〈 梅苑「花の庭」 北野天満宮 〉春隣の京都紀行 その二

 京都市街の北西部にある北野天満宮へ向かう道は、大勢の人で溢れるようです。
 受験真っ只中ということもあるでしょう。
 そこに、梅の見ごろも重なりました。

 北野天満宮は、菅原道真を祀る神社です。
 菅原道真と言えば、有名な和歌があります。

    東風吹かば
   匂ひおこせよ梅の花
   あるじなしとて
   春を忘るな

 菅原道真が、京都からはるばる九州の大宰府へ左遷させられる際の心情を詠ったとされています。

 北野天満宮の左手奥にある梅苑「花の庭」は、種類によってまちまちですが、全体としては八分咲きと言えます。
 紅梅も、白梅も、春の陽射しを浴びて、気持ちよさそうです。
 「春隣」というより、「春めく」風情の、梅苑「花の庭」でした。

京都 北野天満宮 紅梅

京都 北野天満宮 白梅

 
〈 大文字の火床は雪化粧 〉春隣の京都紀行 その一
 
 
 
      前回の問題 解答
 スカンディナヴィア半島西岸に見られる、氷河による浸食によって形成されたU字谷は、「フィヨルド」と呼ばれます。
 

      今日の問題 
 北野天満宮には、何本ほどの梅の木が植えられているでしょう。
   A 約15本
   B 約150本
   C 約1500本
   D 約15000本
   E 約150000本

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
       ホームページ

〈 アジアの王政/スカンディナヴィア半島とヨーロッパ 〉3月のわくわく学習会

 2月のわくわく学習会のテーマは、「スカンディナヴィア半島とヨーロッパ」でした。

 スカンディナヴィア半島は、一万年ほど前まで厚い大陸氷河に覆われていました。
 その厚さは、最大で3000m近くに達しました。

 やがて大陸氷河が溶け出すと、大陸氷河の重みで抑えられてきた大地が隆起します。
 今でも一年間に約9mmずつ隆起し続けています。
 このまま進めば、遠い将来にボスニア湾は消滅することになるでしょう。

 ところで、スカンディナヴィア半島の東岸と西岸とでは、特に冬季の気温がかなり違います。
 西岸は、メキシコ湾流を母体とする北大西洋海流という暖流が流れ込んでいるため、東岸に比べるとかなり温暖です。

 その後、スカンディナヴィア半島西岸から北大西洋を越えて、ヨーロッパ各地への進出が始まります。
 8世紀後半からのヴァイキング時代です。
 
 3月のわくわく学習会は、前回のテーマ・「スカンディナヴィア半島とヨーロッパ」に続き、 アジアの王政について考えます。

   < 3月のわくわく学習会 >
と き  3月18日(土) 14時00分~15時00分
ところ  開進学園
テーマ  アジアの王政
参加費  100円
連絡先  電話 043-273-6613(16時から)

 〈 スカンディナヴィア半島とヨーロッパ 〉2月のわくわく学習会

 
 
 
      前回の問題 解答
 アイヌ語の「シ・マムタ(とても美しい)」から名付けられたという説があるのは、四万十川です。
 

      今日の問題 
 スカンディナヴィア半島西岸に見られる、氷河による浸食によって形成されたU字谷は、何と呼ばれるでしょう。

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
       ホームページ

〈 四万十川の源流部 〉土佐紀行

 津野町に一泊した翌朝、不入山(いらずやま)へ向かいます。

 土佐藩の時代、一般人の立ち入りが禁じられていた、「御留山」です。
 人の手が加えられていないため、学術参考保護林に指定されています。

 車を降り、広葉樹に囲まれた山道を、せせらぎの音に誘われながら登ります。
 狭い流路のほとんどを占める大小の岩々は、ビッシリと苔むしています。

 登山口から30分程で、四万十川の源流部に到達です。
 苔に包まれて岩も幹も緑一色になっている中、か細く流れ下る滝と、四万十川の源流部を示す木製標柱の、白さが際立ちます。
  「四万十川196kmの流れ、ここに発す」

四万十川 源流部

〈 三輪タクシー・ツノトゥク 〉  土佐紀行

〈 片岡兄弟の生家 〉       土佐紀行

〈 皿鉢料理 〉          土佐紀行

〈 高知線(土讃線)発祥の地 〉   土佐紀行

〈 路面電車 とさでん交通 伊野線 〉土佐紀行

〈 ひろめ市場 カツオの藁焼き 〉 土佐紀行

〈 とさでん交通 路面電車の車庫 〉土佐紀行

〈 アンパンマン像とからくり時計 〉土佐紀行

〈 はりまや橋 〉         土佐紀行

<かわうそ自然公園> 初冬の土佐路 その三

<竹林寺の紅葉>    初冬の土佐路その二

<五台山の紅葉>    初冬の土佐路 その一

 
 
 
       前回の問題 解答
 次のことわざの「 」に入る語句は、学問です。
   「 」に王道なし
 

        今日の問題 
 アイヌ語の「シ・マムタ(とても美しい)」から名付けられたという説があるのは、何川でしょう。

 

    夢を実現する学習塾  開 進 学 園
        ホームページ

壊れる前に その五

 山田規畝子さんの生活は、一変します。
   数を数えられない
   計算ができない
   字が読めない
   自宅の近くでも迷子になる
 追いかけるように、左半身が麻痺していきます。

