茶室は戦国の世を その11

 室町時代は、戦国の世の動勢に目を奪われがちですが、経済成長の著しい時代でもありました。

 農業面では、品種改良とともに水車を利用した灌漑などが進み、稲作の生産力が増大します。
 二毛作や三毛作も、広がります。
 織物や漆器など特産物の生産が盛んになり、特産物を売り歩く商人も活躍します。

 経済の成長を背景にして、農村では土一揆が頻発します。
 商人は、座を結成して、権益の独占を目指します。
 貨幣が流通するようになり、酒屋や土倉などの金融業も生まれます。

 貨幣経済が発展すると、生活が贅沢になります。
 金に飽かせて、名物・唐物を買い集め、豪華な茶会が催されます。< つづく >

 茶室 松花堂

 茶室は戦国の世を その10

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 千利休と豊臣秀吉 その15

 

     前回の問題 解答
 第三首の「獨居」は、「ひとりい」です。
                             

 
 
     今日の問題  
 千宗易が晩年に名乗った名前は、何でしょう。
       

    

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