12月のわくわく学習会のテーマは、「清少納言と『枕草子』」でした。
『枕草子の謎 清少納言は真の作者ではない』(藤本泉 著 廣済堂出版)は、「『枕草子』の作者は清少納言である」という先入観にとらわれず、『枕草子』の本文を丹念に読み解いて『枕草子』の作者像に迫っています。
「清少納言による単独作品」説の疑問点として、『枕草子の謎』は、主に次の8項目を挙げています。
① 清少納言に関するエピソードが一つも入らない『枕草子』が存在する。
② 王朝の女性にしては、自慢や自賛が度を超している。
③ 主人である中宮・定子の悲運を悲しむ内容が、書かれていない。
④ 中宮・定子にとって最も晴れがましい御子誕生に、触れていない。
⑤ 中宮・定子にとって政敵にあたる藤原斉信を、文中でべたほめしている。
⑥ 中宮・定子が梅壺の御殿から中宮職へ移った日付を、誤っている。
⑦ 宮中の女性に特有な「婦人語」が、用いられていない。
その結果、『枕草子』は清少納言が一人で書き上げたのではなく、清少納言も含めた複数の人物による作品ではないかと推測します。
1月のわくわく学習会は、「卜部兼好と『徒然草』」がテーマです。
< 1月のわくわく学習会 >
と き 1月17日(土)
14時00分~15時00分
ところ 開進学園
テーマ 卜部兼好と『徒然草』
参加費 100円
連絡先 電話 043-273-6613(16時から)
メール wakuwaku@kaishin.jp.net
〈 清少納言と『枕草子』〉
12月のわくわく学習会
〈 鴨長明と『方丈記』 〉
11月のわくわく学習会
〈 それぞれの憲法観 〉9月のわくわく学習会
〈 基本的人権と天皇・皇族 〉
7月のわくわく学習会
前回の問題 解答![]()
<駑馬十駕>の出典は、『荀子』です。
今日の問題
いく種類もある『枕草子』の伝本の中に、「春はあけぼの・・・」の段を全く含まない『枕草子』は、あるでしょうか、ないでしょうか。

