分け入っても分け入っても青い山
種田山頭火の代表作です。
山頭火は、大地主の長男として生まれ、裕福な幼少時を送ります。
しかし、10歳の時、母親が投身自殺します。
26歳の時、新しく始めた酒造業が二年で行き詰まり、家屋敷を売却します。
34歳の時には、父親は消息が不明となり、弟は自ら命を絶ちます。
このような波乱を踏まえて、42歳で出家します。
43歳からは、句作の旅に日本各地へ出向きます。
河東碧梧桐に始まる、それまでの俳句と一線を画す自由律俳句です。
五七五の定型を廃し、季語や切れ字を用いない俳句です。
57年の生涯で作った俳句は、12000を超すと言われています。
その中の三句です。
また見ることもない山が遠ざかる
けふもいちにち風を歩いてきた
どうしようもない私が歩いている
防府市(山口県)は種田山頭火のふるさとで、山頭火ふるさと館には山頭火の足跡が展示されています。
〈 唐戸市場とフクマネキン 〉
本州の海岸線一周 その107
〈 世界一小さい下関漁港閘門 〉
本州の海岸線一周 その105
〈 本州最西端・毘沙ノ鼻 〉
本州の海岸線一周 その104
〈 角島大橋 〉本州の海岸線一周 その103
前回の問題 解答![]()
本能寺の変の前日、本能寺で大茶会が催されました。
今日の問題
種田山頭火による次の俳句の○と○に入る漢字は、何でしょう。
また一枚脱ぎ捨てる○から○

