〈 健康の通信簿(検査結果)の気になる数値 その7 / 健康の通信簿(検査結果)の気になる数値 その6 〉 3月の健康学習会

 2月の健康学習会は、「健康の通信簿(検査結果)の気になる数値 その6」がテーマで、胸部と腹部の検査で分かることを、学びました。

 胸部X線検査で分かる、主な病気です。

  <肺炎>
 様々な病原体が感染して、肺に炎症が起こります。

  <肺結核>
 結核菌が感染して、肺に炎症が起こります。

  <肺気腫>
 気管支や肺胞が破壊されて、肺に炎症が起こります。

  <胸水>
 肺ガンなどで、胸部に水が溜まります。

 なお、肺の奥にある肺ガンは、胸部X線検査で分かります。
 しかし、肺の入り口付近の肺ガンは、喀痰細胞診検査が必要です。

 3月の健康学習会は、「健康の通信簿(検査結果)の気になる数値 その7」がテーマで、感染症や心臓の検査などについて、学習します。 

    < 3月の健康学習会 >
 日 時  3月27日(月) 10時30分~12時
 場 所  開進学園
 テーマ  健康の通信簿(検査結果)の
       気になる数値 その7

 参加費  100円
 連絡先  043-273-6613

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  < 健康学習会の最近のテーマ >
一月  呼吸筋を鍛える その1
二月  呼吸筋を鍛える その2
三月  呼吸筋を鍛える その3
四月  塩と健康    
五月  水と健康 その1
六月  水と健康 その2
七月  コーヒーと健康
十月  お茶と健康
十一月 はちみつの効能
十二月 防災準備と健康 その1

一月  防災準備と健康 その2
二月  防災準備と健康 その3
九月  災害を生き延びるために その1
十月  災害を生き延びるために その2

四月  ワクチンの基礎知識 
五月  新型コロナウイルスワクチン
七月  電気の自給自足
十月  電気に頼らない生活 その1
十一月 電気に頼らない生活 その2
十二月 食べられる 春の野草

六月  食べられる 夏と秋の野草
七月  健康の通信簿(検査結果)の
     気になる数値 その1
九月  健康の通信簿(検査結果)の
     気になる数値 その2
十一月 健康の通信簿(検査結果)の
     気になる数値 その3
十二月 健康の通信簿(検査結果)の
     気になる数値 その4

一月  健康の通信簿(検査結果)の
     気になる数値 その5
二月  健康の通信簿(検査結果)の
     気になる数値 その6

 
       前回の問題 解答
 東山慈照寺は、足利義政(室町幕府八代将軍)の法号「慈照院」に因んで、命名されました。
 
 

        今日の問題 
 三日分の痰を採取し、ガン細胞などが含まれているかいないかを調べるのは、何検査でしょう。

 

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〈 東山慈照寺(銀閣寺) 〉春隣の京都紀行 その三

 京都市街の東寄りで大文字山の麓にある東山慈照寺(銀閣寺)に着いたのは、開門時間前の早朝。
 寺の方々が、折からの雪を掃いて道づくりをしていました。
 総門とその奥の寺域は、重々しい雪空に覆い被されています。

京都 慈照寺 総門

 1477年に応仁の乱が終わって5年後、足利義政(室町幕府八代将軍)は、隠棲生活を送るため、山荘東山殿を造営します。
 10年間にも渡る乱が収束したとは言え、各地で一揆が続発し、息子・足利義尚や妻・日野富子との確執など難問を抱え、身も心も休まる地を求めたのでしょう。
 総門を抜けて50mほど続く銀閣寺垣を行くと、俗界とは別世界へ抜け出たようです。

京都 慈照寺 銀閣寺垣

 足利義政は、東求堂(とうぐどう・檜皮葺きで現存する最古の書院)、善阿弥作の池泉回遊式庭園・・・を、次々に造営します。
 最後は、観音殿銀閣です。
 一層・心空殿(書院風)と二層・潮音閣(唐様仏殿)からなる観音殿の完成の翌年、足利義政は亡くなります。

