カテゴリー別アーカイブ: 学習ネットワークを考える会

「箸 一膳」 残る文化・残らない文化 その8

 一人一人が、プラスチック製の箸を買
うのを止め、代わりに木製の箸を買うと
いうように、買い換えの際に、無理のな
い範囲で、プラスチック製品を減らす努
力が必要です。

 何かを買い求める際や、何かを作る際
に、土に同化できる素材かどうか考える
ゆとりが必要です。

 現時点で、生活用品の大半は、土に埋
められません。
 土に埋められる生活用品を、自分の手
で作り出すこともできません。

 それでも、「箸 一膳」の積み重ねが、木
などの自然素材を用いた生活用品づくり
をさかんにしていくことは、まちがいあ
りません。        <つづく>

「土に戻せない廃棄物」 
    残る文化・残らない文化 その7


「木を素材の中心とした生活へ」
    残る文化・残らない文化 その6

「文化生活」 
    残る文化・残らない文化 その5


「木製道具」 
    残る文化・残らない文化 その4


「木器文化」
    残る文化・残らない文化 その3


「樹上生活」 
    残る文化・残らない文化 その2


「倒木」 残る文化・残らない文化 その1

倒木
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 植物の分類上、裸子植物門・イチョウ
綱には、イチョウ目が一つだけ属してい
ます。

  

      今日の問題 
 燃料材(薪炭材)の国内消費量は、2008
年と2018年を比較すれば、増加している
でしょうか、減少しているでしょうか。
 

 
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「土に戻せない廃棄物」  残る文化・残らない文化  その7

 プラスチック製品や原子力発電に伴う
廃棄物など、現代の日常生活を支えてく
れる大半の物は、土に戻せません。
 土に戻せないため、焼却したり、コン
クリートで固めた上で貯蔵したり、莫大
な費用を投じています。
 しかも、安全性が確認されずに、子々
孫々まで健康に被害を起こす可能性があ
ります。

 焼却方法や貯蔵方法を改善するだけで
なく、根本的には、危険な焼却や貯蔵を
しなくて済む素材に、切り替える必要が
あります。

 それは、簡単ではありません。
 時間もかかります。
 政治的な、経済的な、大きい枠組みで
捉えようとしても、非常に難しいことで
す。           <つづく>

「木を素材の中心とした生活へ」
    残る文化・残らない文化 その6

「文化生活」 
    残る文化・残らない文化 その5


「木製道具」 
    残る文化・残らない文化 その4


「木器文化」
    残る文化・残らない文化 その3


「樹上生活」 
    残る文化・残らない文化 その2


「倒木」 残る文化・残らない文化 その1

倒木
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 千畳敷や東後畑棚田は、長門市に属し
ています。

  

      今日の問題 
 用材(木材)の国内消費量は、2008年と
2018年を比較すれば、増加しているで
しょうか、減少しているでしょうか。
 

 
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「木を素材の中心とした生活へ」 残る文化・残らない文化 その6

 私達の生活は、絶えず新素材へ切り替
える一方で、昔ながらの素材も長く使い
続けてきました。
 茶碗や湯飲みは、陶磁器です。
 箸やお椀は、木製です。

 陶磁器は、数千年の歴史を持ちます。
 木器は、数百万年の歴史を持ちます。
 人類史が木器文化に貫かれているとす
るなら、木器文化の時代を、他の文化時
代と区分する必要はなくなります。

 とはいえ、時代は、長い長い木器のみ
の時代から、木器に加えて石器や陶磁器
や鉄器などなど様々な素材開発に必死だ
った時代を経て、あらためて木を素材の
中心に据える時代に入りつつあります。
 言い換えれば、木を素材の中心とした
生活へ、積極的に移行しなければならな
い時機に来ています。   <つづく>

「文化生活」 
    残る文化・残らない文化 その5


「木製道具」 
    残る文化・残らない文化 その4


「木器文化」
    残る文化・残らない文化 その3


「樹上生活」 
    残る文化・残らない文化 その2


「倒木」 残る文化・残らない文化 その1

倒木
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 経済協力開発機構の調査によれば、世
界のプラスチックごみ発生量は、1980年
の約50000万トンに比べ、2015年は六倍
の約3億トンへ激増しています。

