カテゴリー別アーカイブ: 学習塾

『 四肢を超えたヘビ 』 1月の開進学園だより

 ヘビには、「上顎と下顎を独立して動かせ、自分の体より大きい獲物を飲み込める」などの特徴があります。
 ただし、「足が無い」ことは、ヘビを他の動物と区分する特徴ではありません。

 ブラジルからは、4本の足を持つヘビの化石が出土しています。
 アルゼンチンからは、2本の持つヘビの化石が出土しています。

 ヘビ類は、「四肢 → 二肢 → 無肢」の道を辿ってきたと言えます。
 その道筋は、「足の退化・欠失」ではなく、「足の進化・多数化」を意味します。

 ヘビには、たくさんの腹板があります。
 腹板は、個々別々に動かせます。
 100を超える腹板は、100を超える足に相当します。

 「蛇腹」を手に入れたヘビは、様々に動き回れます。
 狭い所へも、高い所へも、水面でさえも、移動できます。
 ヘビは、四肢を超えた存在です。

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『 しなざかる 』 12月の開進学園だより

『 二つのヘルツ 』 11月の開進学園だより

『 太古のニホン島 』 10月の開進学園だより

『 台風の盛衰 』 9月の開進学園だより

『 二大水系と越後平野 』 8月の開進学園だより

『 縄文の日々 』 7月の開進学園だより

『 皐月の松島・月の松島 』 6月の開進学園だより

『 海中から 陸上へ 大空へ 』 5月の開進学園だより

『 最上川水系 』 4月の開進学園だより

 

     前回の問題 解答
 日本三大曳山まつり・日本三大美祭り・ユネスコ無形文化遺産になっているのは、秩父の夜祭りです。
      
 

 
     今日の問題  
 次のことわざの〇〇に入る語句は何でしょう。
   〇〇はムカデの足知らず
    ムカデは〇〇の腹知らず
         

 

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文化としての数学 その四

 古の時代、文字の読み書きができる人数が限られたように、算術ができる人も非常に限られていました。
 まして、学問として数学を学ぶ人は、ほんのわずかでした。
 その少数の人々は、それぞれに学派を形成し、学派の中に籠もっていました。

 例えば、紀元前5世紀ごろのピタゴラス学派は、「数こそ、ものの本質である」と考え、秘密結社を設立して研究に勤しんでいました。
 数の研究が進む中、「すべての数は割り切れる」と信じていたにもかかわらず、正方形の一辺の長さと対角線の長さに「例外の関係」が発見されます。
 現代における、「1:√2」という関係、有理数と無理数の関係です。
 この「例外の関係」は厳重な部外秘とされ、口外した弟子は殺害されたとも伝えられています。

 やがて、有理数と無理数の関係は、例外でなく普遍的な真理であることが浸透していきます。
 日本では、大工さんなどが利用する曲尺にも、√2が使われています。
 古くは法隆寺などの建立に際して、√2を用いた痕跡が残っています。 < つづく >

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 文化としての数学 その三

 文化としての数学 その二

 文化としての数学 その一

 日本の地理上の中心 その六  

 数学と花丸 その八

〈 墓石に残る分数 〉分数の存在 その八

〈 巡る数字 142857 〉おもしろ算数 その五

 

     前回の問題 解答
 除夜の鐘のうち、百七回は旧年中に、最後の一回は新年になってから、鐘を突きます。
      
 

 
     今日の問題  
 次の計算をして下さい。
  A 12 × 42 =
  B 21 × 24 =
  C 23 × 64 =
  D 32 × 46 =
         

 

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文化としての数学 その三

 今を去ること400年ほど前、面積が約59㎢(花見川区の約1.7倍)もの島が、数万円分の酒や日用雑貨と交換して、買い取られました。
 数万円分の島は、後に「マンハッタン」と名付けられ、世界経済の中心地として巨万の富を生み出し続けています。

 「史上最大のバーゲン」と揶揄されるこの売買は、現地のネイテブアメリカンが島の経済的価値を理解していなかったために起きてしまいました。
 「マンハッタン」に限らず、アメリカ大陸のそこかしこが、ネイテブアメリカンの不理解をいいことに、不当な安価で買い取られていきます。

 アメリカ大陸ばかりではありません。
 日本でも、世界各地でも、先住民の土地が、不当な安価で買い取られていきます。

 「計算高く」なる必要は、もちろんありません。
 とはいえ、自分たちの生活を守るためには、計算ができないととんでもない事態に陥りかねません。

 だからといって、利息計算が分からなかったため、雪だるまのように増える借金などに苦しめられないように、算数・数学を学ぶのでしょうか。< つづく >
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 文化としての数学 その二

 文化としての数学 その一

 日本の地理上の中心 その六  

 数学と花丸 その八

〈 墓石に残る分数 〉分数の存在 その八

〈 巡る数字 142857 〉おもしろ算数 その五

 

     前回の問題 解答
 「任にたえる」は、「任に堪える」です。
      
 

