カテゴリー別アーカイブ: 本に囲まれて

壊れる前に その一

 表現学習のテーマに〈なぜ勉強するのか〉を取り上げました。
 いつかは取り組みたいと思いながら、長年に渡り保留してきたテーマです。

 社会的なテーマなら、自分自身と距離を置いて、客観的に見つめることができます。
 それにひきかえ、自分自身のこととなると大変です。

 〈なぜ勉強するのか〉というテーマは、他の種々のテーマ以上に多様な考え方ができるでしょうし、一個人の中にいろいろな思いが混在しているでしょう。
 さらに、適切な資料に出会えずにいました。

 ようやく出会えたのが、千葉県内の高校生を対象にした『意識調査報告書』の「勉強する理由」でした。
 将来の夢をかなえたいから      69.0%
 テストでいい点数を取るとうれしいから65.5%
 世の中で役に立つ人になりたいから  54.3%
   ・・・
          < つづく > 

 壊れた脳

 〈 なぜ勉強するのか 〉表現学習の作品から

 
       前回の問題 解答
  ヨーロッパ大陸の南東部に突き出た、東は黒海・南はエーゲ海と地中海・西はアドリア海に面した地域に横たわる山脈は、19世紀前までバルカンと呼ばれていました。
 

        今日の問題 
  千葉県内の高校生を対象にした『意識調査報告書』の「勉強する理由」で、「いい大学に入りたいから」は何%だったでしょう。
   A 72.4%
   B 62.4%
   C 52.4%
   D 42.4%
   E 32.4%

 

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〈 時 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 時 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

  走りゆく車も遠く静もれる 
   夜ふけにさびし刻む時のみ 

  幼な子の日々の仕草のいとしきに 
   ただ永劫の時は過ぎゆく 

  空間と時におかれし人の身は
   偶然なりや必然混じりて 

shikishi harimado (2)

 〈 夢 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 生命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 月 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 獨り 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 別れ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 永遠 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さだめ 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 引揚げ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 春 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 思ひ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 母 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 
 
       前回の問題 解答
 カツオの消費量で、第1位・高知市は、第19位・千葉市の約六倍です。
   
 

        今日の問題 
 「時辰雀」とは、何という鳥でしょう。
 

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〈 夢 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 夢 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

  夢に出づるまぼろしを追ひ幾山河 
   過ごせし吾は今君にみる 

  美はしき思ひ出をのみ夢みつつ 
   うつし事ども運ばで過ぎぬ 

  幼な子のよき夢見んと枕辺に
   宝船おく今宵なりけり 

shikishi harimado (2)

 〈 生命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 月 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 獨り 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 別れ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 永遠 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さだめ 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 引揚げ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 春 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 思ひ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 母 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 
 
 
       前回の問題 解答
 『戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦』(鈴木まもる 文・絵 あすなろ書房)の、あとがきです。
 
 ほかの「命」のことを思う想像力と行動する勇気があれば、「戦争」をやめることはできると思います。
   
 

        今日の問題 
 宝船の絵に記された次の短歌を、後ろから詠むとどうなるでしょう。

 なかきよのとおのねふりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな

 

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絵本『戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦』

 第一次世界大戦が始まって、五ヶ月が経ちました。
 戦争指導者達が優雅な生活を送っている一方で、最前線に立たされている兵士達は惨めな生活を送らなければなりません。
 銃砲が鳴り止まず、絶えず生死の境を彷徨う状況です。
 12月の寒空の下でも、衣食住に事欠き、熟睡もできぬ塹壕生活が続きます。

 12月24日、「敵方」塹壕から、クリスマスの歌声が響いてきます。
 即座に「味方側」塹壕からも、クリスマスの歌声が沸いていきます。

 明けて12月25日、「敵方」塹壕から、一人の兵士が歩み寄ってきます。
 即座に「味方側」塹壕からも、一人の兵士が歩み寄って行きます。

 二人の兵士だけでなく、次から次へと兵士達が塹壕を抜け出し、手と手を取り合っていきます。
 もちろん、兵器を携えてはいません。
 急拵えのボールで、サッカーもしています。

 戦争導者達には、戦争を遂行すべき考えがあるのでしょう。
 しかし、兵士達には、向こう側の塹壕にいる兵士達を殺さなければならない理由が分かりません。
 共に歌い、サッカーに興じられる仲なのですから。

