11月のわくわく学習会のテーマは、「鴨長明と『方丈記』」でした。
『方丈記』を著わした鴨長明は、賀茂川と高野川が合流して鴨川と名称を変える地に、生を受けます。
長明にとって、川は生誕の地であり、成長の地でもありました。
しかも、下鴨神社の神官の子として生まれており、川を神と崇める心は、幼少のころより世間の人々以上に育まれていたと思われます。
川の流れは、日々絶えることはありません。
何年も、何十年も、流れ続けます。
ただし、流れる速さも、流れる量も、流れる様子も、一時として同じではありません。
川面に映る姿も、四季の別はもちろん、昨日と今日ばかりか、刻一刻と変化を重ねます。
行く河のながれは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
『方丈記』 川瀬一馬:校注 講談社
12月のわくわく学習会は、「清少納言と『枕草子』」がテーマです。
< 12月のわくわく学習会 >
と き 12月20日(土)
14時00分~15時00分
ところ 開進学園
テーマ 清少納言と『枕草子』
参加費 100円
連絡先 電話 043-273-6613(16時から)
メール wakuwaku@kaishin.jp.net
〈 それぞれの憲法観 〉9月のわくわく学習会
〈 基本的人権と天皇・皇族 〉
7月のわくわく学習会
前回の問題 解答![]()
特定の武将だけに茶会を催す許可を、「御茶湯御政道」と呼びます。
今日の問題
鴨長明が若い頃に最も打ち込んでいたのは、何でしょう。
A 大鼓(おおかわ)
B 小鼓(こづつみ)
C 太鼓
D 琵琶
E 笛