  

      今日の問題 
 木材の国内需要は、2008年と2018年を
比較すれば、増加しているでしょうか、
減少しているでしょうか。
 

 
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「文化生活」 残る文化・残らない文化 その5

 木器文化を独立した項目として扱わな
い歴史観は、石器文化より青銅器文化が、
青銅器文化より鉄器文化が、すぐれてお
り、旧来の文化は新規の文化に取って代
わられたと、考えます。

 家の中をどれだけ探しても、石器や青
銅器を見つけることは、おそらくできな
でしょう。
 現代は、鉄器文化というより、アルミ
ニウムなど多様な金属器文化、あるいは
石油化学文化、または電気文化・・・と、
言えるかもしれません。
 いずれにしても、すさまじい技術開発
により、新素材が矢継ぎ早に登場し、旧
素材は次々と交代させられます。

 昨日より今日の方がすばらしい文化生
活となり、今日より明日の方がさらにす
ばらしい文化生活になると、思えました。
 このような思いは、かなり実現してい
ます。
 ただし、文化生活の進展は、生活環境
の悪化も伴っていました。 <つづく>

「木製道具」 
    残る文化・残らない文化 その4


「木器文化」
    残る文化・残らない文化 その3


「樹上生活」 
    残る文化・残らない文化 その2


「倒木」 残る文化・残らない文化 その1

倒木
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 向津具半島は、「むかつく」半島と、読
みます。

  

      今日の問題 
 使用された道具を基にして、紀元前35
00年ごろからは、何時代と呼ばれて
いるでしょう。
  A 木器時代
  B 石器時代
  C 青銅器時代
  D 鉄器時代

 
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「江戸時代中期後期の絵画」 11月のわくわく学習会

 安土桃山時代から江戸時代初期にかけ
て、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康などの
権力者の意向に添った絢爛豪華な絵画と
は一線を画した風俗画が、描かれるよう
になります。
   田植えする農民
   紅葉狩りをする人々
   夕涼みをする家族
   雨宿りをしに殺到した身分も年代
  も様々な人々
   ・・・
 普段の日常生活が、主題となっていき
ます。

 江戸時代の中期・後期は、浮世絵に代
表されるように、その傾向がますます強
まります。
 経済力を高めた町民が高い関心を持つ
物が 絵画の中心をなすようになります。

 神田外語大学で開催されている企画展
「長崎屋の二階 シーボルト以前の蘭学
開花」を、観賞してきました。

 江戸町民は、長崎の出島から江戸へや
ってきたオランダ商館一行に、好奇心が
ふくらんだことでしょう。
 オランダ商館一行の宿舎となった宿・
長崎屋には、中の様子を一目見ようと、
町民が集まっています。
 宿の広間では、オランダ人と日本人が、
服装を取り替えて、宴会を催しています。
 絵画を通して、江戸時代後期の様子が
よく伝わってきます。

 11月のわくわく学習会は、10月のわく
わく学習会(安土桃山・江戸時代初期の絵
画)に続き、江戸時代中期後期の絵画を見
つめます。

  < 11月のわくわく学習会 >
と き  11月16日(土)14時~15時
ところ  開進学園
テーマ  江戸時代中期後期の絵画
参加費  100円
連絡先  電話 043-273-6613(14時から)
メール  wakuwaku@kaishin.jp.net

 < わくわく学習会 最近のテーマ >
十月  安土桃山・江戸時代初期の絵画
九月  鎌倉・室町時代の絵画
七月  平安時代の絵画
六月  日本絵画の歩み
五月  大相撲の静と動 
四月  世方と角界 
三月  くずし字で読む古文 第六回 
二月  くずし字で読む古文 第五回 
一月  くずし字で読む古文 第四回

十二月 くずし字で読む古文 第三回
十一月 くずし字で読む古文 第二回
十月  くずし字で読む古文 第一回
九月  さわやかな目覚め
七月  睡魔とのつきあい方
六月  雲の不思議
五月  富士山 大噴火
四月  腸内環境と発酵食品
三月  口の中 体の中
二月  精神病院の存在
一月  苦悩を手放す方法