 
     今日の問題  
 次の計算をして下さい。
  A 1×1×1+5×5×5+3×3×3=
  B 3×3×3+7×7×7+1×1×1=
         

 

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〈 寒さ 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』( 二瓶カヨ子 作 千葉日報社 )から、〈 寒さ 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

 シベリアの寒さに堪えて背の君よ  
  さきくありこせまた逢ふ日まで  

 七十の命尊み往く道の 
  霜白くして謡場に馳せ居り 

 寒なれど雨垂れのおとの折々に 
  ひる下りゆく陽のあわくして 

shikishi harimado (2)

 〈 落葉 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 父 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さびし 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 せせらぎ 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 思い出 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 独居 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 つとめ 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 面影 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 兄君 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 

     前回の問題 解答
 「知知夫彦命」は、「ちちぶひこのみこと」です。 
      
 

 
     今日の問題  
 「任にたえる」は、「任に耐える」でしょうか、「任に堪える」でしょうか。
       

 

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冬至ユズ湯の始まり その四

 果樹が、芽を出してから実を結ぶまで、長い時間がかかることを表す、言い伝えがあります。
  桃栗三年柿八年
 「モモやクリは三年かかる」、「カキは八年かかる」と言われ、それぞれ一定しています。

 対してユズに関する言い伝えは、何種類もあります。
  柚子は九年でなりかねる
  柚子は遅くて十三年
  柚子の大馬鹿十六年
  柚子の馬鹿めは十八年
  柚子の大馬鹿三十年

 何年経っても実を結ばないユズに、昔からジリジリさせられてきたのでしょう。
 それならば、実を結ぶまで長い期間がかかると、初めから覚悟を決めてはいかがでしょう。
 実際には長い期間がかかったとしても、心理的には余裕が保てます。
  柚子はスイスイ十八年  < つづく >

ユズ ざる盛り

    冬至ユズ湯の始まり その三

    冬至ユズ湯の始まり その二

    冬至ユズ湯の始まり その一

 

     前回の問題 解答
  A 1+5+8+12=26
  B 2+3+10+11=26
  C 1×1+5×5+8×8+12×12=234
  D 2×2+3×3+10×10+11×11=234
      
 

 
     今日の問題  
 次のことわざの〇〇に共通する漢字は、何でしょう。
   〇〇の木に裸で登る
   〇〇の木に逆立ち
       

 

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文化としての数学 その二

 ペルー出身の塾生がいました。
 日系二世のお父さんが貿易業を営んでいる関係で、まだ10歳でありながら、日本とペルーとの間をたった一人で往来していました。

 日本~ペルーに、直行便はありません。
 アメリカ経由でロサンゼルスに一泊し、翌日ペルー行きの便に乗り継ぐのだそうです。

 お父さんは、国内の一人旅でも難しい年頃で、海外の一人旅ができることを高く評価していました。
 その一方で、計算力の不足を心配していました。

 買い物を現金で支払わなければならない際、代金の金額を考慮せず、いつも高額紙幣を渡して、多量のおつりを受け取るからです。< つづく >
教室内 カクタス 本棚

 文化としての数学 その一

 日本の地理上の中心 その六  

 数学と花丸 その八

〈 墓石に残る分数 〉分数の存在 その八

〈 巡る数字 142857 〉おもしろ算数 その五

 

     前回の問題 解答
 地球上で体重が最も軽くなるのは、赤道上です。
      
 

 
     今日の問題  
 次の計算をして下さい。
  A 1+5+8+12=
  B 2+3+10+11=
  C 1×1+5×5+8×8+12×12=
  D 2×2+3×3+10×10+11×11=
       

 

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〈 科学月刊誌『ニュートン』を参考に 〉表現学習の作品から

 今回の表現学習は、科学月刊誌『ニュートン』を参考にしながら、関心があるテーマについて考えをまとめてもらいました。

 科学月刊誌『ニュートン』2024年1月号~6月号の主な記事は、次の通りです。
  1月号 文字や音に色を感じる特異な感覚
  2月号 科学の名著大図鑑
  3月号 時間は存在するのか
  4月号 能登半島巨大地震
  5月号 哺乳類 進化の不思議
  6月号 科学と倫理の交差点

 Aさんは、「コマーシャル」を採り上げています。
 映像的・音響的・その他様々に進化するコマーシャルに、嗅覚的要素が加わるかもしれません。

 Bさんは、「メンタル」を採り上げています。
 脳内物質によってつくり出されるメンタルの変化をコントロールする方法を、考案しています。

2024 12 nyu-ton

〈 オリンピック・パラリンピック 〉表現学習の作品から

〈 発明・開発物語 〉表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 欲しいもの・欲しい時間 〉表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 失敗について 〉表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 変 身 〉表現学習の作品から

 

     前回の問題 解答
 美の山公園から見渡せる秩父盆地は、約1700~1500万年前、「古秩父湾」でした。
     
 

 
     今日の問題  
 地球上で体重が最も軽くなる地点は、どこでしょう。
       

 

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