カテゴリー別アーカイブ: 日本の旅

〈 弓ヶ浜 〉本州の海岸線一周 その87

 鳥取県の海岸線を代表するのは、東部に位置する鳥取砂丘に対して、西部に位置する弓ヶ浜です。
 弓ヶ浜・弓ヶ浜半島は、南北およそ20kmもあり、日本最大の砂州です。
 その昔、中国山地から日野川によって運ばれた砂が堆積して、日本海上にあった小島と繋がり、広大な砂州が形成されました。
 
 山に住むというヤマタノオロチは、里の村々を幾度となく襲いかかってきた話が、伝承されています。
 これは、緩やかな流れが時として荒れ狂う流れと化し、下流域に多大な被害をもたらした実話が基になっていると思われます。

 沖合に横たわる島根半島に向かって、北へ北へと伸張した弓ヶ浜・弓ヶ浜半島は、西側に中海を形成します。
 その中海と、中海の西側に続く宍道湖で、干拓事業が計画されました。
 しかし、二つの湖が干拓されれば、水質の悪化は避けられません。
 そこで干拓事業に反対する住民運動が湧き起こり、すでに851億円を使っていた干拓工事を中止に追い込みました。
 清らかな中海と宍道湖は、守り抜かれました。

 弓ヶ浜・弓ヶ浜半島は、「日本の渚百選」・「日本の白砂青松百選」の風向を、今に残しています。
鳥取県 弓が浜

〈 鳥取砂丘 〉本州の海岸線一周 その86

〈 穴見海岸 〉本州の海岸線一周 その85

〈 新余部橋梁 〉本州の海岸線一周 その84

〈 丹後半島 立岩 〉本州の海岸線一周 その83

〈 丹後半島の北端 経ヶ岬 〉本州の海岸線一周 その82

〈 伊根の舟屋 〉本州の海岸線一周 その81

〈 天橋立 傘松公園 〉本州の海岸線一周 その80

〈 天橋立 小天橋と大天橋 〉本州の海岸線一周 その79

〈 舞鶴港と『岸壁の母』 〉本州の海岸線一周 その78

〈 三方五湖 〉本州の海岸線一周 その77

 

     前回の問題 解答
 「セリ・ナズナ・・・」の七草の中で、「ペンペン草」とも呼ばれるのは、ナズナです。
      
 

 
     今日の問題  
 ねずみ男駅から鬼太郎駅まで、弓ヶ浜半島の南北を縦貫している鉄道は、何線でしょう。
         

 

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〈 わらじカツ丼 〉秩父紀行その四

 初冬の紅葉を見上げ、散り積もった落ち葉を踏みしめながら、蓑山・美の山を下りれば、空腹を満たさなければなりません。
 それには、秩父名物の「わらじカツ丼」が最適です。
 大きなトンカツが二枚、丼からはみ出すほどに、載っています。

 「わらじカツ丼」が秩父に登場したのは、100年ほど前だそうです。
 「わらじ」は、履き物です。
 時代劇では、街道の宿に着いた旅人が「わらじ」を脱いで足を洗う様子が写り出されています。
 その履き物の名前を丼の名前にするほど、その当時でさえ「わらじ」は過去の遺物になっていたのでしょう。

 「わらじ」同様に藁で編んだ長履き物は、その後も長らく雪国で使われ続きました。
 一晩に50~70cmも新雪が積もると、雪かきが大変です。
 玄関先から道路までの20~30mを、人一人が通れるようにするなら、掻き出すより踏みしめたほうが楽です。

 そこで、藁長履き物が登場します。
 ゴム長靴を履いたまま左右の藁長履き物に脚を入れ、縄を手繰って藁長履き物が脱げないようにしながら、一歩一歩進んで行きます。
 周囲は極寒ながら、体の内外は熱くなる作業でした。

わらじカツ丼

〈 森閑とした神域 〉秩父紀行その三

〈 落ち葉のジュウタン 〉秩父紀行その二 

〈 旅の一歩は鰻重から 〉秩父紀行その一

〈 神戸中華街・南京町 〉西摂津紀行その8

〈 筑波山と鬼門封じ 〉筑波紀行その九

 

     前回の問題 解答
 「普遍宗教」とも呼ばれるのは、「世界宗教」です。
      
 

 
     今日の問題  
 次のことわざの〇〇〇に入るひらがな三文字は何でしょう。
  二足の〇〇〇を履く
         

 

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〈 鳥取砂丘 〉本州の海岸線一周 その86

 車は、兵庫県から鳥取県へ入ります。
 「山陰の松島」と呼ばれる浦富海岸を過ぎれば、鳥取砂丘です。

 10万年ほど前には三瓶山が、6万年ほど前には大山が、大噴火を起こしました。
 その際に吹き出した火山灰が、古鳥取砂丘を形成します。
 当時の気候は寒冷で、古鳥取砂丘は海岸線から離れた内陸部にありました。

