幕張メッセでの国際的な武器見本市反対行動

 1947年に文部省が著作・発行した『あたらしい憲法のはなし』では、次のように書かれています。

   <前略>
 戦争は人間をほろぼすことです。
 世の中のよいものをこわすことです。
  <中略>
 そこでこんどの憲法では、日本の國が、けっして二度と戦争をしないように、二つのことをきめました。
 その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争をするためのものは、いっさいもたないということです。
 これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。
  <中略>
 もう一つは、よその國と争いごとがおこったとき、けっして戦争によって、相手をまかして、じぶんのいいぶんをとおそうとしないということをきめたのです。
 おだやかにそうだんをして、きまりをつけようというのです。
  <後略>

 戦後のこども達に、こう明言しておきながら、実態は変節しました。
 約22万人の兵隊(自衛官)、138隻の艦艇(護衛艦など)、551機の飛行機(戦闘機など)を、保有しています。
 日本には、強大な陸軍(陸上自衛隊)も海軍(海上自衛隊)も空軍(航空自衛隊)も、存在しています。

 さらに日本は、武器開発の情報交流と、武器の製造および輸出入において、国々の枠を越えたセンターになろうとしています。
 その突破口としようというのが、幕張メッセでの国際的な武器見本市です。

 そこには、実戦での使用実績を掲げたイスラエルの兵器製造企業も参加しています。
 連日虐殺行為が繰り返されるパレスチナの人々にとっては、悪魔の見本市に違いありません。

 21日に行われた「幕張メッセでの国際的な武器見本市反対行動」に参加されたパレスチナの方は、戦場での惨状を訴えるとともに、戦場から遠く離れた地でも平和実現に向けて声をあげてもらえるよう切望されていました。
武器見本市反対行動 ガザから

武器見本市反対行動 全体

 『武器輸出と日本企業』と国際的武器見本市

 快にして適に生きる

 奇跡の湖・水月湖

 越中・能登の大伴家持
 
 戦争をやめたい人々

 戦乱続くガザ『それでも、私は憎まない』

〈 人の世 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 

     前回の問題 解答
 「初雁城」とも「雲隠城」とも呼ばれるのは、川越城です。
   

 
 
     今日の問題  
『あたらしい憲法のはなし』で次の◯◯に入る漢字は、何でしょう。
  みなさん、あのおそろしい◯◯が、二度とおこらないように、また◯◯を二度とおこさないようにいたしましょう。
         

 

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