚の歌 その1
写真は、アマゾン川河口近くの漁港です。
前回の問題 解答
柏市と船橋市と八街市の市の花は、ヒマワ
リです。
今日の問題
『おさかな天国』で、「タイしたもんだ」と
言われたサカナは、何でしょう。
A イカ
B イワシ
C サヨリ
D サンマ
E スズキ
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