東北地方 太平洋沿岸 その6

 東北地方太平洋沖巨大地震の発生から6ヶ月後の2011年8月、東北地方の太平洋沿岸(福島県・宮城県・岩手県・青森県)を、訪ねました。

 岩手県内に入ると真っ先に出迎えてくれるはずの高田の松原は、面影がまったくありません。
 道の駅の建物が、どうにか持ちこたえているのみです。
 その先、道の駅を3ヶ所通過する間にすれ違った何軒ものガソリンスタンドは、すべて営業が停止中でした。

 大船渡市に入り、宿泊先を紹介してもらうため、「観光案内所」をカーナビの目的地に設定します。
 市街地は、広い道でも、狭い道でも、車はスムーズに通れます。
 ただし、沿道には、建物も無ければ、人っ子一人歩いていません。

 と、突然、カーナビの音声が辺りに響き渡ります。
 「この先、目的地付近です。ルート案内を終了します」

 駅前に立っていたはずの「観光案内所」も、「駅舎」も、「駅前交番」も、無くなっていると気付けたのは、アスファルトに「駅前交番専用駐車場」というペンキ書きが残っていたからです。

 ただただガランとしている市街地の跡地を歩いていると、土台跡の一つに、武者人形と並んで頭部だけのマネキンが置かれていました。
 元々は、美容室だったのでしょうか。
          < つづく >

東北地方太平洋沖巨大地震 震度分布図
  <東北地方太平洋沖巨大地震 震度分布図 2011年3月11日>

 東北地方 太平洋沿岸 その5

 東北地方 太平洋沿岸 その4

 東北地方 太平洋沿岸 その3

 東北地方 太平洋沿岸 その2

 東北地方 太平洋沿岸 その1

 巨大地震直後の滝桜 その三

 巨大地震直後の滝桜 その二

 巨大地震直後の滝桜 その一

 

     前回の問題 解答
 『老子 第三十章』で、大きな戦いの後には必ず「凶作が来る」と言っています。
          

 
 
     今日の問題
 東北地方太平洋沖巨大地震による大船渡市内の建物被害の中で、全壊は何%でしょう。
  

    
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〈 茶の湯が求める新地平 / 孔子と老子 〉4月のわくわく学習会

 3月のわくわく学習会のテーマは、「孔子と老子」でした。

 孔子は、自身の経歴はもちろんのこと、数多い弟子達の経歴についても、詳しく残されています。
 一方老子は、自身の経歴がほとんど残されていません。
 数少ない経歴にしても、出生地が「曲仁里」など作為的です。
 それゆえ、「伝説上の人物」とも、解されてきました。
 実在がはっきりしているのは、『老子』という書物です。
 たとえば「第三十一章」では、次のように述べています。

 武器は不吉な道具であって、貴人の道具ではないのだ。
 どうしても用いなければならないときには、貪欲でないのが最もよい。
 勝利を得ても光栄ではない。
 それにもかかわらず光栄とするのは、人殺しを快楽とすることである。
 人殺しを快楽とするような人は、天下において望みをはたすことはできないであろう。

  『世界の名著 4 老子 荘子』 小川環樹 訳 中央公論社

 4月のわくわく学習会は、「茶の湯が求める新地平」がテーマです。 

 

     < 4月のわくわく学習会 >
  と き 4月18日(土) 
      14時00分~15時00分 
  ところ 開進学園 
  テーマ 茶の湯が求める新地平
  参加費 100円
  連絡先 電話 043-273-6613(16時から)
  メール wakuwaku@kaishin.jp.net

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 < わくわく学習会 最近のテーマ >
三月  孔子と老子   
二月  西行と『山家集』   
一月  卜部兼好と『徒然草』   

