カテゴリー別アーカイブ: 学習塾

千利休と豊臣秀吉 その4

 豊臣秀吉が戦功を積み上げてのし上がってきたのに対して、明智光秀は目立った戦功がないにもかかわらず、常に主要な地位を占めてきました。
 他の武将達には無い、足利将軍家や公家との太いパイプと室町文化への深い造詣が、背景にあったからです。

 織田信長による天下取りは、近畿一円を済ませ、中国地方・四国地方・九州地方へ進んでいました。
 足利将軍家や公家の力を借りるまでもない段階へ、入っていました。
 また、それまでの室町文化とは異なる、茶の湯を代表とする安土文化が花開き始めていました。

 光秀は、茶の湯を御政道として利用する信長のやり方や、茶の湯にすっかりはまり込んでいる秀吉を、苦々しく思っていたことでしょう。 < つづく >
茶室 松花堂

 千利休と豊臣秀吉 その3

 千利休と豊臣秀吉 その2

 千利休と豊臣秀吉 その1

 皐月の歴史・水無月の歴史 その七

 いつから「日本」に その八

 

     前回の問題 解答
 日本海沿いで、島根県側西端の益田市に隣接する、山口県側東端の市町村は、「萩市」です。
  

 
 
     今日の問題  
 豊臣秀吉が、本能寺の変の翌年から大規模に築き始めたのは、何城でしょう。
         

 

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千利休と豊臣秀吉 その3

 数多くの名器を少人数の家来で警護していた本能寺は、夜襲をかけられ、炎上します。
 それでも織田信長は、自身の死体を残さなかったのみならず、名器も一切残さなかったと、伝えられています。

 謀反を起こしたのは、明智光秀です。
 光秀は、信長が「自分の跡を託すのは、光秀だ」と念頭に置いていた心の内を、謀反の後に知ることとなります。

 それにしても、光秀はなぜに謀反を起こしたのでしょう。
 光秀に対して、信長が数々の屈辱的な言動を行ったからかもしれません。
 豊臣秀吉の配下として、中国地方の平定戦役に加わる役割が、苦々しかったかもしれません。

 そうした政治的側面はさておき、光秀は、信長麾下の錚々たる武将達に対して、かなり自負していたのは間違いないでしょう。
 一つは、足利将軍家や公家との、太いパイプです。
 もう一つは、室町文化への、深い造詣です。 < つづく >

茶室 松花堂

 千利休と豊臣秀吉 その2

 千利休と豊臣秀吉 その1

 皐月の歴史・水無月の歴史 その七

 いつから「日本」に その八

 

     前回の問題 解答
 2022年の平均寿命で、千葉県内市区町村別の、女性第一位と男性第二位は、千葉市美浜区です。
 

 
 
     今日の問題  
 茶の湯とともに、連歌にも造詣が深く、次の発句を残したのは、誰でしょう。
   ときは今 あめが下知る 五月哉
         

 

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〈 生きる 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』( 二瓶カヨ子 作 千葉日報社 )から、〈 生きる 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

 ままならぬ世のさだめなる中にして  
  生くるいのちの尊かりけり  

 皆々の心のぬくもりありてこそ 
  吾は生きんと歩み出しおり 

 手を合わせ神の御声を聞きいたり 
  生きる恵みに心から謝す吾 

shikishi harimado (2)

〈 息吹 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 燃える 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 人の世 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 寒さ 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 落葉 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 父 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さびし 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 せせらぎ 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 思い出 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 

     前回の問題 解答
 埼玉県で、「かおり風景100選」に選出されているのは、「川越の菓子屋横丁」と「草加せんべい醤油のかおり」です。
 

 
 
     今日の問題  
 2022年の平均寿命で、千葉県内市区町村別の、女性第一位と男性第二位は、どこでしょう。 
         

 

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〈 科学月刊誌『ニュートン』を参考に 〉表現学習の作品から

 今回の表現学習は、科学月刊誌『ニュートン』を参考にしながら、関心があるテーマについて考えをまとめてもらいました。

 科学月刊誌『ニュートン』2024年7月号~12月号の主な記事は、次の通りです。
   7月号 変わる「単位」
   8月号 暦と時のサイエンス
   9月号 ペット医療の最前線
  10月号 新紙幣のテクノロジー
  11月号 南海トラフ巨大地震
  12月号 三角関数

 Aさんは、月面での食料生産について述べています。
 地球規模では、人口が激増して食料の不足が懸念されています。
 さらに地球の環境が悪化すれば、地球外での食料生産に託す時期が迫ってくるのかもしれません。

 Bさんは、映画の効果音について述べています。
 映画が登場したころは、無声映画でした。
 やがて音声が、音楽が、効果音が、・・・が加わり、一段と深みのある表現が可能になっています。

2025 04 nyu-ton

〈 日本の人口を考える 〉
   表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉
   表現学習の作品から


〈 科学月刊誌『ニュートン』を参考に 〉
   表現学習の作品から


〈 オリンピック・パラリンピック 〉
   表現学習の作品から

〈 発明・開発物語 〉 
   表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉
   表現学習の作品から

