足利市内の渡良瀬川に架かる中橋は、嵩上げされた周辺の堤防より低くなったため、既存の橋は移築して歩行者用に、自動車用には別個に新設される予定です。
歩行者用となった中橋は、幅が広く、ゆったりと渡ることができます。
上部の構造を見上げながら歩いても、安全です。
曲線になっているのは、アーチリブです。
両側のアーチリブを繋いでいるのは、橋門構です。
橋門構は、六本で一点の接合部に交わっています。
それらの接合部のうち一カ所が、他とは異なっています。
緑色の鉄骨とは対照的に、白色のハンガーが入り組んでいます。
奥でジッと構えているのは、カラスです。
カラスの鉄骨ハンガー巣です。
最近各地で、ハンガーを素材としたカラスの巣が話題になっています。
木の枝の間にハンガーが入り組んでいれば、目立ちます。
それらに引き換え、中橋にある「カラスの鉄骨ハンガー巣」は、色は対照的ですが、構造物の鉄骨も、巣の材料としての針金ハンガーも、鉄製素材としては似通っています。
木などの自然由来の材料と金属材料の融合という段階から、一歩進んできたのでしょうか。
前回の問題 解答
アマガエルによる降雨予報は、「雨鳴」と呼ばれています。
今日の問題
漢字の問題です。
トリでありながらトリでないのは、何でしょう。