十二月 清少納言と『枕草子』  
十一月 鴨長明と『方丈記』  
十月  天の川銀河  
九月  それぞれの憲法観  
七月  基本的人権と天皇・皇族  
六月  武器のない世界   
五月  糖化と水分摂取   
四月  豆料理の効能   
三月  ストレスとの向き合い方  
二月  為替の仕組み   
一月  睡眠と夢   

十二月 神道と仏教
十一月 古墳と埴輪
十月  ミツバチとハチミツ
九月  有機フッ素化合物(ピーファス・PFAS)
七月  世界の鉄道事情    
六月  オリエント急行    
五月  シベリア鉄道     
四月  鉄道の旅 ー日本ー     
三月  こどもと遊び     
二月  隠れキリシタン    
一月  変わる人格 変わらない人格   

十二月 様々な依存症  
十一月 天気予報の仕組み その2  
十月  天気予報の仕組み その1  
九月  天気図の見方  
七月  三角比と日常生活  
六月  平方根と日常生活  
五月  アジアの香辛料  
四月  タイと王政  
三月  サウジアラビアと王政  
二月  スカンディナヴィア半島とヨーロッパ 
一月  バルカン半島とヨーロッパ   

 

     前回の問題 解答
 「七旬」とは、「七十歳」のことです。
          

 
 
     今日の問題
 『老子 第三十章』で、大きな戦いの後に必ず何が来ると言っているでしょう。
  

    
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タケノコ 筍 旬のタケ

 一斉に大地を覆うかの如きフキノトウに春の到来を感じ入ったのも束の間、タケノコがニョキニョキと生え出してきました。

 タケノコは、漢字で「たけかんむり+旬=筍」と書きます。
 「旬」の意味は、次の四点です。
  ① 十日間
  ② 十年を一回りとして、年齢を数えるときの言葉
  ③ ぐるりと行き渡る
  ④ 野菜や魚などの最もうまい季節
 最もうまい季節のタケから、「筍」と読まれるようになったのでしょう。
 これは「旬」を用いた漢字の中でも、(ジュン・シュン)から離れた特殊な例です。

 洵(ジュン・シュン) ー 水が隅々まで行き渡る
 眴(ジュン・シュン) ー またたく・目が回る
 峋(ジュン・シュン) ー 山が連なっている
 恂(ジュン・シュン) ー まこと・行き届くさま
 殉(ジュン・シュン) ー 主君が死んだ時、臣下が従って死ぬ
 荀(ジュン・シュン) ー 草の名前
 詢(ジュン・シュン) ー 一部始終を質問する

 筍は、旬(ジュン・シュン)の物でありながら、(ジュン・シュン)とは呼ばれていないようです。

  * 漢字の意味は『漢字源 藤堂明保 編 学習研究社』によります。

タケノコ 2026

 「土筆」と熟字訓

 こぶしの花は天上に

 「星の瞳」と「三階草」

 習志野梅林園と「鷺沼特定土地区画整理事業」

 七草粥・七草の由来

 冬至カボチャ・小豆かぼちゃ

 餓死から救ったサツマイモ

 ニガウリ・緑の簾

 鳴虫・スズムシ

 

     前回の問題 解答
 平和大通りの中ほど、元安川・平和大橋の近くに整備されたのは、平和記念公園です。
          

 
 
     今日の問題
 「七旬」とは、何歳のことでしょう。
  

    
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〈 広島市 平和大通り 〉本州の海岸線一周 その120

 広島の市街地の中心部を、京橋川・鶴見橋から、太田川放水路・新己斐橋まで、東西に貫いているのは、平和大通りです。
 幅が約100mで、長さが約4kmあります。
 戦時中に防災道路として整備され、原爆被爆時に避難路として利用され、戦後になって平和大通りと命名されました。

広島県 平和大通り

 平和大通りには、いくつもの慰霊碑が建立されています。
 その中に、「祈りの手」と命名された、「広島市医師会原爆殉職碑」があります。
 原爆投下直後に救済に当たった医師や看護師など医療従事者2370名中2168名が被爆し、403名が殉職しました。

