〈 森林の中の街 〉落ち葉の季節 その6

 現代の住宅で、冷房があるのは当たり前
です。
 冷房が無い住宅は、珍しくなりました。
 冷房抜きで生活できないほど、地球は暑く
なったのでしょうか。

 数十年前の夏も、今ほどではないものの、
かなりの暑さでした。
 炎天下は、今も昔も、変わらぬ暑さでした。
 ただ、数十年前は、木陰がたくさんありま
した。

 縄文杉に会うために、屋久島の山中を登っ
た時のことです。
 上りと下りの合わせて約10時間、ほとんど
直射日光に曝されませんでした。
 数百年を超えて生き続けるスギなどの木立
が、直射日光を遮ってくれたからです。
 もし木陰の無い山道が多かったら、真夏の
炎天下を歩くことはできなかったでしょう。

 樹高10mほどの木立に囲まれるように、ビ
ルやマンションも含め、住宅の高さを低く制
限すれば、冷房への依存度を減らせれるでし
ょうに。          <つづく>

 〈 砂に埋もれたスフィンクス 〉
         落ち葉の季節 その5


 〈 水分を保全する落ち葉 〉
          落ち葉の季節 その4


 〈 白砂青松 〉  落ち葉の季節 その3

 〈 砂浜と干潟 〉 落ち葉の季節 その2

 〈 土の無い地球 〉落ち葉の季節 その1

イチョウ 敷き詰め
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

     前回の問題 解答
 次の短歌(万葉集 第2103首)の、○には馬
が、△には萩が入ります。
   秋風は涼しくなりぬ○並めて
    いざ野に行かな△の花見に

  
      今日の問題 
 環境省が、日向と木陰の温度を、調査して
います。
 日向で、気温が約30℃の時、歩道の温度は
約50℃で、+20℃でした。
 木陰で、気温が約30℃の時、歩道の温度は
何℃で、差は何℃だったでしょう。 
   

 
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