人里のサクラ 山里のサクラ その四

 「サ・クラ」説がサクラの語源であるか
どうかは、判然としません。
 それでも、サクラと田植えが深い関係
にあるのは、事実です。

 村にはそれぞれ、田植えを始める指標
となる、サクラの木があります。
 暦が普及していなかった時代、田起し
の作業を開始する目安としたのは、山腹
に残る雪形であったり、木々の芽吹きで
した。
 それ以上に、冬の名残である白色や、
春の到来を象徴する薄緑色の間に、ポァ
ッと浮き出たサクラ色は、サ神様の来訪
かどうかは別にして、田植えの準備を促
す合図と、見て取れたのでしょう。
            <つづく>

人里のサクラ 山里のサクラ その三

人里のサクラ 山里のサクラ その二

人里のサクラ 山里のサクラ その一

sakura hanabira 2019
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 横綱・双葉山は、眼に頼らず、「心で
みる」「からだ全体でみる」と、述べてい
ます。

      今日の問題 
 三好達治(1964年4月5日 永眠)が詠ん
だ『測量船』の次の「 」に入る語句は、
何でしょう。  

  そとでは「 」が散り、 
  山の方から、ひとすじそれを 
  自転車がしいていった。 

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