サハラ・サバクを訪れると、それまでの「自動車は通れず、ラクダに頼るしかないのが砂漠」という思い込みとは、明らかに違っていました。
四輪駆動車(4WD)に乗り換えなくとも、自由気ままに走行できる、地盤が堅い平原が続いていたからです。
ラクダに跨って進む砂地や砂丘もありましたが、ごく一部でした。
「砂漠」という表記は、「砂漠=砂サバク=砂地形」を連想しがちです。
そこで、「沙漠」という表記が出てきました。
童謡『月の沙漠』も、日本沙漠学会も、「砂漠」ではなく「沙漠」を採用しています。
ただし、「砂」も「沙」も「漠」も、意味の上では「すな」で繋がっています。
サバクは、乾燥の度合いが著しい気候を表しており、砂とは関係ありません。
年間降水量が、年平均気温から算出された乾燥限界の半分を下回れば、サバク気候と判定されます。
サハラ・サバクにあるホテルは、室内のベットで休むか、屋外のテントで休むか、選択制になっています。
屋外のテントを選択すると、風よけがあるだけで、屋根はありません。
大地に直に置かれたマットに横たわると、眼の先には空を覆い尽くすほどの星々が煌めき、その間を流れ星が幾つも降り注いでいました。
『7月26日から9月7日までの間に 』
9月の開進学園だより
『 余部鉄橋から新余部橋梁へ 』 8月の開進学園だより
『 大の里・照ノ富士・澤勇 』 7月の開進学園だより
『 阿蘇海・天橋立・与謝海 』 6月の開進学園だより
『 つれづれなるままに 』 5月の開進学園だより
『 東京湾・伊勢湾・若狭湾 』 4月の開進学園だより
『 磁極の南北逆転 』 3月の開進学園だより
『 能登はやさしや土までも 』 2月の開進学園だより
『 四肢を超えたヘビ 』 1月の開進学園だより
前回の問題 解答
関門橋が開通した1973年前後、日本も世界も石油ショックに大騒ぎでした。
今日の問題
一年ごとに拡大するサバクの面積は、地球全体で何㎢でしょう。
A 約6㎢
B 約60㎢
C 約600㎢
D 約6000㎢
E 約60000㎢
F 約600000㎢
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