〈 欲しいもの・欲しい時間 〉
   表現学習の作品から

 

     前回の問題 解答
  中国地方で「特定第三種漁港」に指定されている漁港は、浜田漁港・境漁港・下関漁港です。
 

 
 
     今日の問題  
 地球の自転速度が加速している近年、「観測史上最も短かった1日」は、何年何月何日だったでしょう。
         

 

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千利休と豊臣秀吉 その2

 織田信長は、一種のステータスシンボルとなった茶の湯を、許可制にしました。
  茶の湯を、勝手にしてはならぬ。
  許可を得た者にだけ、茶の湯を許す。

 豊臣秀吉が信長に忠誠を誓ったのは、他の理由が主だとしても、多くの武将達に先んじて信長から茶の湯を許されたことが、深く関わっているに違いありません。

 天下取りとは、敵対する武将が領有する地域を奪取し、戦功があった配下の武将達に分け与えることに尽きます。
 しかし、戦に勝利したとは言え、配下の武将達に都合よく新たな領地を分配できるとは限りません。
 一族郎党の生死を賭けた戦功に報いなければならないにも関わらず、分け与える領地が無い場合、領地に勝る褒美とされたのが、茶器でした。

 信長は、権力を発動して名器を強奪し、集めた名器を武将達に見せつけ、権威を誇りました。
 仰ぎ見る名器の数々のうちの一口を戴いた武将は、領地を戴くに勝る誉れと感激し、次の戦に命を投げ出して行くのでした。 < つづく >

茶室 松花堂

 千利休と豊臣秀吉 その1

 皐月の歴史・水無月の歴史 その七

 いつから「日本」に その八

 

     前回の問題 解答
 支湾としての三河湾の面積は、伊勢湾全面積の約28%に当たります。
 

 
 
     今日の問題  
 茶の湯を武家の儀礼として活用した政策は、何と呼ばれるでしょう。
         

 

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『 東京湾・伊勢湾・若狭湾 』 4月の開進学園だより

 『海洋法に関する国際連合条約 第十条』に、湾に関して次のような規定があります。
   その面積が、湾口を横切って引いた半円の面積以上のもの。

 東京湾の面積1380㎢は、東京湾の湾口幅20.9kmを直径とする半円の面積171㎢を、大きく上回ります。

 伊勢湾の面積2130㎢は、伊勢湾の湾口幅34.7kmを直径とする半円の面積473㎢を、大きく上回ります。

 若狭湾の面積2657㎢は、若狭湾の湾口幅70kmを直径とする半円の面積1923㎢を、大きく上回ります。

 以上より、東京湾と伊勢湾と若狭湾は、湾口幅と半円の面積に関する湾の条件を満たしています。

 『海洋法に関する国際連合条約 第十条』には、湾に関してもう一つ別の規定もあります。
   奥行が湾口の幅との対比において十分に深い。
 東京湾と伊勢湾と若狭湾は、奥行と湾口幅との対比において、湾の規定を満たしているでしょうか。
 続きは、『4月の開進学園だより』をお読み下さい。

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『 磁極の南北逆転 』 3月の開進学園だより

『 能登はやさしや土までも 』 2月の開進学園だより

『 四肢を超えたヘビ 』 1月の開進学園だより

『 しなざかる 』 12月の開進学園だより

『 二つのヘルツ 』 11月の開進学園だより

『 太古のニホン島 』 10月の開進学園だより

『 台風の盛衰 』 9月の開進学園だより

『 二大水系と越後平野 』 8月の開進学園だより

『 縄文の日々 』 7月の開進学園だより

 

     前回の問題 解答
 江戸の町では、時の鐘が毎日12回撞かれました。
 

 
 
     今日の問題  
 支湾としての三河湾の面積は、伊勢湾全面積の何%に当たるでしょう。
         

 

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千利休と豊臣秀吉 その1

 戦国時代の武将達は、軍事面や行政面にのみ心を砕いていたわけではありません。
 芸術面でもある程度長けていなければ、優れた武将とは認められません。
 そこで数ある芸術の中でも特に重視されたのは、連歌と能と茶の湯です。

 三分野のうち連歌と能は、詠んだり演じるのに、かなりの技量が必要です。
 残る茶の湯は、江戸時代に茶道として流儀が確立する前までは、組みやすい面がありました。

 度重なる戦乱の渦中において、茶の湯は、心身を整えてくれる役目も果たしてくれます。
 戦国時代の武将達は、それぞれに茶の湯を嗜み出し、欠かせない存在になっていきます。
 このような状況を睨んで茶の湯を天下取りに利用しようとしたのが、織田信長です。   < つづく >

茶室 松花堂

 皐月の歴史・水無月の歴史 その七

 いつから「日本」に その八

 

     前回の問題 解答
 大火が相次いだ江戸の町では、防火のために土蔵造りが普及させられました。
  

 
 
     今日の問題  
 連歌において、五七五の発句に対して、七七は何句と呼ばれるでしょう。
         

 

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