花吹雪 その五

 ウマが速く走る上で重要な役割を果たしている
のは、蹄(ひづめ)とともに耳です。 

 ウマが、6000万年にも及ぶ長い歴史の中で、競
馬場のように整然としたコースを走ることは、ま
ずなかったでしょう。
 様々な障害物を避けながら、高速で走り続けら
れる鍵を握るのは、耳です。

 ウマの耳は、前を向いている形態から、後ろを
向いている形態まで、ぐるりと180度回転できま
す。
 指向性が優れている「集音マイク」を自由自在に
操作できるが故に、高速で走りながら、障害物の
位置や障害物までの距離を、的確に判断できるの
です。

 「馬耳東風」や「馬の耳に念仏」という喩えは、ウ
マの耳が持っている優れた能力を反映しているの
でしょうか。         < つづく >

ウマ 疾走
 写真の出典『動物たちの地球 123』朝日新聞社
 
   花吹雪 その四

   花吹雪 その三

   花吹雪 その二

   花吹雪 その一
 
 
       前回の問題 解答
 「舌触り・歯ごたえ・喉ごし」は、まとめて食感
と表現されます。

 

        今日の問題 
 「脇目も振らず一生懸命に働くこと」を、「○車
○」と言います。
 ○に入る漢字は、何でしょう。

 

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