〈 大和三山と大和三山うどん 〉大和紀行その4

 奈良盆地の南部に、三つの山が三角形の各頂点に聳えています。
 東に香久山、北に耳成山、西に畝傍山です。
 併せて、大和三山と呼ばれています。

 大和三山に関して、『万葉集 巻1ー13』に、天智天皇作の長歌が掲載されています。

   中大兄の三山の歌一首
  香久山は 畝傍ををしと 耳成と
  相あらそいき 神代より
  かくにあるらし 古も
  然にあれこそ うつせみも
  妻を あらそふらしき

 三山のうち、どの山を男山と、どの山を女山と診るかは、諸説あるようです。
 いずれにしても、三角関係は古くから続いてきたのでしょう。

 畝傍山・香久山・耳成山の順に大和三山を登っている折、お昼時となりました。
 近鉄大和八木駅前でどの食堂に入るか迷っていると、とある食堂の案内表示に、目が吸い寄せられました。
 なんと「大和三山うどん」と書かれています。

 直ぐさま入店して、「大和三山うどん」を注文します。
 一体どんなうどんなのか、ワクワク、ドキドキです。

 程なく運ばれてきたうどんは、一般的なうどんと変わり映えしないように見えます。
 気を取り直して、うどんをシゲシゲと見回します。
 ようやく、大きな海老天に隠れるように鎮座している「大和三山」を、発見しました。
 三枚の油揚の角を「大和三山」に見立てた、「大和三山うどん」でした。

大和三山うどん

〈 耳成山 〉大和紀行その3

〈 香久山 〉大和紀行その2

〈 畝傍山 〉大和紀行その1

〈 谷川岳天神峠 〉水上紀行その二

〈 大濠公園 〉築紫紀行その18

〈 関門国道トンネル・後編 〉門司紀行その10

〈 中国地方(本州側)の最南端:室津 〉
     本州の海岸線一周 その115

 

     前回の問題 解答
 茶の湯を行う場所は、「茶室」と呼ばれる以前、主に「座敷」と呼ばれていました。
           

 
 
     今日の問題  
 大和三山を、標高の高い順に並べると、どうなるでしょう。
    

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