 思えば、仕事を投げ出して過ごした二年間の主婦生活は、幼稚園児の息子との戦争の日々だった。
 あっちは、いろいろなことを習得して、次々と真っ白な脳に焼きつけていく。
 こっちは、なくしたものを一生懸命思い出し、脳の片隅から引っぱり出してきて、もう一度スラスラ使えるように、脳の空き地に植え付けなおす作業。
 どっちが早いか、駆けくらべだ。
     『壊れた脳 生存する知』
          山田規畝子 著 講談社

 一人息子が三歳の時に脳出血して以降、育児どころではありません。
 罹病後に離婚し、母一人子一人になります。
 三歳の子が、母親の看病をし、日常生活の手助けをする、「育母」の毎日でした。   
      < つづく >

 壊れた脳

  壊れる前に その四

  壊れる前に その三

  壊れる前に その二

  壊れる前に その一

 〈 なぜ勉強するのか 〉表現学習の作品から
 
 
 
       前回の問題 解答
 「火床」は、「ひどこ」と読みます。
 

        今日の問題 
 次のことわざの「 」に入る語句は、何でしょう。
   「 」に王道なし

 

    夢を実現する学習塾  開 進 学 園
        ホームページ

畳む文化 坐る文化 その14 健康気功教室

 坐禅をする際の坐り方である「趺坐(ふざ)」も、姿勢を大切にしています。
 ただし、「趺坐」するためには、坐蒲団と坐蒲が要ります。
 道具を一切用いずに姿勢良く坐るとすれば、「正座」が上をいきます。
 「正座」は、「姿坐」であるとも言えます。

 「胡坐(あぐら)」をした状態から立ち上がるとなると、畳や床に手を添えない訳にはいきません。
 左右の足の平(足の裏)を合わせた「楽坐」も、「胡坐」同様に手を使わずに立ち上がるのは、楽ではありません。
 右膝を立てて坐る「建膝坐」なら、手を使わずに立てそうですが、なかなか難しいものがあります。
 「趺坐」の場合、組んでいる足をほどく手間も時間も掛かります。

 「正座」なら、手を使わずに立ち上がれます。
 立ち上がったら、すぐに次の動作に移れます。
 「正座」は、静から動へ移行し易い「勢坐」でもあります。

      < 健康気功教室 >
  と き  毎週木曜日 10時30分~12時
  ところ  開進学園  二階 広間
   連絡先  電話  043-273-6613
  メール   kokyu@kaishin.jp.net

  畳む文化 坐る文化 その13

  畳む文化 坐る文化 その12

  畳む文化 坐る文化 その11

  畳む文化 坐る文化 その10

  畳む文化 坐る文化 その9

  畳む文化 坐る文化 その8

  畳む文化 坐る文化 その7

  畳む文化 坐る文化 その6

  畳む文化 坐る文化 その5

  畳む文化 坐る文化 その4

  畳む文化 坐る文化 その3 

  畳む文化 坐る文化 その2 

  畳む文化 坐る文化 その1

  人体の皮膚・自然界の皮膚 その17

kenkou kikou kyoushitsu

気功 広間

〈 大文字の火床は雪化粧 〉春隣の京都紀行 その一

 屋根に雪を纏った慈照寺(銀閣)に着いたものの、開門時間はまだまだ先。
 しばらく辺りを散策していると、「大文字山」との小さな道標が目に留まります。
 ちょっと登ってみたくなりました。

 京都の夏を代表する行事の一つが、大文字(大文字の送り火・五山送り火)です。
 夏の夜空を赤々と照らす「大」の字が、春隣にはどうなっているのでしょう。

 気楽に登り始めたものの、甘くはありません。
 小雪とはいえ、間断なく降り続いています。
 土の道はグシャグシャで、石の道はツルツルです。
 服より外の気温は冷たくとも、服より内の気温は登りの連続で汗ばむほどです。
 寒さ対策に着込んだ服を次々に脱ぎ、シャツ一枚になりました。

 50分程で、 大文字の火床に到達です。
 松割り木を積み上げる基礎となる石組みは、雪が積もって、形がクッキリと浮かび上がっています。
 さらに、雪空とはいえ、京都の市街が一望できます。
 これなら京都の街中から、「大」の字の送り火がよく見えるはずです。

京都 大文字 火床

 
 
       前回の問題 解答
 「悲」の「非」は、「羽」が左右に開いた様子を表わしています。
 

        今日の問題 
 「火床」は、何と読むでしょう。
   A かしょう
   B かどこ
   C ひしょう
   D ひどこ

 

    夢を実現する学習塾  開 進 学 園
        ホームページ

〈 悲し 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 悲し 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

  わが心千重の一重も通ひなば 
   嬉しからまし悲し君ゆゑ 

  長所をのみとりたまへれどその事の 
   短所となれる折の悲しさ 

  かへり見るいとまなしとやわが才の
   足らぬを知らぬ人の悲しさ 

shikishi harimado (2)

 〈 時 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 夢 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 生命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 月 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 獨り 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 別れ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 永遠 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さだめ 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 引揚げ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 
       前回の問題 解答
 日本で最後に目撃された動物を記念して、津野町(高知県)に公園が建設されました。その動物(イタチ科)は、ニホンカワウソです。
 

        今日の問題 
 「悲」の「非」は、何が左右に開いた様子を表わしているでしょう。

 

    夢を実現する学習塾  開 進 学 園
        ホームページ