東北地方太平洋沖巨大地震の発生から6ヶ月後の2011年8月、東北地方の太平洋沿岸(福島県・宮城県・岩手県・青森県)を、訪ねました。
牡鹿半島の太平洋側の付け根に当たる女川の町並みは、津波の威力で骨組みだけを残した家屋が続いています。
その内の一軒に、「薬局」の看板が掛かっていました。
店内の奥の壁は無くなっているため、裏通りの様子がすっかり見通せます。
その店内を突き抜けるかのように横たわっていたのは、船底を上に向けた漁船です。
二階建ての公民館の屋上には、大型バスが乗り上げています。
女川町の北に位置する南三陸町を目指して北上川を渡ろうとするも、河口近くの新北上大橋は橋桁が落ちているために通行止めです。
新北上大橋から15kmほど西寄りに架かる飯野川橋へ、迂回しなければなりません。
あの日、巨大津波は、北上川を遡り、河口から約50km上流まで到達しています。
北上川を渡れたと喜んだのも束の間、道路は斜面が崩壊して通行止めのため、さらに内陸部へ迂回します。
ようやく沿岸部へ向かうことができて、南三陸町に到達できました。
ここの街並みも、コンクリートの基礎を残すのみです。
その一隅に、ミッキーマウスの人形が微笑んでいました。
家人の帰宅を待ち望んで。
南三陸町の北隣は、宮城県沿岸部で最北の気仙沼市です。
街外れには、焼けただれた自動車が、何百台も積み上げられています。
街中に、ポツンポツンと残っている家屋も、焼けただれています。
電柱は、かつては一本だったはずが、四カ所で折れ曲がっています。 < つづく >

<東北地方太平洋沖巨大地震 震度分布図 2011年3月11日>
前回の問題 解答![]()
『論語 第六巻 顔淵編 七』で、次の○に入る漢字一字は「兵」です。
三者に於いて何をか先にせん。
日わく、○を去れ。
今日の問題![]()
東北地方太平洋沖巨大地震の直後、気仙沼市で水道が通水不能となった24409戸は、給水戸数の何%に当たるでしょう。