十二月 心の病と精神療法
十一月 朝鮮王朝と女性の力
十月  李氏朝鮮 500余年
九月  歴史と風水
七月  風水は迷信か
六月  食用油を科学する
五月  「クラッシャー上司」
    と「サイコパス」
四月  暮らしと貨幣
三月  応仁・文明の乱
二月  数字の民俗学
一月  魔除け 厄除け

十二月 柳田国男と『遠野物語』
十一月 日本の山岳信仰
十月  九州の古代文化
九月  日本列島と火山
七月  深海 水圧と地形
六月  ブラックホールと宇宙の謎
五月  宇宙の誕生
四月  人類の進化と環境
三月  睡眠効率
二月  日本の舞いと踊り
一月  囲碁と将棋の魅力

十二月 色の文化 赤と白と青と
十一月 麻とともに歩んできた道
十月  衣服の遷り変わりと日本の歴史
九月  日本のお菓子
七月  上方落語と東京落語
六月  俳句の力
五月  花道と華道
四月  茶の道
三月  日本史と能
二月  能の魅力
一月  白樺派と大正前期

長崎屋の二かい
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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      前回の問題 解答
 1477年の11月11日、大内政弘らの大軍
勢が京都を後にして収束した応仁の乱は、
11年も続きました。

 

      今日の問題 
 オランダ商館長・プロムホフに贈られ
た『長崎屋宴会図』は、今回何年ぶりに
日本へ里帰りしたのでしょう。
  A   2年ぶり
  B  12年ぶり
  C 112年ぶり
  D 1112年ぶり

 
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「木製道具」 残る文化・残らない文化 その4

 チンパンジーの生態研究によれば、木
の枝を用い、ハチミツを取り出して食べ
るそうです。
 ニホンザルの生態研究によれば、堅い
木の実を、石を用いて砕き、食べるそう
です。
 類人猿がこのように道具を用いている
なら、人類の祖先も、木の枝や石を使用
していたと、想像できます。

 時代が経るにつれ、自然石は、砕いて
使い易い打製石器へ、磨いてさらに使い
易くなった磨製石器へと、進化します。
 一方、自然の状態の木の枝は、折った
り、曲げたり、切ったり、穴を開けたり、
様々な工夫を施して、どんどん使い易く
したと推測できます。

 しかし、石器と異なり、木製道具はほ
とんど残りません。
 数万年、数十万年もの長い歳月は、木
製道具を土に返してしまいます。
             <つづく>

「木器文化」
    残る文化・残らない文化 その3


「樹上生活」 
    残る文化・残らない文化 その2


「倒木」 残る文化・残らない文化 その1

倒木
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 織田信長ら絶対君主の要請に応える絵
画を描く集団は、狩野派と呼ばれました。

 

      今日の問題 
 三内丸山遺跡(青森県)に残された、直
径約1mの六つの穴から、何が解るでしょ
う。

 
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「江戸時代中期後期の絵画」 11月のわくわく学習会

 1576年正月、織田信長は琵琶湖の半島・
安土山(当時)に、壮大な城を築くと宣言
します。

 1582年正月、織田信長は完成した安土
城に家臣を集め、祝宴を催します。
 建造物としてだけでなく、城内を埋め
尽くした絢爛豪華な絵画の数々に、感嘆
の声が渦巻いたことでしょう。

 1582年六月、織田信長は本能寺(京都)
にて、無念の死を迎えます。
 安土城は、明智光秀が一時滞在するな
ど、しばらくは主無き城として存続しま
したが、炎上して果てます。
 狩野永徳らが描いた、贅を尽くした金
碧障壁画などもろともに。

 11月のわくわく学習会は、10月のわく
わく学習会(安土桃山・江戸時代初期の絵
画)に続き、江戸時代中期後期の絵画を見
つめます。

  < 11月のわくわく学習会 >
と き  11月16日(土)14時~15時
ところ  開進学園
テーマ  江戸時代中期後期の絵画
参加費  100円
連絡先  電話 043-273-6613(14時から)
メール  wakuwaku@kaishin.jp.net

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      前回の問題 解答
 10月24日18時から25日18時までの24時
間降水量は、市原市で285mm(観測史上最
大)に達しました。

 

      今日の問題 
 織田信長ら絶対君主の要請に応える絵
画を描く集団は、何派と呼ばれたでしょ
う。

 
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