京都 慈照寺 銀閣 雪

 展望所から眺めると、観音殿銀閣も、向月台も、薄っすら雪化粧をしていました。
 展望所を下りて、観音殿銀閣を見上げると、屋根上の雪は見えず、池の畔に立つウメの蕾が膨らんでいるように見えました。
 まさに春隣の東山慈照寺(銀閣寺)でした。

京都 慈照寺 銀閣 ウメ

 
〈 梅苑「花の庭」 北野天満宮 〉春隣の京都紀行 その二

〈 大文字の火床は雪化粧 〉春隣の京都紀行 その一
 

 
       前回の問題 解答
 次のことわざの「 」に入る語句は、「学」です。
   少年老い易く「 」成り難し
 
 

        今日の問題 
 東山慈照寺は、誰の法号に因んで命名されたのでしょう。

 

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壊れる前に その七

 一人の人間が経験できることは、数え切れないとはいえ、限界があります。
 自分には到底経験できそうもないことや、まだ未経験なことなどを、あらかじめ知り得ていれば、非常に助かります。
 ただし、知り得るためには、脳の働きが不可欠でしょう。

 道に迷っているわけではない。
 こまごましたたくさんの用事をいっぺんに頭にとどめておけないため、あっちに行ってはひとつ忘れ、こっちに行っては思いだしという具合なのである。
   ・・・・・
 しかし、わかったことがある。
 どんな脳も、必ず何かを学習するということだ。
    『壊れた脳 生存する知』
        山田規畝子 著 講談社

 ということは、脳の働きが不具合になっても、すでに知り得た経験は活かされるのでしょうか。
         < つづく >

 壊れた脳

  壊れる前に その六

  壊れる前に その五

  壊れる前に その四

  壊れる前に その三

  壊れる前に その二

  壊れる前に その一

 〈 なぜ勉強するのか 〉表現学習の作品から
 
 

 
       前回の問題 解答
 ノルマン人がフランスへ侵入して立てた国は、ノルマンディー公国と呼ばれます。
 
 

        今日の問題 
 次のことわざの「 」に入る語句は、何でしょう。
   少年老い易く「 」成り難し

 

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〈 アジアの王政/スカンディナヴィア半島とヨーロッパ 〉3月のわくわく学習会

 2月のわくわく学習会のテーマは、「スカンディナヴィア半島とヨーロッパ」でした。

 スカンディナヴィア半島に居住する人々は、「北方に住む人」を意味する「ノルマン人」と呼ばれていました。
 そのノルマン人が、毛皮や海産物などを売りつけ、農産物などを買い付けるため、西ヨーロッパ・東ヨーロッパ・・・へ、進出して行きます。
 平和的な通商だけでなく、暴力的な略奪も含めた行為は、ヴァイキングと言われます。

 スカンディナヴィア半島西側のノルウェー系ヴァイキングは、当初南進してグレートブリテン島やアイルランド島へ、進出しました。
 その後、西進してフェロー諸島やアイスランド島を発見して、植民します。
 さらに西進してカラーリットクナート(グリーンランド)ヘ、さらにさらに西進して北アメリカ大陸へ、到達します。

 スカンディナヴィア半島西側のスウェーデン系ヴァイキングは、東進してバルト海を渡ります。
 そこから南進してノブゴロド国・キエフ公国・黒海へ進出します。
 さらに東進した後に南下し、カスピ海へも進出します。

 スカンディナヴィア半島の南対岸のデンマーク系ヴァイキングは、イベリア半島から地中海へ、さらにイタリア半島へ、さらにバルカン半島へも、進出します。
 
 9世紀のヨーロッパは、ヴァイキングによって包囲された感があります。
 
 3月のわくわく学習会は、前回のテーマ・「スカンディナヴィア半島とヨーロッパ」に続き、 アジアの王政について考えます。

   < 3月のわくわく学習会 >
と き  3月18日(土) 14時00分~15時00分
ところ  開進学園
テーマ  アジアの王政
参加費  100円
連絡先  電話 043-273-6613(16時から)

