『 クマとの遭遇 』 11月の開進学園だより

 クマ科が地球上に出現したのは約1500~1200万年前で、ヨーロッパから北アメリカに至る広大な範囲で生息していました。
 現生人類であるアウストラロピテクスが出現したのは約20~10万年前で、アフリカ大陸の一部で生息していました。

 クマとヒトが接点を持つのは、ヒトがアフリカ大陸を離れて、世界各地で拡住するようになってからです。
 ヒトは、クマから危害を受けながらも、毛皮を得て寒さに対処できました。

 ツキノワグマとヒグマが日本列島へ渡って来たのは、約50~30万年前です。
 ヒトが日本列島へ渡って来たのは、約5~4万年前です。
 ヒトが日本列島で勢力を伸ばすまでの長い年月、日本列島はクマの勢力範囲でした。

 現在、クマが猛威を振るっています。
 ただし、クマは害獣という側面を持ちつつ、益獣という側面も持っています。
 平地部や里山部をヒトの専有にしてもらう代わりに、奥山部をクマの専有することで、お互いの共存共栄を保てないものでしょうか。

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『 サハラ・サバク 』 10月の開進学園だより

『7月26日から9月7日までの間に 』
    9月の開進学園だより

『 余部鉄橋から新余部橋梁へ 』 8月の開進学園だより

『 大の里・照ノ富士・澤勇 』 7月の開進学園だより

『 阿蘇海・天橋立・与謝海 』 6月の開進学園だより

『 つれづれなるままに 』 5月の開進学園だより

『 東京湾・伊勢湾・若狭湾 』 4月の開進学園だより

『 磁極の南北逆転 』 3月の開進学園だより

『 能登はやさしや土までも 』 2月の開進学園だより
 

     前回の問題 解答
 「21世紀に残したい日本の風景 総合公園の部 第一位」に選出されたのは、宇部市のときわ公園です。
                         

 
 
     今日の問題  
 冬眠中、産まれたクマの赤ちゃんは、体重が何倍に増えるでしょう。
   

    

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