カテゴリー別アーカイブ: 和歌を詠む

小倉百人一首と藤原定家 その一

 学習環境を整える一環として、BGMを掛けています。
 塾生にアンケート調査をしたところ、「BGMが流れている方が、学習効率が高い」という回答が圧倒的に多かったからです。

 ただし、選曲には細心の注意を払っています。
 学習を阻害してはならないからです。

 ある日、それまでの趣向を変えようと思い立ちました。
 散々考えあぐねた末に選んだCDは、『小倉百人一首』でした。

 その日の学習では、とりわけ国語、特に古文が、いつも以上に快調だったようです。
 もっとも、流す音量はごく小さく、朗詠としては聞き取れなかったでしょうが。 < つづく >

小倉百人一首

 『百人一首』と係り結び
 
 
 
      前回の問題 解答
 「蛤御門の変」は、「禁門の変」や「元治の変」とも呼ばれます。

       今日の問題 
 小倉百人一首の、次の「 」に入る語句は何でしょう。
  「 」のかりほの庵の苫をあらみ
   「 」は露にぬれつつ

 

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〈 眼 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 眼 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

  涙なす思ひ出たどり獨りして 
   眼閉づれば浮かぶ面影 

  背の君の胸にかかれる遠眼鏡 
   わが眼にあてて見にしかの地や 

  君が眼に君が胸にぞこの年は
   弱き吾すら生きとし生きつ 

shikishi harimado (2)

 〈 道 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 悲し 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 時 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 夢 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 生命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 月 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 獨り 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 別れ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 永遠 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 
 
 
      前回の問題 解答
 本州の海岸線に沿った車両通行可能な道路の総延長は、約7000kmです。
 
 

       今日の問題 
 「眼間」は、何と読むでしょう。

 

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〈 道 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 道 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

  生と死の境にありて心深く 
   父はまことの道悟れりと 

  教育の道に生くるも婦となるも 
   助けんとこそ君はのたまふ 

  生徒等と共に往かまし一すぢの
   奉仕の道の美わしくして 

shikishi harimado (2)

 〈 悲し 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 時 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 夢 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 生命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 月 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 獨り 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 別れ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 永遠 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 

       前回の問題 解答
 清少納言は、『枕草子』の第一段で、季節ごとに趣があるものを多数挙げていますが、一つだけ「わろし(感心しない)」ものを挙げています。
 昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も灰がちになりてわろし。
 
 

        今日の問題 
 カレンダーで3月29日は、太陰太陽暦で閏二月八日です。
 前日の閏二月七日に火葬に付された平家の代表的人物は、誰でしょう。

 

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〈 梅苑「花の庭」 北野天満宮 〉春隣の京都紀行 その二

 京都市街の北西部にある北野天満宮へ向かう道は、大勢の人で溢れるようです。
 受験真っ只中ということもあるでしょう。
 そこに、梅の見ごろも重なりました。

 北野天満宮は、菅原道真を祀る神社です。
 菅原道真と言えば、有名な和歌があります。

    東風吹かば
   匂ひおこせよ梅の花
   あるじなしとて
   春を忘るな

 菅原道真が、京都からはるばる九州の大宰府へ左遷させられる際の心情を詠ったとされています。

 北野天満宮の左手奥にある梅苑「花の庭」は、種類によってまちまちですが、全体としては八分咲きと言えます。
 紅梅も、白梅も、春の陽射しを浴びて、気持ちよさそうです。
 「春隣」というより、「春めく」風情の、梅苑「花の庭」でした。

京都 北野天満宮 紅梅

京都 北野天満宮 白梅

 
〈 大文字の火床は雪化粧 〉春隣の京都紀行 その一
 
 
 
      前回の問題 解答
 スカンディナヴィア半島西岸に見られる、氷河による浸食によって形成されたU字谷は、「フィヨルド」と呼ばれます。
 

      今日の問題 
 北野天満宮には、何本ほどの梅の木が植えられているでしょう。
   A 約15本
   B 約150本
   C 約1500本
   D 約15000本
   E 約150000本

 

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〈 悲し 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 悲し 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

  わが心千重の一重も通ひなば 
   嬉しからまし悲し君ゆゑ 

  長所をのみとりたまへれどその事の 
   短所となれる折の悲しさ 

  かへり見るいとまなしとやわが才の
   足らぬを知らぬ人の悲しさ 

shikishi harimado (2)

 〈 時 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 夢 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 生命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 月 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 獨り 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 別れ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 永遠 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さだめ 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 引揚げ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 
       前回の問題 解答
 日本で最後に目撃された動物を記念して、津野町(高知県)に公園が建設されました。その動物(イタチ科)は、ニホンカワウソです。
 

        今日の問題 
 「悲」の「非」は、何が左右に開いた様子を表わしているでしょう。

 

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〈 時 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 時 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

  走りゆく車も遠く静もれる 
   夜ふけにさびし刻む時のみ 

  幼な子の日々の仕草のいとしきに 
   ただ永劫の時は過ぎゆく 

  空間と時におかれし人の身は
   偶然なりや必然混じりて 

shikishi harimado (2)

 〈 夢 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 生命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 月 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 獨り 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 別れ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 永遠 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さだめ 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 引揚げ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 春 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 思ひ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 母 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 
 
       前回の問題 解答
 カツオの消費量で、第1位・高知市は、第19位・千葉市の約六倍です。
   
 

        今日の問題 
 「時辰雀」とは、何という鳥でしょう。
 

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〈 夢 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 夢 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

  夢に出づるまぼろしを追ひ幾山河 
   過ごせし吾は今君にみる 

  美はしき思ひ出をのみ夢みつつ 
   うつし事ども運ばで過ぎぬ 

  幼な子のよき夢見んと枕辺に
   宝船おく今宵なりけり 

shikishi harimado (2)

 〈 生命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 月 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 獨り 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 別れ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 永遠 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さだめ 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 引揚げ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 春 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 思ひ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 母 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 
 
 
       前回の問題 解答
 『戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦』(鈴木まもる 文・絵 あすなろ書房)の、あとがきです。
 
 ほかの「命」のことを思う想像力と行動する勇気があれば、「戦争」をやめることはできると思います。
   
 

        今日の問題 
 宝船の絵に記された次の短歌を、後ろから詠むとどうなるでしょう。

 なかきよのとおのねふりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな

 

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