カテゴリー別アーカイブ: 和歌を詠む

〈 春 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』
(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、
〈 春 〉に因んだ短歌を紹介します。

  みどり野の草々の果てに春浅く 
   つきせぬ生命の尊さを見る 

  来ん春を君共々にたのもしく 
   のぞみ抱かん東京の空 

  春陽さす城跡を歩み生徒等と
   教うる道を説くも楽しき 
shikishi harimado (2)

 〈 思ひ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 母 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 息吹 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 幸 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さびし 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 恋 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 瞳の輝き 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 謡 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 友 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 
       前回の問題 解答
 渡部良三さんの次の歌の○○に入る語句は、
「国賊」です。
   縛らるる捕虜も殺せぬ意気地なし
    ○○なりとつばをあびさる
 

 
        今日の問題 
 98年前の3月23日、日本で初めての赤・黄・青の
三色自動信号機が設置されました。
 この赤灯と黄灯と青灯には、それぞれ何という
文字が書かれていたでしょう。
     

 
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『歌集 小さな抵抗』

 平時において、「人を殺すこと」は悪行と見なさ
れます。
 戦時においては、「人を殺さないこと」が悪行と
見なされます。

 この「平時における悪行観」を払拭し、「戦い抜
く=殺し抜く」肝を据わらせるために実施された
のが、入隊して間もない新兵に対する突殺演習で
した。

   「捕虜殺すは天皇の命令」の大音声
    眼するどき教官は立つ

 48名いた新兵のうち唯一人命令を拒否した兵士
は、「赤付箋付きの兵隊」として、徹底的な差別と
リンチを受け続けます。

   生きのびよ獣にならず生きて帰れ
    この酷きことを言い伝うべく

 中国戦線を転戦中、反戦の想いを密かに1100余
首の短歌に認めながら、戦死や私刑死の瀬戸際を
潜り抜け、終戦から七ヶ月後の3月21日に復員し
たのが、渡部良三さんです。

   祈れども踏むべき道は唯ひとつ
    殺さぬことと心決めたり
      『歌集 小さな抵抗』
        渡部良三 著 シャローム図書

小さな抵抗
 
       前回の問題 解答
 日本在来馬一頭に積む荷重の単位「駄」は、約
113kgに相当します。
 

 
        今日の問題 
 渡部良三さんの次の歌の○○に入る語句は、何
でしょう。
   縛らるる捕虜も殺せぬ意気地なし
    ○○なりとつばをあびさる
     

 
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ウグイスの初音 ウメの落花

 先週の6日に訪ねた里山で、ウグイスは、微か
に音を漏れ出していました。

 一週間を隔てた13日、同じ里山では、ウグイス
が、途切れ途切れの状態から、僅かに僅かに音色
を整えています。
 そして、ついに達成しました。
   ホーホケキョ ケキョケキョ
 ウグイスの初音です。

紅梅

 13日は、太陰太陽暦で二月十一日。
 二月の花札には、ウグイスとウメが組み合わさ
れています。
 ウグイスがウメの木に止まって啼いてくれれば
最高なのですが。

 しかし、50年以上に渡ってウグイスを観察され
続けている専門家でも、ウグイスがウメの木に止
まっている状態すら、見たことはないのだそうで
す。

 折しも早春を彩ってきた紅梅と白梅の古木は、
ウグイスに後を託すかのように、花びらを春風に
預けていました。

  梅の花 散り乱ひたる 岡びには
   鶯鳴くも 春かたまけて
     『万葉集 第838首』

白梅

 
       前回の問題 解答
 パンダの前肢の指は、六本です。
 

 
        今日の問題 
 次の和歌の〇に入る語句は、何でしょう。
   冬こもり 春さり来れば あしひきの
    山にも野にも 〇鳴くも
      『万葉集 第1824首』
     

 
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〈 思ひ 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 思ひ 〉に因んだ短歌を紹介します。

  遥かなる思ひは遠きふるさとに 
   心寄すべき人もあらなくに 

  図書室の日々の思ひは君故に 
   いかがすべけん溢る眞愛し 

  幼子の寝息に寄する思ひして
   清らに生きんと明日に託せし 
shikishi harimado (2)

 〈 母 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 息吹 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 幸 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さびし 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 恋 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 瞳の輝き 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 謡 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 友 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 卓球 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 まこと 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
       前回の問題 解答
 二酸化炭素を貯蔵するために開発された「多孔
性材料」の材料は、二酸化炭素です。
 

 
        今日の問題 
 「眞愛し」は、何と読むでしょう。
    

 
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〈 母 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』
(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、
〈 母 〉に因んだ短歌を紹介します。

  子の為を生命とやなさんと母君は 
   旅立ち給ふ今宵寒きに 

  ただ一言幸くあれよと言霊を 
   残して逝きし母を偲びぬ 

  何もかも可能にせずば止まむとて
   神に祈れる母の背懐かし 
shikishi harimado (2)

 〈 息吹 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 幸 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さびし 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 恋 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 瞳の輝き 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 謡 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 友 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 卓球 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 まこと 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
       前回の問題 解答
 「辛味入汁掛飯」は、『にっぽん洋食物語大全
(小菅桂子 著 筑摩書房)』で、「ライスカレー」と読ま
せています。

        今日の問題 
 横井庄一さんが、1972年1月24日にグアム島で
生き残りの日本兵として、収容されました。
 横井さんは、何年間ジャングルに潜んでいたこ
とになるでしょう。

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〈 息吹 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』
(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、
〈 息吹 〉に因んだ短歌を紹介します。

  城跡まで送り来し身にはふれまじと 
   寂しさにうつたう吾が息吹かも 

  九十余の年寿重ねしたらちねの 
   永遠の息吹は今もこだます 

  古希となり心嬉しく吾を思う
   家族等の息吹に包まるる今日 
shikishi harimado (2)

 〈 命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 幸 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さびし 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 恋 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 瞳の輝き 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 謡 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 友 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 卓球 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 まこと 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 子を思ふ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 寒 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
        前回の問題 解答
 ユズの可食部100gあたりにビタミンCは、果汁で40
mg含まれているのに対し、果皮には150mgと3.75倍
も含まれています。

  
        今日の問題 
 古希は、数え年で七十歳です。
 傘寿は、数え年で何歳でしょう。

 
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〈 命 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』
(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、
〈 命 〉に因んだ短歌を紹介します。

  玉きはる命死にせず大陸ゆ 
   かへり来し君をいとほしむかも 

  かくかくに過ごせし日々をいとおしみ 
   命あらたに生きんとわれは 

  命とは尊きものよ喜びも
   哀しみも又はげましの種 
shikishi harimado (2)

 〈 幸 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さびし 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 恋 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 瞳の輝き 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 謡 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 友 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 卓球 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 まこと 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 子を思ふ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 寒 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 

       前回の問題 解答
 国引きをするための杭とされた佐比売山とは、現代
の三瓶山です。

  
        今日の問題 
 命にかかる枕詞「玉きはる」を、「玉」を用いずに漢字
表記すると、どうなるでしょう。

 
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