〈 上総堀り 〉房総紀行

 君津市などからなる上総地方の地下構造は、水を透
しやすい地層と、水を透しにくい地層が、交互に重な
っています。
 それらの地層の圧力がかかるため、水を透しやすい
地層まで孔が通じれば、水は自然に湧き出します。
 このような地形的条件を利用しようと開発された井
戸掘り技法が、上総堀りです。

 江戸時代は、鉄製の棒を用い、30~50mほど掘って
いました。
 明治時代になり、樫の棒を用い、90~110mほど掘
れるようになります。
 その後、タケヒゴを用いるようになると、360~550
mほども掘れるようになります。

 上総堀りは、飲用水や農業用水だけでなく、温泉や
石油などの掘削にも活躍します。
 さらには、道具に費用をかけられない発展途上国で
も、国際的な貢献をしています。

〈 雨城の井戸 〉        房総紀行

〈 濃溝の滝・亀岩の洞窟 〉   房総紀行

〈 和風家屋の市民会館 〉    房総紀行

〈 関宿での洪水対策 〉      房総紀行

〈 三密・三県 〉         房総紀行

〈 早苗の棚田・大山千枚田 〉    房総紀行

〈 関宿城 〉           房総紀行

〈 野島崎 〉           房総紀行

〈 頼朝伝説の岩屋 〉       房総紀行

〈 野島埼灯台 〉         房総紀行

〈 洲崎灯台 〉           房総紀行

〈 平和都市・館山 〉         房総紀行

〈 デンマーク式風車 〉       房総紀行

〈 一等三角点 高神村 〉      房総紀行

〈 阿玉台 貝塚と梅林 〉       房総紀行

〈 犬岩 〉             房総紀行

〈 長崎鼻と宝満 〉         房総紀行

〈 恐竜時代の地層の上に 犬吠埼灯台 〉房総紀行

〈恐竜時代の地層の上に 君ヶ浜〉  房総紀行

〈 海の三大難所 銚子河口 〉    房総紀行

上総掘り
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       前回の問題 解答
 全三巻の『古事記』に対し、『日本書紀』は全三十
巻と系図一巻から成ります。
     

 
        今日の問題 
 上総堀りの最深掘削記録は、何mでしょう。
   A  約600m
   B  約800m
   C 約1000m
   D 約1200m
   E 約1400m
                 

 
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