茶室へ直接出入りする躙り口では、秀吉であろうと、どんなに身分が高かろうと、身を屈まずには入れません。
身を屈めてから入ることによって、茶室の狭い空間を、広く見せる効果を狙っている面もあるでしょう。
ただし、それだけではありません。
位の高い人物が、位の低い人物と同じように、頭を下げて身を屈めるのです。
位の低い人物が、位の高い人物と同じように、入室できるのです。
茶室の躙り口は、俗世における階級差や身分差を断ち切らせようとしたとも、考えられます。
一種の下克上とも、言えます。< つづく >

前回の問題 解答![]()
博報堂の「どのような時間を増やしたいですか」というアンケート調査で、2024年の第四位は、「家族と過ごす時間」でした。
今日の問題![]()
茶室内へ、大刀と小刀を持ち込めたでしょうか。
