梅雨時になり、クリが花を開いています。
クリは、古くから人類にとっても諸動物にとっ
ても、貴重な食料でした。
今から170年ほど前に、アメリカの森林で自給
自足の生活を送ったソローは、手近なクリの木は
リスやカケスに譲り、遠く離れたクリの木を求め
て出かけたそうです。
クリの実は、十分な量を確保できれば、パン
のとてもよい代用食になります。
『ウォールデン 森の生活』
ヘンリー・D・ソロー著 今泉吉晴訳 小学館
縄文人は、集落の周囲に、クリを植えていまし
た。
このクリ林のお陰で、数百年にも渡って、定住
生活を送ることが、可能となりました。
梅雨に打たれたクリは、花を落とし、晩夏から
の実りに備えます。
梅雨に花を落とすことから、「栗花落」は「つゆ
り」とも読まれます。
そして、クリは「6月20日の誕生花」とされてい
ます。
前回の問題 解答
アイスランドの人口密度は、3.4人/平方kmで
す。
千葉県の人口密度は、1193.4人/平方kmです。
千葉県の人口密度は、アイスランドの人口密
度の葯351倍です。
今日の問題
クリの生産量第一位を続けているのは、何県で
しょう。
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