カテゴリー別アーカイブ: 開進学園

〈 カウボーイの国 〉世界を牛耳るウシ その16

 19世紀の後半、冷蔵輸送船が大西洋の横断に成功
します。
 -8℃に保冷された新鮮な牛肉が、ヨーロッパ諸国
の食卓に並ぶようになります。

 最初は南アメリカ大陸の諸国から、さらには北アメ
リカ大陸にあるカウボーイの国からも、大量の牛肉が
大西洋を渡っていきます。

 これら南北アメリカ大陸諸国の中でも、とりわけカ
ウボーイの国は牛肉の生産に加えて工業化が目覚まし
く、イギリスやフランスなど植民地の旧宗主国が相対
的に地位を低下させるのとは裏腹に、着実に国力を強
めていきます。
 
 ヨーロッパ諸国の胃袋をがっちりとおさえたカウボ
ーイの国は、第二次世界大戦に一人勝ちし、地球全体
の超大国に上り詰めます。     <つづく>

 〈 ウシの運搬 〉
    世界を牛耳るウシ その15


 〈 アメリカ先住民の危機 〉
    世界を牛耳るウシ その14


 〈 バイソンの危機 〉
    世界を牛耳るウシ その13


 〈 大西洋を渡るウシ 〉
    世界を牛耳るウシ その12


 〈 コロンブスが船に積み込んだのは〉
    世界を牛耳るウシ その11


 〈 香辛料 〉
    世界を牛耳るウシ その10


 〈 連作と輪作 〉    
    世界を牛耳るウシ その9


 〈 肥料源 〉
    世界を牛耳るウシ その8

 〈 動力源 〉
    世界を牛耳るウシ その7

 〈 すき焼き 〉
    世界を牛耳るウシ その6


 〈 牛の力 〉
    世界を牛耳るウシ その5


 〈 赤ベコ 〉
    世界を牛耳るウシ その4

 〈 月への捧げ物 〉
    世界を牛耳るウシ その3


 〈 神様の乗り物 〉
    世界を牛耳るウシ その2


 〈 丑の年の、丑の日の、丑の刻の生まれ 〉
    世界を牛耳るウシ その1


牛 一頭
 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

       前回の問題 解答
 マウント・ジョン天文台に設置されている、ニュー
ジーランドで最大の天体望遠鏡の口径は、1.8mです。
  

 
        今日の問題 
 牛肉の輸出量(2020年)は、第一位がブラジル、第三
位はカウボーイの国です。
 では、第二位の国はどこでしょう。
   A アルゼンチン
   B インド
   C ウルグアイ
   D エジプト
   E オーストラリア
                

 
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三ヶ月で偏差値が大幅にアップ

 Aさんは、今年の一月から中学受験を目指し、学習
を始めました。

 一月に実施した志望校判定テストの結果に比べ、四
月に実施した志望校判定テストの結果は、成績が大幅
に良くなっています。
 国語・算数・理科・社会の各科目ごとの偏差値も、国
語と算数の二科目合計の偏差値も、国語・算数・理科・
社会の四科目合計の偏差値も、いずれも偏差値が急上
昇しています。

   国語の偏差値 +17
   算数の偏差値 + 7
   理科の偏差値 +11
   社会の偏差値 + 8

   二科目(国・算)合計の偏差値 +12
   四科目(国・算・理・社)合計の偏差値 +12
 
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       前回の問題 解答
  古来「鼓草」や「藤菜」と呼ばれていた植物は、
タンポポです。
  

 
        今日の問題 
 5月12日は、ナイチンゲールの誕生日を記念して、
何の日とされているでしょう。 
                

 
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〈 二種類の分数 〉分数の存在 その四

 分数には、二つの側面があります。

 一つは、500円を三人で分ける場合です。
 500/3円ずつ分けようとしても、実際には分けられ
ません。
 それでも、500/3円ずつは計算上公平な分量です。
 そこで、「量分数」と呼ばれます。