 やがて気候は温暖化して海面が高くなり、砂丘は海岸沿いになります。
 そこへ北西の季節風によって大量の砂が打ち上げられます。
 古鳥取砂丘の上に新砂丘が上載せられ、現鳥取砂丘が現出します。

 鳥取砂丘は、訪れる観光客には感動を与えてくれます。
 一方、付近に居住する人々にとっては、飛砂の被害に悩まされるばかりです。

 そこで、防砂林の設置が進行します。
 おかげで、ラッキョウなどの栽培が盛んになります。

 ただし、防砂事業が進めば進むほど、砂丘の景観が狭められてしまいます。
 農業の振興と景観の保全とを、どのように両立させるかが、問われています。

鳥取県 鳥取砂丘

〈 穴見海岸 〉本州の海岸線一周 その85

〈 新余部橋梁 〉本州の海岸線一周 その84

〈 丹後半島 立岩 〉本州の海岸線一周 その83

〈 丹後半島の北端 経ヶ岬 〉本州の海岸線一周 その82

〈 伊根の舟屋 〉本州の海岸線一周 その81

〈 天橋立 傘松公園 〉本州の海岸線一周 その80

〈 天橋立 小天橋と大天橋 〉本州の海岸線一周 その79

〈 舞鶴港と『岸壁の母』 〉本州の海岸線一周 その78

〈 三方五湖 〉本州の海岸線一周 その77

〈 7万年間に及ぶ年代記・福井県年縞博物館 〉本州の海岸線一周 その76

 

     前回の問題 解答
  A 1×1×1+5×5×5+3×3×3=153
  B 3×3×3+7×7×7+1×1×1=371
      
 

 
     今日の問題  
 与謝野晶子の次の短歌の〇〇に入る漢字は、何でしょう。
   〇〇とは浮かべるものにあらずして
    踏めば鳴るかなさびしき音に
         

 

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〈 森閑とした神域 〉秩父紀行その三

 落ち葉が深く積もった登山道を進みます。
 「カサッ カサッ」という足音だけが、林間に響きます。

 蓑山神社表参道を上ること、小一時間が経ちました。
 森は、広葉樹林から針葉樹林へ代ります。

 大木が林立するスギ木立の上に、蓑神社が拝まれます。

 その昔、国造に任命されてこの地へ赴任してきた知知夫彦命は、大雨が降り続く折、この山に上って祈晴祭を行い、長雨をくい止めて農民を助ました。
 雨が止み、それまで身に付けていた蓑を傍らの木に掛けたことから、その木は「蓑懸松」、この山は「蓑山」と呼ばれるようになります。

 後世、「蓑山」の由来を知った畠山重雄は、「蓑懸松」のそばに祠を建立しました。
 それが、蓑神社の起こりです。

蓑神社

〈 落ち葉のジュウタン 〉秩父紀行その二 

〈 旅の一歩は鰻重から 〉秩父紀行その一

〈 神戸中華街・南京町 〉西摂津紀行その8

〈 筑波山と鬼門封じ 〉筑波紀行その九

 

     前回の問題 解答
  容器に水を満たして布を浸すと、布を水が上昇するのは、毛細管現象によるものです。
      
 

 
     今日の問題  
 「知知夫彦命」は、何と読むでしょう。
       

 

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〈 落ち葉のジュウタン 〉秩父紀行その二

 特上の鰻重で腹ごしらえができたところで、蓑山へ向かいます。

 蓑山は、連山が多い秩父の山々の中で、希少な独立峰です。
 標高は、581.5mです。
 蓑山の山頂付近には、約41haという広大な美の山公園が整備されています。

 蓑山への主な登山道は、次の三コースです。
  ① 和銅黒谷駅からの、美の山黒谷コース
  ② 皆野駅からの、蓑山神社表参道コース
  ③ 親鼻駅からの、関東ふれあいの道・花の美の山公園を訪ねるみち

 今回は、②の「蓑山神社表参道コース」を上り、③の「関東ふれあいの道・花の美の山公園を訪ねるみち」を下ることにしました。

 晩秋の登山道は、土曜日にもかかわらず、一人としてすれ違いません。
 目を引いたのは、色づいた紅葉もさることながら、圧倒される程の落ち葉のジュウタンです。
 登山道に取り付けられている土留めが見えなくなる位、落ち葉が厚く積もっています。

