〈 与謝野晶子歌碑公園 〉水上紀行その六

 与謝野晶子は、水上の地を、何度も訪れています。
 そこで造られたのが、与謝野晶子歌碑公園です。
 諏訪峡・笹笛橋の右岸には、九基の歌碑が立ち並んでいます。

  利根の洲の白きあたりにかじか鳴き
   温湯川より夕風のぼる

  吊橋と舞へる燕を中にして
   両つの岸にすもも花咲く

 与謝野晶子歌碑公園の中央に立つ碑には、代表作とも言える詩が刻まれています。

 『君死にたまふことなけれ
   旅順口包囲軍の中に在る弟を歎きて』

  あゝをとうとよ、君を泣く、
   君死にたまふことなけれ、
  末に生まれし君なれば
   親のなさけはまさりしも、
  親は刃をにぎらせて
   人を殺せとをしへしや、
  人を殺して死ねよとて
   二十四までをそだてしや。

 1904年2月、日露戦争が開戦します。
 1904年8月、旅順で総攻撃が始まります。
 1904年9月、『君死にたまふことなけれ』は発表されました。

与謝野晶子 歌碑公園 1

〈 諏訪峡・笹笛橋 〉水上紀行その五

〈 利根川・諏訪峡 〉水上紀行その四

〈土合駅:地上ホームと70m下の地下ホーム〉 水上紀行その三

〈 谷川岳天神峠 〉水上紀行その二

〈 谷川岳ロープウェイ〉水上紀行その一

〈 大濠公園 〉築紫紀行その18

〈 関門国道トンネル・後編 〉門司紀行その10

 

     前回の問題 解答
 摂政が導入されたのは866年で、皇太子が制度化されたのは689年です。
          

 
 
     今日の問題  
 与謝野晶子の次の歌の○○○に入る漢字は、何でしょう。
   岩の群おごれと阻む力なし
    矢を射つつ行く若き○○○
       

    

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