カテゴリー別アーカイブ: 学習塾

不登校 その六

 かつて、自殺しようとして、一命をとりとめた塾生がいました。
 不登校に関して、理解が非常に少なかったころのことです。

 「学校に通えないのは、精神の病い」と、見なされました。
 その結果、精神病院へ強制的に入院させられました。

 何ヶ月も過ぎてから、ようやく本人の訴えが届いて、退院できました。
 それでも薬の副作用が強く、うつろな表情は晴れませでした。

 「学校への不信」に加え、「病院への不信」や「両親への不信」・・・が、渦巻いていました。
 そのような状況の中で、開進学園へ通い始めてから一年ほど過ぎた、ある日のことです。
 塾生が、問われもしないのに、突然、一方的に、話し出したのです。

 学校内のグループで、リーダーだった。
 グループの一員を、それ以外のメンバーに命じていじめさせていた。
 病気で、数日間学校を欠席した。
 その間に、いじめられていたグループの一員と、命じていじめさせていたグループのメンバーが、結びついた。
 それからは、自分が、グループの全員から、毎日徹底的にいじめられ続けた。
   ・
   ・
   ・         < つづく >

hondana hachiue

   不登校 その五

   不登校 その四

   不登校 その三

   不登校 その二

   不登校 その一

 
 
 
      前回の問題 解答
 次の俳句の◯◯に入る熟語は、「噴水」です。
  ◯◯の 飛沫の中の 小宇宙  窪田米子
 

      今日の問題 
 8月22日(1903年)、東京で始めて品川~新橋間で開業したのは、何でしょう。
       

 
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『アフリカ大陸最南端 アガラス岬』 8月の開進学園だより

 世界地図帳を開く度に、心ときめく地点がありました。
 アフリカ大陸最南端のアガラス岬です。
 インド洋と大西洋を画しているのは、いかなる眺望だろうかと。

 14~15世紀、ポルトガルを筆頭とするヨーロッパ諸国は、インド洋沿岸地域との通商を求めて、アフリカ大陸南端を周回する航路開設競争を繰り広げます。
 その過程で、アフリカ大陸は次々に植民地と化します。
 さらに、約4000万人もの人々が、奴隷にされて南北アメリカへ運び出されます。

 こうして開設された「インド洋・アガラス岬・大西洋航路」は、一時は多くの船舶で賑わったものの、スエズ運河が開設されてからは静けさを取り戻しています。

 アガラス岬は、岬らしい突端のない、平坦な海岸の一画に、辛うじて石碑が立っているだけです。
 公共交通機関は通らず、お土産屋はなく、案内標識もありません。
 カーナビに何度設定しても、表示されません。
 インド洋と大西洋を画しているのは頭の中の煩悩であって、海はどこまでもいつまでも一体不離でした。

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『「一丁の小銃」と「一名の兵士」』 7月の開進学園だより

『本州最北端 大間崎』  6月の開進学園だより

『週の始まり』      5月の開進学園だより

『関東大震災と千葉県』  4月の開進学園だより

『雨は空から宇宙から』 3月の開進学園だより

『一番低い山々』    2月の開進学園だより

『ノウサギAとクサガメB』1月の開進学園だより

 
 
 
      前回の問題 解答
 「御崎岬」は、「おさきさき」です。
 

      今日の問題 
 喜望峰の南緯34度21分25秒に対し、アガラス岬は南緯何度何分何秒でしょう。
      

 
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不登校 その五

 「こうすれば不登校を克服できる」のような本が、出版されています。
 これらの本は、「不登校=悪」との前提で話を進めています。
 「悪を正すにはどうすればいいか」という筋書きです。

 ところで、不登校は悪なのでしょうか。

 登校することが唯一絶対であるとすれば、登校しないのは間違っている、すなわち悪と捉えられるかもしれません。
 そうなると、入学試験で不合格になるのも、病気や障害のために登校できないのも、悪になってしまいます。

 登校できない自分は悪い存在と思い詰めてしまえば、人々が寝静まる夜中しか起き出せないと、昼夜逆転になりかねません。
 この世に生きていてはいけないのではないかと、思い悩んでしまうかもしれません。   < つづく >

hondana hachiue

   不登校 その四

   不登校 その三

   不登校 その二

   不登校 その一

 
 
