アイスランドは、気候が厳しいので、林と言え
るものが見当たりません。
街の中にある公園を除くと、樹木すら珍しいほ
どです。
畑らしきものも、ありません。
温泉を利用した温室栽培なら、野菜どころかバ
ナナも収穫できるそうですが、露地栽培は無理な
ようです。
一方、溶岩と溶岩の間を縫ってわずかに広がる
草地を利用する牧畜は、盛んです。
ウシやヒツジなどが、飼われています。
それらの中で、ひときは目立つのがウマです。
「何のために、ウマを買っているのか」を尋ねる
と、「食用にする」とのことでした。
「それにしては、馬肉料理を目にしないが」とさ
らに尋ねると、「馬肉は輸出用で、輸出先は日本
だよ」と教えてもらいました。
直線距離で約8800kmも離れた遠い遠いアイス
ランドが、グッと身近になりました。
<つづく>
虹の中のアイスランド その11
前回の問題 解答
次の○○に入る語句は、「戦い」です。
現在における大きな○○は、今日本人とロシア
人の間で行われている○○でもなく、これから起
こるかも知れない白色人種と黄色人種との○○
でもなく、地雷や爆弾や銃弾で行われる○○で
もなくまさに今、目覚めつつある人類同胞の意
識と、人類を取り囲み、圧迫を加える闇と苦悩
との○○なのである。
『胸に手を当てて考えよう』
トルストイ 著 北御門二郎 訳
地の塩書房
今日の問題
アイスランドのウマは、冬の間はどのような毛
で覆われ、夏の間はどのような毛で覆われている
でしょう。
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