19世紀の末期、黄金を求めて、多くの人々
が、アラスカ各地で活動していました。
1898年の夏、「幸運なスウェーデン人の三
人」が砂金を発見すると、それらの人々が一
点に殺到します。
その地が、ノームでした。
ノームの浜辺には、テントが次々に建てら
れます。
テント村から、テント町へと、拡大してい
きます。
1900年には、約3万人の人口を擁するまで
になります。
当時のアラスカで、最大の都市でした。
砂金採取は、個人的な小規模作業から、機
械を用いた大規模作業へ移ります。
その結果、金資源が枯渇して砂金採取は急
速に縮小し、町は寂れていきます。
町の所々に、鉄製の花壇が置かれています。
金を採取するために用いた、鉄製のバスケ
ットの名残です。
いかに大規模な作業が行われていたか、往
時が偲ばれます。
< バギー車の町・ノーム >
スワード半島・アラスカ その四
< マンモスとヒトの渡米 >
スワード半島・アラスカ その三
< プリンス・オブ・ウェールズ岬 >
スワード半島・アラスカ その一
前回の問題 解答
白山と能郷白山の両山を主峰とする山地は、
両白山地です。
今日の問題
ノームで採取された金の量は、どれほどで
しょう。
A 約1トン
B 約10トン
C 約100トン
D 約1000トン
E 約10000トン
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