 < わくわく学習会 最近のテーマ >
二月  スカンディナヴィア半島とヨーロッパ   
一月  バルカン半島とヨーロッパ   

十二月 イタリア半島とヨーロッパ   
十一月 イベリア半島とヨーロッパ   
十月  グレートブリテン島とヨーロッパ  
九月  ロシアの建国 
七月  ロシア帝国 
六月  森の中での自給自足 
五月 『共同幻想論』と国家の探究  第四回 
四月 『共同幻想論』と国家の探究  第三回 
三月 『共同幻想論』と国家の探究  第二回 
二月 『共同幻想論』と国家の探究  第一回 
一月 『資本論』と現代社会 第四回 

十二月 『資本論』と現代社会 第三回 
十一月 『資本論』と現代社会 第二回 
十月  『資本論』と現代社会 第一回 
九月  日常生活の中で筋力アップ 
七月  心霊体験 
六月  性の多様性と日本 
五月  草々の見分け方 
四月  草々の力を借りれば 
三月  植物の薬効 
二月  森林療法
一月  森林と健康

十二月 森林の恵み 
十一月 知性あふれる植物 
十月  植物との対話 
九月  道ばたの草花 
七月  群衆心理 
六月  山岳信仰と修験道 
二月  日本の山岳信仰 
一月  地域民衆文化としての能

 
 
 
       前回の問題 解答
 四万十川水域で用いられる「沈下橋」は、公式には「潜水橋」です。
 

        今日の問題 
 ノルマン人がフランスへ侵入して立てた国は、何と呼ばれるでしょう。

 

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〈 四万十川の沈下橋 〉土佐紀行

 四万十川は、源流部から一路南下します。
 ただし、約27km下った地点で、流路を90度変え、西方へ進みます。
 その後、西進 → 南進 → 西進 → 北進・・・と、凄まじい曲流を続けます。
 実距離と直線距離の比(曲流率)は、四万十川が3.77と、利根川の2倍を超えます。

 曲流率が高ければ、洪水の被害を受けやすくなります。
 洪水に強くするためには、橋脚を高く強くしなければなりません。
 そうは言っても、交通量が少なく、対岸とを主に歩いて渡る生活道路の橋に、多額の費用は掛けられません。

 そこで、洪水に遭うことを前提にした橋作りが求められます。
 橋を、川面から高くせずに、増量したら川の流れに入るようにします。
 洪水が運ぶ流木などに巻き込まれないように、欄干は設けません。

 こうして、最小限の費用で架けられたのが、沈下橋です。
 四万十川水域には、約50の沈下橋が残っています。

四万十川 沈下橋 2 

四万十川 沈下橋 3 

〈 四万十川の源流部 〉土佐紀行

〈 三輪タクシー・ツノトゥク 〉土佐紀行

〈 片岡兄弟の生家 〉土佐紀行

〈 皿鉢料理 〉土佐紀行

〈 高知線(土讃線)発祥の地 〉土佐紀行

〈 路面電車 とさでん交通 伊野線 〉土佐紀行

〈 ひろめ市場 カツオの藁焼き 〉土佐紀行

〈 とさでん交通 路面電車の車庫 〉土佐紀行

〈 アンパンマン像とからくり時計 〉土佐紀行

〈 はりまや橋 〉土佐紀行

<かわうそ自然公園> 初冬の土佐路 その三

<竹林寺の紅葉> 初冬の土佐路その二

<五台山の紅葉> 初冬の土佐路 その一

 
 
       前回の問題 解答
 上総金光明四天王護国之寺(上総国分寺)の七重塔の高さは、約63m と言われています。
 

        今日の問題 
 四万十川水域で用いられる「沈下橋」は、公式には何橋と呼ばれるでしょう。

 

