茶室は戦国の世を その25

 戦国武将達にとって、茶の湯は大事な利用価値が三点ありました。
 その一つは、鎮静効果と覚醒効果です。
 二つ目は、密談の場です。

 第三は、殺害の場としてです。

 野外ばかりが、戦場とは限りません。
 戦場とは思いも寄らぬ所で、いつ何時襲われるか分かりません。
 就寝中も、茶の湯の最中も、用心が肝要です。

 例えば織田信雄(織田信長の次男)です。
 信雄は、秀吉側に付いたり、家康側に付いたり、両者の間を二転三転していました。
 そのため、いつか毒を盛られるのではないかと、気が気でなかったのでしょう。
 大阪城内で催された茶会に三回とも出席はしたものの、いずれの茶会でも茶を一切口に含まなかったそうです。  < つづく >

 
茶室 松花堂

 茶室は戦国の世を その24

 茶室は戦国の世を その23

 茶室は戦国の世を その22

 茶室は戦国の世を その21

 茶室は戦国の世を その20

 茶室は戦国の世を その19

 茶室は戦国の世を その18

 茶室は戦国の世を その17

 茶室は戦国の世を その16

 茶室は戦国の世を その15

 千利休と豊臣秀吉 その15

 

     前回の問題 解答
 日本国憲法の三大原則は、「国民主権」・「基本的人権の尊重」・「平和主義」です。
           

 
 
     今日の問題
 本能寺の変で消し去られた戦国の世の象徴的存在は、織田信長と何でしょう。
  

    
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