今では数学を楽しんでいる件の塾生も、以前は、問題が解けないといっては自分を責め、解いてもやっぱり不正解かといっては自分を責めるばかりでした。
大粒の涙に濡れるノートには、悲しみや苦しみや苦々しさが、滲み込んでいました。
しかし、正解と不正解の二者だけでないことに、いつしか気付き始めたようです。
たとえ正解だったにせよ、どこまで明確に分かっていたか、どこから曖昧だったか、解答過程の各段階を、点検するようになりました。
答えのみを書くのではなく、途中の式と計算をノートに丁寧に書くようになったのは、そのころです。
途中の経過を見直すようになると、それまで見過ごしていた疑問が噴出します。
当然、質問が増えていきます。
正解でありさえすればいいと曖昧なままにしてきた部分を、じっくりと見直すようになります。
前回の問題 解答
ノルウェーの首都は、オスロです。
今日の問題
次の❶と❷を解いて下さい。
❶ 4 ÷ 4 + 4 – 4 =
❷ 4 ÷ 4 + 4 ÷ 4 =
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