暮れなずむ その六

 日光の復活に合わせて、炉の火を替える風習が、世界各地に残っています。
 火を起こす作業が大変だった昔、囲炉裏などの火は、毎日絶やしませんでした。
 一年の間保ち続けてきた大事な火を、冬至の日には一旦消し、新たな火を起こしました。

 サンタクロースは、煙突を通って家々に入って来ると、言い伝えられています。
 この話は、暖炉の火を消して煙突を掃除した後、新しい火が灯されることに、基づいています。
 また、サンタクロースが着ている真っ赤な服は、新たに灯された火そのものを、象徴しています。
    < つづく >

日の入り 富士山

  暮れなずむ その五

  暮れなずむ その四

  暮れなずむ その三

  暮れなずむ その二

  暮れなずむ その一

  色なき風 その七

  色なき風 その六

 

 

      前回の問題 解答
 脱皮を四回経た幼虫は、五齢です。
 
 

      今日の問題  
 晩冬は、太陰太陽暦で何月に当たるでしょう。
      

 
 
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