グローバル化と鎖国 その三

 豊臣秀吉による「拡大再征戦」の行き詰まりを観た徳
川家康は、国外より国内での拡大再生産に励みます。

 外様大名に対して、戦によらず、「武家諸法度」など
を盾にして改易や転封を命じ、譜代大名の領地を増や
していきます。

 新田開発や干拓を推進し、封建政治の経済的基盤た
る水田の面積を、飛躍的に拡大させます。

 「鎖国」と呼ばれる海外貿易制限は、キリスト教取り
締まりなどの理由があるものの、海外貿易を拡大すれ
ば必然的に「拡大再征戦」へ繋がり、江戸幕府を崩壊さ
せかねないと危惧したからかもしれません。
                  <つづく>

   グローバル化と鎖国 その二

   グローバル化と鎖国 その一

 写真は、船乗り達が恐れおののく「南緯40度台」の
激しく上下動する船尾の様子です。

フォーボー海峡 横断 船上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       前回の問題 解答
 「土潤うて溽暑し」の「溽」は、「むし」と読みます。
     

  
        今日の問題 
 江戸幕府が成立して四年後に来日した朝鮮使節団
は、総勢何人だったでしょう。
   A 104人
   B 204人
   C 304人
   D 404人
   E 504人
                 

 
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