 残念ながら、クリスマス休戦は、1914年だけでした。
 戦争が長引けば、反目や憎しみが増して人間性が失われ、人間が兵器に同化してしまうからです。

 多くの人々は、人を殺したくありません。
 戦争は、悲劇しか生みません。 
 兵器さえなければ、戦争は起きません。

 
戦争をやめた人たち 表紙

戦争をやめた人たち 裏表紙

『愛国主義か平和か』トルストイ 著

『胸に手を当てて考えよう』トルストイ 著

『歌集 小さな抵抗』

 
 
 
       前回の問題 解答
  ユズの可食部100gあたりにビタミンDは、果汁で0.2mg含まれているのに対し、果皮で3.4mg含まれています。
   
 

        今日の問題 
 『戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦』
    鈴木まもる 文・絵 あすなろ書房
 あとがきで、「 」と「 」に入っている語句は何でしょう。

 ほかの「 」のことを思う想像力と行動する勇気があれば、「 」をやめることはできると思います。

 

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〈 生命 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 生命 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

  限りある生命なれどもたらちねの 
   永遠の息吹きは今もこだます 

  変りゆく世に生命ある君にして 
   永遠に生きませと吾が願いつる 

  すくすくと伸びゆく梢の猛ましく
   吾子の生命もかくあらめやも 

shikishi harimado (2)

 〈 月 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 獨り 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 別れ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 永遠 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さだめ 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 引揚げ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 春 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 思ひ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 母 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 

       前回の問題 解答
 1917年12月6日にロシアから独立した国は、フィンランドです。
 
 

 
        今日の問題 
 太陽が黄経240度を通過する日(2022年は11月22日)を、二十四節気で何と言うでしょう。

  
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〈 月 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 月 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

  はり窓にゆらぐ木陰をうつしつつ 
   光さやけく月はのぼりぬ 

  あめつちに我ひとりなる心地して 
   見るは寂しも臥待の月 

  子と見ればこころ打たれぬ有明の
   さやけき月は物云はねども 

shikishi harimado (2)

 〈 獨り 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 別れ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 永遠 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さだめ 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 引揚げ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 春 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 思ひ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 母 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 息吹 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 

       前回の問題 解答
 千葉市の「市の花」は、オオガハスです。
 
 

 
        今日の問題 
 「臥待の月」は、太陰太陽暦で何日の月でしょう。
 

 
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汽車時間表 第一巻 第一號

 日本で鉄道が開業してから150年になる、10月14日の鉄道記念日を前に、復刻された『汽車時間表 第一巻 第一號』を、寄贈していただきました。
 鐵道省運輸局が編纂し、大正十四年四月一日に発行されたものです。

汽車時間表 表紙

 1ページ 東京以西聯絡 東京➡長崎・鹿児島
 2ページ 東京以西聯絡 長崎・鹿児島➡東京
 3ページ 東京以北聯絡 東京~稚内・根室
 4ページ 青森・金澤・鳥取・下關間聯絡

 日本列島を縦断した後は、海外との連絡になります。
 5ページ 日本・支那間聯絡  東京~釜山・上海・北京
 5ページ 日本・滿州間聯絡  東京~釜山・大連・滿州里
 6ページ 日本・西比利亞聯絡 東京~大連・滿州里

汽車時間表 満州

 137ページは、總武本線及成田線です。
 總武本線は、兩國橋~銚子間で、兩國橋止まりでした。
 東京駅~上野駅に鉄道は無く、現在のような山手線も京浜東北線も無い時代でした

汽車時間表 千葉

 181ページは、南滿州鐵道京釜・京義・京仁線です。
 大韓帝国は、1910年に大日本帝国に併合され、朝鮮民族抹殺政策が進められました。
 その象徴の一つが、東海道及山陽本線・連絡汽船・京釜本線(釜山~京城)・京義本線(京城~安東)からなる「連帯線」です。
 なお、京義本線で固く結ばれていた京城(ソウル)と平壌(ピョンヤン)は、現在深い断絶状態にあります。

汽車時間表 朝鮮

 
 
       前回の問題 解答
 次の式の◯と△に入る数字は、7と8です。
  4+5+6=◯+△
 
 

 
        今日の問題 
 『汽車時間表 第一巻 第一號』における驛名索引は、何順でしょう。
 

 
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