広島県 広島市 祈りの手

 平和大通りには、月岡夢路の「祈りの記念碑」も建立されています。
 広島で生まれ育った月岡夢路は、芸能生活の傍ら、原爆に反対する平和運動に取り組んでいました。
 記念碑には、次の碑文が刻まれています。
 平和、平和とただ口で唱えるだけでなく、これからも平和のために行動しよう

広島県 月岡夢路 記念碑

〈 大野瀬戸と厳島(宮島) 〉
     本州の海岸線一周 その119

〈 錦川と錦帯橋 〉
     本州の海岸線一周 その118

〈 阿月海岸と周防大島 〉
     本州の海岸線一周 その117

〈 八島あかもく海鮮漬け丼 〉
     本州の海岸線一周 その116

〈 中国地方(本州側)の最南端:室津 〉
     本州の海岸線一周 その115

〈 中国地方(本州側)の南端:室津半島 〉
     本州の海岸線一周 その114

〈 山頭火ふるさと館 〉
     本州の海岸線一周 その113

〈 きらら浜と瓦そば 〉
     本州の海岸線一周 その112

〈 宇部市の海底炭鉱 〉
     本州の海岸線一周 その111

 

     前回の問題 解答
 戦国武将達にとって、茶室は密談をする場として利用価値がありました。
          

 
 
     今日の問題
 平和大通りの中ほど、元安川・平和大橋の近くに整備されたのは、何記念公園でしょう。
  

    
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茶室は戦国の世を その23

 茶室が目指す方向は、戦国武将達が目指す方向と、相容れない面が多々ありました。
 それでも戦国武将達にとって、茶の湯は大事な利用価値がありました。

 第一に、鎮静効果と覚醒効果です。
 戦国の世は、生きるか、死ぬか、紙一重の境界線を走り続ける毎日です。
 とりわけ戦場へ赴いた後は、気を休める時間がありません。
 緊張が連続する戦場においては、たとえ陣幕を張り巡らしただけの即席造りの茶席だとしても、茶の湯を楽しむごくわずかなひとときは、どんなに心が穏やかになれたことでしょう。
 次の戦に向けて、身も心も奮い立ったことでしょう。      < つづく >

 
茶室 松花堂

 茶室は戦国の世を その22

 茶室は戦国の世を その21

 茶室は戦国の世を その20

 茶室は戦国の世を その19

 茶室は戦国の世を その18

 茶室は戦国の世を その17

 茶室は戦国の世を その16

 茶室は戦国の世を その15

 茶室は戦国の世を その14

 千利休と豊臣秀吉 その15

 

     前回の問題 解答
 東北地方太平洋沖巨大地震の直後、気仙沼市で水道が通水不能となった24409戸は、給水戸数の94.5%に当たります。
          

 
 
     今日の問題
 戦国武将達にとって、茶室は何をする場として利用価値があったでしょう。
  

    
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東北地方 太平洋沿岸 その5

 東北地方太平洋沖巨大地震の発生から6ヶ月後の2011年8月、東北地方の太平洋沿岸(福島県・宮城県・岩手県・青森県)を、訪ねました。

 牡鹿半島の太平洋側の付け根に当たる女川の町並みは、津波の威力で骨組みだけを残した家屋が続いています。
 その内の一軒に、「薬局」の看板が掛かっていました。
 店内の奥の壁は無くなっているため、裏通りの様子がすっかり見通せます。
 その店内を突き抜けるかのように横たわっていたのは、船底を上に向けた漁船です。
 二階建ての公民館の屋上には、大型バスが乗り上げています。

 女川町の北に位置する南三陸町を目指して北上川を渡ろうとするも、河口近くの新北上大橋は橋桁が落ちているために通行止めです。
 新北上大橋から15kmほど西寄りに架かる飯野川橋へ、迂回しなければなりません。
 あの日、巨大津波は、北上川を遡り、河口から約50km上流まで到達しています。