 これらの落ち葉のジュウタンは、やがて腐葉土になり、樹木や草花を育むことでしょう。
 そして、抜群の弾力性を備えた、フカフカの登山道を作ってくれることでしょう。

落ち葉 白色

〈 旅の一歩は鰻重から 〉秩父紀行その一

〈 神戸中華街・南京町 〉西摂津紀行その8

〈 筑波山と鬼門封じ 〉筑波紀行その九

 

     前回の問題 解答
 越中国の東大寺墾田約580町は、サッカーフィールド約805面に相当します。 
     
 

 
     今日の問題  
 美の山公園から見渡せる秩父盆地は、約1700~1500万年前どのような景観をしていたと考えられるでしょう。
       

 

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〈 穴見海岸 〉本州の海岸線一周 その85

 新余部橋梁があるのは、香美町(兵庫県)です。
 香美町の西隣は、新温泉町で、兵庫県の日本海側最西端の町になります。

 日本海沿岸の、東は京都府(京丹後市)~兵庫県~鳥取県(鳥取市)までの東西約100kmの山陰海岸は、ユネスコ世界ジオパークに指定されています。
 日本海および日本列島が形成された過程が、地形的かつ地質的に確認できる地域です。
 この山陰海岸ジオパークの中ほどに当たるのが、新温泉町、なかんずく穴見海岸です。

 穴見海岸は、リアス式海岸で、沖には様々な岩礁が散在しています。
 日本列島が大陸の一部だった当時の岩石も、残されています。

 穴見海岸は、兵庫県の最北西端です。
 小山を越えた西隣の東浜は、鳥取県の最北東端になります。

兵庫県 穴見海岸

 

〈 新余部橋梁 〉本州の海岸線一周 その84

〈 丹後半島 立岩 〉本州の海岸線一周 その83

〈 丹後半島の北端 経ヶ岬 〉本州の海岸線一周 その82

〈 伊根の舟屋 〉本州の海岸線一周 その81

〈 天橋立 傘松公園 〉本州の海岸線一周 その80

〈 天橋立 小天橋と大天橋 〉本州の海岸線一周 その79

〈 舞鶴港と『岸壁の母』 〉本州の海岸線一周 その78

〈 三方五湖 〉本州の海岸線一周 その77

〈 7万年間に及ぶ年代記・福井県年縞博物館 〉本州の海岸線一周 その76

〈 敦賀半島 〉本州の海岸線一周 その75

 

     前回の問題 解答
  A 1+6+8=16
  B 2+4+9=16
  C 1×1+6×6+8×8=101
  D 2×2+4×4+9×9=101
    
 

 
     今日の問題  
 穴見海岸の沖で泳ぐ姿が撮影された、「人魚伝説」の基や「地震や津波の前触れ」とされ、水深約200m~1000mに住む深海魚は、何でしょう。
       

 

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〈 旅の一歩は鰻重から 〉秩父紀行その一

 池袋から秩父へ、西武鉄道を利用します。
 池袋駅~吾野駅の西武池袋線(57.8km)と、吾野駅~西武秩父駅の西武秩父線(19.0km)に分かれていますが、運用上は一体です。
 ただし、池袋駅~飯能駅と飯能駅~西武秩父駅とでは、進行方向が変わります。
 飯能駅が、スイッチバックのようになっています。
 かつて飯能駅が池袋駅方面からの終点であり、飯能駅が西武秩父駅方面への起点だったことを、示しています。

 いずれにしても、特急Laviewちちぶ号は、約80分で池袋から秩父へ移動してくれます。
特急 ちちぶ

 ウナギの蒲焼きは、現在のさいたま市近辺で始まったとの説があります。
 さいたま市近辺を流れ下っているのは、荒川です。
 荒川の中流域でウナギが獲れたなら、荒川の上流域でもウナギが獲れたでしょう。
 中山道の蕨宿や浦和宿で評判になったウナギの蒲焼きは、荒川の上流域でも提供されるようになります。
 
 西武秩父線から秩父鉄道に乗り換え、皆野駅で下車します。
 駅からほど近くに、創業から100年を迎えた老舗の割烹料理店があります。
 炭火でじっくり焼き上げた逸品を食べると、今までに食べたウナギとはまるで違っています。
 これで、初冬の山登りの気力も体力も整いました。

うな重

〈 神戸中華街・南京町 〉西摂津紀行その8

〈 筑波山と鬼門封じ 〉筑波紀行その九

 
 
 

     前回の問題 解答
 整体の考え方で、次の◯に入る漢字は、「自分」と「人」です。
  一人一人が◯◯の裡なる生命の精妙な働きを自覚し発揮すれば、◯の力を借りないでも丈夫になれるのです。
     
 

 
     今日の問題  
 荒川の源流である甲武信岳の、「甲」と「武」と「信」は、それぞれ何を指しているでしょう。
       

 

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