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〈 上総金光明四天王護国之寺(上総国分寺) 〉房総紀行

 五井駅(内房線)の方に向かって、南東から北西方向へ、舌状の台地が三つ突き出ています。
 そのうち、北寄りの台地に、上総法華滅罪之寺(上総国分尼寺)が、建立されていました。
 中ほどの台地には、市原市役所が建っています。
 そして、南寄りの台地には、上総金光明四天王護国之寺(上総国分寺)が、建立されていました。

 上総法華滅罪之寺(上総国分尼寺)は、全国の法華滅罪之寺(国分尼寺)の中で、最大の規模です。
 上総金光明四天王護国之寺(上総国分寺)は、全国の金光明四天王護国之寺(国分寺)の中で、三番目の規模です。
 畿内(当時の日本の中心)から遠く離れた地に、これほどの法華滅罪之寺(国分尼寺)と金光明四天王護国之寺(国分寺)が建立される程、当時の上総は国力が豊かだったのでしょう。
  
 そのころのヤマト政権は、朝鮮半島と対峙するために、九州に防人(さきもり)を配置していました。
 防人は、全国から毎年約1000人ずつ徴集されていましたが、そのうち半数は上総と下総の農民でした。

 写真は、法隆寺五重塔の二倍近い高さを誇った、七重塔の心礎です。
上総国分寺

〈 上総法華滅罪之寺(上総国分尼寺) 〉房総紀行

〈 布良海岸と『海の幸』 〉  房総紀行

〈 根本海岸と若山牧水 〉   房総紀行

〈 東京大空襲と東京湾観音 〉 房総紀行

〈 大房岬 〉         房総紀行

〈 洲崎に沈む夕日 〉     房総紀行

〈 勝浦海岸 八幡岬 〉    房総紀行

〈 刑部岬と飯岡 〉      房総紀行

〈 黒生海岸 とんび岩 〉   房総紀行

 
       前回の問題 解答
 次のことわざの「 」に入る語句は、勤勉です。
   「 」は成功の母

 

        今日の問題 
 上総金光明四天王護国之寺(上総国分寺)の七重塔の高さは、どれでしょう。
   A 約13m
   B 約23m
   C 約33m
   D 約43m
   E 約53m
   F 約63m

 

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壊れる前に その六

 脳梗塞を始めとして次々に発症する山田規畝子さんは、幼い息子への想いを認めています。

 私が健康なら、しなくてすむがまんを、いっぱいしてきたことだろう。
 苦労をかけている張本人としては、いつもすまなさでいっぱいである。
 だが、彼は「思いやり」がどういうものであるかを、確実に学んでいる。
 子どもには、生まれながらにして、経験を栄養にして育つ力があると、思わずにはいられない。
    『壊れた脳 生存する知』
        山田規畝子 著 講談社

 楽しいことでも、苦しいことでも、うれしいことでも、いやなことでも、経験はすべて自分自身の成長の糧となります。
 経験は、次の機会か、次の次の機会か、長い期間を経た後の機会か、いずれにしてもいつかの機会に活かせます。

 私の脳の外にいる人には、けっしてのぞくことのできない、私だけの世界。
 脳が壊れた者にしかわからない世界。
 正常な人は気づかない、誰も立ち止まって見たこともない脳の中。
 わたしは、高次脳機能障害という未知の世界に、医者としてひどく心を奪われていた。
 どんな本にも書かれていない摩訶不思議なことが、毎日、私自身の身に起こるのだ。
         < つづく >

 壊れた脳
  壊れる前に その五

  壊れる前に その四

  壊れる前に その三

  壊れる前に その二

  壊れる前に その一

 〈 なぜ勉強するのか 〉表現学習の作品から
 
 
 
 
      前回の問題 解答
 北野天満宮には、約1500本ほどの梅の木が植えられています。
 

      今日の問題 
 次のことわざの「 」に入る語句は、何でしょう。
   「 」は成功の母

 

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