 
      前回の問題 解答
 御崎神社は、「おさきじんじゃ」と読みます。
 

      今日の問題 
 7月31日(1970年)、山手線にどのような車両が初登場したでしょう。
      

 
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不登校 その四

 自分自身の中で整理がつけば、再び登校し始める場合もあります。

 ある塾生は、二か月間開進学園に通ったのち、「明日から登校します」と話してきました。

 またある塾生は、小学校と中学校の合わせて6年間、不登校を続けていました。
 そのうち後半の4年間、片道1時間・往復2時間かけて、開進学園に通っていました。
 やがて高校に入学すると、3年間とも無遅刻・無欠席でした。

 いつから登校するのかは、分かりません。
 何か月後になるか、何年後になるか、分かりません。
 それでも、動き出す日は、きっと来ます。
 その日まで、できるのは「待つ」ことです。 
        < つづく >

hondana hachiue

   不登校 その三

   不登校 その二

   不登校 その一
 
 
 
      前回の問題 解答
 「意富加牟豆美命」は、「おほかむつみのみこと」です。
 

      今日の問題 
 7月26日(1945年)、アメリカ・イギリス・ソ連の三首脳が日本に対して「軍国主義の駆逐・・・」を求めたのは、会談した地名を基に何宣言と呼ばれているでしょう。
      

 
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〈 友 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 友 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

 はじめての机並べし友どちは 
  童心のごとただなつかしき 

 卒業後五十三年で合いし友 
  年輪のごと豊かさに酔う 

 高齢の友と語らい思いおこし
  気持ちは同じ安らを祈る 

shikishi harimado (2)

 〈 心 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 山 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 眼 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 悲し 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 時 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 夢 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 生命 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 月 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 獨り 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 
 
      前回の問題 解答
 天保山(大阪市)の標高は、築山時の18mが、地盤沈下で 4.53mになりました。
 

      今日の問題 
 上記第二首の「三年」は、何と読ませているでしょう。
  A さんとし 
  B さんねん
  C みとし
  D みとせ
  E みねん
    

 
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〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

 今回の表現学習は、それぞれが関心のあるテーマを選んで、まとめてもらいました。

 Aさんは、技能五輪を取り上げています。

 うだるような暑さへの対策が、次々と開発されています。
 それでも、浴衣を着たり、うちわで扇いだり、風鈴の音を聴くと、涼を感じます。
 新しい技能とともに、伝統的な技能も、大事にしていきたいものです。

 Bさんは、映像と音声の関係を取り上げています。

 夏の終わりごろから秋の中ごろにかけて、夜ごとに虫の音がにぎやかさを増しては、次第に消え入ります。
 姿を見ることもなく、音を聴くだけだからこそ、その存在が愛おしく感じられるのでしょうか。

hyougengakusyuu 2023 07

〈 食品ロスについて考える 〉表現学習の作品から

〈 気になるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 家庭での会話 〉表現学習の作品から

〈 季節の中で 〉 表現学習の作品から

〈 科学月刊誌『ニュートン』を参考にして 〉表現学習の作品から

〈 なぜ勉強するのか 〉表現学習の作品から
 
 
 
      前回の問題 解答
 7月19日は、太陰太陽暦で六月二日です。
 1582年のこの日、京都で本能寺の変が起きました。
 

      今日の問題 
 2024年に開催される技能五輪で、実施される職種は、次のうちどれでしょう。
  A 看護 
  B サイバーセキュリティ
  C 3Dデジタルゲームアート
  D ホテルレセプション
  E れんが積み
    

 
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不登校 その三

 「登校しない」「登校できない」理由をはっきり説明できる当事者は、極めて少ないでしょう。
 それでも、不登校へ至った背景には、必ず何かが潜んでいます。
 当事者の様々な声を聴くにつけ、不登校という現象にばかり目を奪われないようにと、考えるようになりました。

 「不登校を終わらせよう」「何とかして学校へ行かせよう」などの努力は、百害あって一利なしと言わざるを得ません。
 登校しようとしても登校できないでいる当事者の煩悶に寄り添わず、「登校できればそれでいい」との「親の面目」や「おとなの体面」を優先しているかのように、思えるからです。   < つづく >

hondana hachiue

   不登校 その二

   不登校 その一
 
 
 
      前回の問題 解答
 1949年に制定された憲法に基づき、非武装国家を実現しているのは、中部アメリカのコスタリカです。
 

      今日の問題 
 7月19日は、太陰太陽暦で六月二日です。
 1582年のこの日、京都でどの様な事変が起きたでしょう。
    

 
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