 もう一つは、500円を、Aに300円、Bに200円と分
ける場合です。
 Aがもらう分は、500円のうち300円なので、300/
500=3/5です。
 Bがもらう分は、500円のうち200円なので、200/
500=2/5です。
 AとBは3/5と2/5の割合で分け合うので、「割合分
数」と呼ばれます。         <つづく>
 

〈 小数の歴史 〉     分数の存在 その三

〈 はんぶんこ 〉     分数の存在 その二

〈 4000年以上も昔から 〉 分数の存在 その一

hondana hachiue
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
       前回の問題 解答
 「毒を矯める」を語源とする多年草の名前は、ドクダ
ミです。
  

 
        今日の問題 
 「面白○○」や「冗談○○」に共通する○○は、何でし
ょう。
                

 
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〈 ウシの運搬 〉世界を牛耳るウシ その15

 西部の開拓が進む過程で、テントや幌を作る生地を
素材として、作業用ズボンが考案されます。
 これは、ジーンズとして、世界中のファッションを
塗り替えます。

 ジーンズを履いたカウボーイがいくら凄腕であって
も、たくさんのウシを遠くの目的地まで歩かせながら
移動させるのは、並大抵でなかったでしょう。
 歩かせずにウシを移動できる運搬手段が、切望され
ます。
 そこに登場したのが、鉄道です。
 1869年には、アメリカ大陸横断鉄道が開通します。

 西部からは、鉄道を使ってウシが運搬されます。
 東部の港からは、塩漬け牛肉や干し牛肉が、ヨーロ
ッパへ輸出されます。
 保存方法が他にない以上、固くて食べにくい牛肉で
も仕方ありません。
 大西洋横断の長旅に堪えられる保存方法が開発され
れば、生の牛肉として高値で販売できるのですが。
                 < つづく >

 〈 アメリカ先住民の危機 〉
    世界を牛耳るウシ その14


 〈 バイソンの危機 〉
    世界を牛耳るウシ その13


 〈 大西洋を渡るウシ 〉
    世界を牛耳るウシ その12


 〈 コロンブスが船に積み込んだのは〉
    世界を牛耳るウシ その11


 〈 香辛料 〉
    世界を牛耳るウシ その10


 〈 連作と輪作 〉    
    世界を牛耳るウシ その9


 〈 肥料源 〉
    世界を牛耳るウシ その8

 〈 動力源 〉
    世界を牛耳るウシ その7

 〈 すき焼き 〉
    世界を牛耳るウシ その6


 〈 牛の力 〉
    世界を牛耳るウシ その5


 〈 赤ベコ 〉
    世界を牛耳るウシ その4

 〈 月への捧げ物 〉
    世界を牛耳るウシ その3


 〈 神様の乗り物 〉
    世界を牛耳るウシ その2


 〈 丑の年の、丑の日の、丑の刻の生まれ 〉
    世界を牛耳るウシ その1


牛 一頭
 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

       前回の問題 解答
 1585年に、羽柴秀吉は大坂城を完成させました。
 翌年、豊臣秀吉となります。
  

 
        今日の問題 
 奴隷制が廃止されたため、アメリカ大陸横断鉄道の
建設労働者の多く(非白人系)は、どの国から呼び込ま
れたでしょう。
  A インド
  B インドネシア
  C 中国
  D 朝鮮
  E 日本
                

 
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〈 小数の歴史 〉分数の存在 その三

 分数の長い歴史に比べ、小数の歴史はずっと短くな
ります。

 小数を考え出したのは、ベルギーのシモン・ステヴ
ィンとされています。
 シモン・ステヴィンは、1585年に『小数について』
を著し、世界で初めて小数の意味や計算方法を明らか
にしました。
 ルネサンスから大航海時代へと、ヨーロッパが大き
く変わりつつある時期です。

 『小数について』は、中世ヨーロッパの伝統であっ
たラテン語ではなく、ベルギーの言語で書かれていま
す。
 一部の学者だけに通用するラテン語を使用せず、日
常生活で用いる言葉で本を著すことは、当時としては
画期的でした。

