茶室は戦国の世を その7

 織田信長は、名物狩りを徹底し、日本中に存在する内のかなりの割合の名物を手中に収めます。
 そして、功を遂げた武将には、収集した名物の中の一品を、授けます。
 足利将軍家のように権威を繋ぎ止めるための消極策としてでなく、権威を強め高めるための積極策として。

 戦国の世で命を賭け戦うのは、領地を拡張させるためです。
 信長麾下の武将達も、勝ち戦の後に恩賞を受けられるからこそ、信長の命令に従っています。
 それまでよりも高い地位を願う場合があるとしても、恩賞とすれば領地でしょう。

 ところが、領地を授かること自体に、不服を示す例が出てきました。
 面積や地勢など授かる領地の内容が問題ではなく、領地に代わる別な物を賜りたいとの願いです。 < つづく >

 茶室 松花堂

 茶室は戦国の世を その6

 茶室は戦国の世を その5

 茶室は戦国の世を その4

 茶室は戦国の世を その3

 茶室は戦国の世を その2

 茶室は戦国の世を その1

 千利休と豊臣秀吉 その15

 千利休と豊臣秀吉 その14

 千利休と豊臣秀吉 その13

 千利休と豊臣秀吉 その12

 千利休と豊臣秀吉 その11

 

     前回の問題 解答
 谷川岳は、群馬県と新潟県の境界に位置します。 
                             

 
 
     今日の問題  
 特定の武将だけに茶会を催す許可を、何と呼ぶでしょう。
     

    

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