カテゴリー別アーカイブ: 開進学園

素足の季節 その七

 床暖房にする際、フローリングの床板には、気を遣いました。
 暖房の熱によって、室内が化学物質で汚染されては大変だからです。

 そこで、ホルムアルデヒドの放散量が0.00mg/Lという、完全耐水特類合板を採用しました。
 「ホルムアルデヒドは、まったく出ない」との保証も、付いています。

 こうして、床暖房は、頭寒足熱の理想的な学習を可能にしてくれました。
 冬でも素足で過ごせる環境を、健康に、学習に、さらに活かしていきたいと考えています。  < 完 >

 教室 床 本棚

  素足の季節 その六

  素足の季節 その五

  素足の季節 その四

  素足の季節 その三

  素足の季節 その二

  素足の季節 その一

  暮れなずむ その八

 
 

      前回の問題 解答
 セントポール大聖堂が完成した1891年に、内陸地殻内地震としては日本史上最大級とも言われる、濃尾地震が起きました。
   
 

 
      今日の問題  
 英語の「barefoot season」は、日本語で何に当たるでしょう。
       

 
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〈 セントポール大聖堂 〉メルボルン紀行 その5

 オーストラリア最古の駅であるフリンダースストリート駅と、通りを挟んだ向かい側に、三本の高い尖塔を持つ教会が、建っています。
 セントポール大聖堂です。
 1891年に完成して以来、133年の歴史を刻んでいます。
 三本の高い尖塔は、1932年に建てられました。
 内部は、イギリス王朝風の厳かな佇まいに包まれています。

メルボルン 大聖堂 外観

 この大聖堂には、フリンダースストリート駅の由来となったマシュー・フリンダーズの銅像があります。

 フリンダーズは、1803年から1895年にかけて、オーストラリア大陸を周航しました。
 1814年には、『A Voage to terra Australis』を出版します。
 それまで「新オランダ」などと呼ばれていたのを、「オーストラリア」とするよう提唱したのです。
 その結果、1824年に「オーストラリア大陸」という呼称が正式に認定されています。

メルボルン 大聖堂 内部

〈 オーストラリア最古の駅 〉
   メルボルン紀行 その4

〈 南半球で最大のマーケット 〉
   メルボルン紀行 その3

〈 一番愛されている公立図書館 〉
   メルボルン紀行 その2

〈 路面電車の街 〉
   メルボルン紀行 その1
 

〈 レンタカーによるタスマニア島南北縦断の旅 〉
   タスマニア紀行 その八


武器も基地も無い平和 スヴァールバル諸島とオーランド諸島 その17

虹の中のアイスランド その20

 
 

      前回の問題 解答
 イエズス会の宣教師ヴァリニャーノの報告で、〇〇に入る語句は「収益」と「改宗」です。
 『領主たちは、ポルトガル船から期待される〇〇の為に、彼らに〇〇を命じたのである。』
   
 

 
      今日の問題  
 セントポール大聖堂が完成した1891年に、日本史上最大級とも言われる何が起きたでしょう。
       

 
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素足の季節 その六

 木材の特性には、温度の変化が小さいことも挙げられます。

 木材の床と、コンクリートの床とで、床に当たる素足の温度を測定した実験があります。
 木材の床では、測定開始時に32℃、30分後に25℃でした。
 コンクリートの床では、測定開始時に23℃、30分後に14℃でした。
 木材の床は、コンクリートの床に比べ、格段に保温性が優れています。

 とはいえ、冬になれば木材の床も冷たくなります。
 そこで、木材の特性を活かしながら冬でも素足で過ごせるように、床暖房を導入しました。
 これで足下から温かさが全身へ行き渡ります。
 スリッパも靴下も脱いだ方が、温かさが直に伝わってきます。< つづく >

 教室 床 本棚

  素足の季節 その五

  素足の季節 その四

  素足の季節 その三

  素足の季節 その二

  素足の季節 その一

  暮れなずむ その八

 
 

      前回の問題 解答
 フリンダースストリート駅が開業した1854年に、日本がアメリカと締結したのは、日米和親条約です。
   
 

 
      今日の問題  
 英語の「floor heating」は、日本語で何に当たるでしょう。
       

 

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〈 花の春 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 花の春 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

 荒れはてる園にも神の命もて 
  紅く燃えいつ梅のさやけく 

 桃の花活けたる室の窓のへに 
  あわ雪ながる春浅みかも 

 おのづからひそめる生命を紫の
  色美はしくすみれ咲き出つ 

shikishi harimado (2)

 〈 雪 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 笑う 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 たらちね 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 乗り物 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 あはれ 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 友 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 心 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 山 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 眼 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 

      前回の問題 解答
 『枕草子 第三十四段』の〇〇に入る語句は、「紅梅」です。
   木の花は、濃きも薄きも〇〇。
   
 

 
      今日の問題  
 梅と桃と菫の花言葉は、次のどれに当たるでしょう。
   小さな幸せ
   天下無敵
   忍耐
       

 