 多くの大衆に理解してもらえるように解説された小
数は、瞬く間に世間に知れ渡り、その後の科学と技術
の発展に大きく寄与します。 < つづく >

〈 はんぶんこ 〉     分数の存在 その二

〈 4000年以上も昔から 〉 分数の存在 その一

hondana hachiue
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
       前回の問題 解答
 「ピンポン」は、球技名ではなく、登録商標が付いた
商品名です。
  

 
        今日の問題 
 1585年、羽柴秀吉は何城を完成させたでしょう。
                

 
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〈 卓球 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 開進学園叢書・歌集『香る代に』
(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、
〈 卓球 〉に因んだ短歌を、紹介します。

  白き玉往かひしつつ君が眼の 
   若々しくも輝きにける 

  ピンポンの玉交ひ投げる楽しさに 
   君と過ごせし幸をし思はる 

  玉競うあそび楽しと二人して
   戯れし日を忘れ給ふな 

 〈 まこと 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 子を思ふ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 寒 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 乙女 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 秋 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 思ひ 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 命 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


shikishi harimado (2)
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
       前回の問題 解答
 「インディアン強制移住法」が成立した1830年に独立
した国は、エクアドルとベネズエラとベルギーです。
  

 
        今日の問題 
 「ピンポン」について、正しいのはどちらでしょう。
   A 「ピンポン」は、球技名である。
   B 「ピンポン」は、球技名ではない。
               

 
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〈 アメリカ先住民の危機 〉世界を牛耳るウシ その14

 1830年に「インディアン強制移住法」が成立し、アメ
リカ先住民はミシシッピー川より東側には住めなくな
ります。
 ミシシッピー川と大西洋の間に広がる草原は、ヨー
ロッパ系の牧場主に占有されます。

 アメリカ先住民を強制的に追い出した後に出現した
牧場は、ニューヨークなどの大消費地から遠く離れて
います。
 育て上げた肉牛を牧場から大消費地まで送り出す仕
事が手に負えなくなった牧場主は、肉牛の移送をカウ
ボーイ達に請け負わせます。

 カウボーイ達が数十頭から百頭をはるかに超える肉
牛を引き連れた道中で、様々な事件が起こります。
 それらのエピソードを基にして、西部劇が創り出さ
れます。

 カウボーイ達が肉牛を西部から東部へ送り出すのと
は正反対に、ヨーロッパ系の農民達が西部の開拓を目
指して、テントなどの家財を幌馬車に積んで東部から
西部へと進んで行きます。

 西部開拓とは、アメリカ先住民が長らく暮らしてき
た土地を、ヨーロッパ系の農民達が奪取することに他
なりません。
 ヨーロッパ系の農民達が開設した牧場が西へ西へと
広がるにつれて、アメリカ先住民はさらに西方のロッ
キー山脈方面へ追い立てられます。 < つづく >
 

 〈 バイソンの危機 〉
    世界を牛耳るウシ その13


 〈 大西洋を渡るウシ 〉
    世界を牛耳るウシ その12


 〈 コロンブスが船に積み込んだのは〉
    世界を牛耳るウシ その11


 〈 香辛料 〉
    世界を牛耳るウシ その10


 〈 連作と輪作 〉    
    世界を牛耳るウシ その9


 〈 肥料源 〉
    世界を牛耳るウシ その8

 〈 動力源 〉
    世界を牛耳るウシ その7

 〈 すき焼き 〉
    世界を牛耳るウシ その6


 〈 牛の力 〉
    世界を牛耳るウシ その5


 〈 赤ベコ 〉
    世界を牛耳るウシ その4

 〈 月への捧げ物 〉
    世界を牛耳るウシ その3


 〈 神様の乗り物 〉
    世界を牛耳るウシ その2


 〈 丑の年の、丑の日の、丑の刻の生まれ 〉
    世界を牛耳るウシ その1


牛 一頭
 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

       前回の問題 解答
 国土地理院の調査によれば、2011年3月11日に発生
した東北地方太平洋沖巨大地震によって、日本列島は
東方へ65,2cmほど移動したそうです。
  

 
        今日の問題 
 「インディアン強制移住法」が成立した1830年に独立
した国は、どこでしょう。
   A エクアドル
   B ベネズエラ
   C ベルギー
               

 
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