〈 標高が半減した日和山 〉本州外周 その20

 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響を受けた山々の中で一番低いのは、日和山(ひよりやま・仙台市)です。
 仙台駅から東へ約11km離れた、蒲生干潟の一画にあります。

 「日和山」は、観天望気・風見・潮見など、航海に必要な情報を得るため、全国各地の海岸に設けられています。
 仙台市にある日和山は、漁師のため東京時代(明治時代)に、築山されました。
 「山」と名付けられたものの、実態は微高地です。

 2011年に発生した巨大津波は、仙台市の日和山にも襲いかかります。
 その結果、標高は6mから3mへ、半減しました。

 それから10年余が過ぎ、麓から山頂までの階段は、全部で6段。
 山頂から見渡す大海原は、どこまでも穏やかでした。

宮城県 日和山 遠景

宮城県 日和山 近景

 〈 蒲生干潟 〉本州外周 その19

 〈 松川浦 〉本州外周 その18

 〈 請戸漁港 福島県の最東端 〉本州外周 その17

 〈 震災遺構・請戸小学校 〉本州外周 その16

 〈 「山を越えろ」 災害伝承館 〉本州外周 その15

 〈 立ち入りを阻む二重鉄柵 〉本州外周 その14

 〈 平沼ノ内弁天岬 賽ノ河原 〉本州外周 その13
 
 
 
      前回の問題 解答
 2024年に開催される技能五輪で、次の職種はすべて実施されます。
  A 看護 
  B サイバーセキュリティ
  C 3Dデジタルゲームアート
  D ホテルレセプション
  E れんが積み
 

      今日の問題 
 天保山(大阪市)の標高は、築山時の18mが、地盤沈下で何mになったでしょう。
  A 16.53m 
  B 12.53m
  C  8.53m
  D  4.53m
  E  0.53m
    

 
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