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〈 学ぶ意味を考えて 〉表現学習の作品から

 高次脳機能障害を患う山田規畝子さんは、育児すべき我が子から育親される身になった体験から、次のように述べています。
 「なんのために勉強するの」
 もし子どもにそう聞かれたら、私はこう答えたい。
 脳が壊れてもちゃんと生きていくためよ」
  『壊れた脳 生存する知』山田規畝子著 講談社

 今回の表現学習では、学ぶ意味について考えてもらいました。

 Aさんは、人類として学ぶ意味を考えています。
 人類が進化し発展を続けてこれたのは、学びを止めなかったからだと。

 Bさんは、大人になるための学ぶ意味を考えています。
 大人になって困らないようにという、長い視野に立って。

 Cさんは、将来に備えた学ぶ意味を考えています。
 面白くなく難しい勉強が、将来にはきっと役立つと信じて。

hyougengakusyuu 2024 02 manabu

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 ロボットとの暮らし 〉表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 動物たちの起源物語 〉表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 競争社会・学歴社会 〉表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 食品ロスについて考える 〉表現学習の作品から

 
 

      前回の問題 解答
 英語の「shock absorption」は、日本語で「衝撃の吸収」に当たります。
  
 

 
      今日の問題  
 トーマス・エジソンの次の言葉の〇〇に入る語句は、何でしょう。
  〇〇そのものが、学習の場なのだ。
       

 

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素足の季節 その五

 足や趾(足の指)を、活発に動かすためには、靴を脱ぎ、靴下も脱いで、素足になるのがいいでしょう。
 素足に相応しいのは、土です。
 とは言え、塾舎の床を土間にするわけにもいきません。
 土に代わる物とすれば、木材でしょう。

 木材の特性の第一は、衝撃の吸収です。
 足は、体重のすべてを受けとめるだけではありません。
 一歩一歩歩くごとに足にかかる重さは、全体重の20%増になると言われます。
 木材は、中空の細胞の集合体なので、重量による衝撃を吸収して、頭にまで響かせません。
 激しい運動が行われる体育館内の床が木材である所以です。 < つづく > 

 教室 床 本棚

  素足の季節 その四

  素足の季節 その三

  素足の季節 その二

  素足の季節 その一

  暮れなずむ その八

 
 
      前回の問題 解答
 小林一茶が日本海・象潟大地震の前に象潟を訪れて詠んだ俳句の〇に入る語句は、「虫」です。 象潟や浪の上行く〇の声
 小林一茶が日本海・象潟大地震の後に象潟を訪れて詠んだ俳句の〇に入る語句は、「蝉」です。 〇なくや象潟こんどつぶれしと
  
 

      今日の問題  
 英語の「shock absorption」は、日本語で何に当たるでしょう。
       

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『日本海・象潟大地震 』 2月の開進学園だより

 象潟は、「東の松島・西の象潟」と称されるほど、東北地方における多島海の二大景勝地でした。
 その景観は、紀元前466年に起きた鳥海山の大噴火がもたらしたものです。

 以後、多くの文人が、はるばる象潟を訪れて、たとえ身は訪れられなくとも心躍れせて、象潟への想いを詩文に託してきました。

 象潟が多島海・九十九島を形成して2270年後の1802年、象潟を中心とする日本海岸を大地震が襲います。
  推定死者数の合計   500人以上
  推定倒壊家屋数の合計 5500軒以上
  隆起量の最大値    2.0m

 「隆起量の最大値2.0m」は、象潟で測定されました。
 日本海・象潟大地震は、人家に多大な被害をもたらした上に、「多島海・九十九島」の景観を一変させました。
 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に遭っても多島海の景観を保ち続けている松島との対照を、松尾芭蕉は予感していたのでしょうか。
  松嶋は笑ふが如く、象潟はうらむがごとし。
        『奥の細道』松尾芭蕉

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『路面電車の新地平 』 1月の開進学園だより

『地中海東岸地方 アラブ・ユダヤの垣根を越えて 』 12月の開進学園だより

『「数詞+助数詞」の謎 』 11月の開進学園だより

『 八郎潟の消失 』 10月の開進学園だより

『 平方根(非循環無限小数)の存在 』 9月の開進学園だより

『アフリカ大陸最南端 アガラス岬』 8月の開進学園だより

『「一丁の小銃」と「一名の兵士」』 7月の開進学園だより

『本州最北端 大間崎』 6月の開進学園だより

『週の始まり』     5月の開進学園だより

 
 
      前回の問題 解答
 新潟県側に入ると「阿賀野川」と呼ばれますが、福島県側では「阿賀川」と呼ばれています。
  
 

      今日の問題  
 小林一茶が日本海・象潟大地震の前に象潟を訪れて詠んだ俳句の〇に入る語句は、何でしょう。
   象潟や浪の上行く〇の声

 小林一茶が日本海・象潟大地震の後に象潟を訪れて詠んだ俳句の〇に入る語句は、何でしょう。
   〇なくや象潟こんどつぶれしと

       

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