 北上川を渡れたと喜んだのも束の間、道路は斜面が崩壊して通行止めのため、さらに内陸部へ迂回します。
 ようやく沿岸部へ向かうことができて、南三陸町に到達できました。
 ここの街並みも、コンクリートの基礎を残すのみです。
 その一隅に、ミッキーマウスの人形が微笑んでいました。
 家人の帰宅を待ち望んで。

 南三陸町の北隣は、宮城県沿岸部で最北の気仙沼市です。
 街外れには、焼けただれた自動車が、何百台も積み上げられています。
 街中に、ポツンポツンと残っている家屋も、焼けただれています。
 電柱は、かつては一本だったはずが、四カ所で折れ曲がっています。 < つづく >

東北地方太平洋沖巨大地震 震度分布図
  <東北地方太平洋沖巨大地震 震度分布図 2011年3月11日>

 東北地方 太平洋沿岸 その4

 東北地方 太平洋沿岸 その3

 東北地方 太平洋沿岸 その2

 東北地方 太平洋沿岸 その1

 巨大地震直後の滝桜 その三

 巨大地震直後の滝桜 その二

 巨大地震直後の滝桜 その一

 

     前回の問題 解答
『論語 第六巻 顔淵編 七』で、次の○に入る漢字一字は「兵」です。
   三者に於いて何をか先にせん。
   日わく、○を去れ。
          

 
 
     今日の問題
 東北地方太平洋沖巨大地震の直後、気仙沼市で水道が通水不能となった24409戸は、給水戸数の何%に当たるでしょう。
  

    
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〈 茶の湯が求める新地平 / 孔子と老子 〉4月のわくわく学習会

 3月のわくわく学習会のテーマは、「孔子と老子」でした。

 孔子は、古代中国におけるあるべき国政について思索した儒学者です。
 2500年もの歳月を隔てて、現代とは違う時代状況ですが、参考すべき点は多々あります。
 弟子の子貢からの質問に答えた次の内容も、現代に通用するでしょう。

 子貢が、政治のやり方についておたずねした。
 先生がいわれた。
 「食物をじゅうぶんにし、軍備をじゅうぶんにし、人民に信用させることだ」
 子貢がおたずねした。
 「万一、やむをえない理由で、この三つのうちどれか一つを省くとしましたら、何を先にしましょうか」
 先生がこたえられた。
 「軍備を省くことだ」 

  『世界の名著 3 孔子 孟子』 貝塚茂樹 訳 中央公論社

 4月のわくわく学習会は、「茶の湯が求める新地平」がテーマです。 

 

     < 4月のわくわく学習会 >
  と き 4月18日(土) 
      14時00分~15時00分 
  ところ 開進学園 
  テーマ 茶の湯が求める新地平
  参加費 100円
  連絡先 電話 043-273-6613(16時から)
  メール wakuwaku@kaishin.jp.net

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 〈 孔子と老子 〉  3月のわくわく学習会

 〈 西行と『山家集』〉
          2月のわくわく学習会

 〈 卜部兼好と『徒然草』〉
          1月のわくわく学習会
 

 〈 清少納言と『枕草子』〉
          12月のわくわく学習会

 〈 鴨長明と『方丈記』〉
          11月のわくわく学習会

 〈 天の川銀河 〉   10月のわくわく学習会

 〈 それぞれの憲法観 〉9月のわくわく学習会

 〈 基本的人権と天皇・皇族 〉
           7月のわくわく学習会

 〈 武器のない世界 〉 6月のわくわく学習会

 

     前回の問題 解答
 「杜若」は、『カキツバタ』です。
            

 
 
     今日の問題
 『論語 第六巻 顔淵編 七』で、次の○に入る漢字一字は何でしょう。
   三者に於いて何をか先にせん。
   日わく、○を去れ。
  

    
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