カテゴリー別アーカイブ: 本に囲まれて

〈 兄君 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 兄君 〉 に因んだ短歌を三首紹介します。

 兄君は二度のいくさにしたがいて 
  いのち短く神にぞなり給う 

 あの世をもこの世をもへだてあらなくに 
  兄君しのぶ今宵さびしも 

 兄君のうつれる写真を抱きつつ
  寒き今宵の旅をし思ほゆ 

shikishi harimado (2)

 〈 花の春 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 雪 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 笑う 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 たらちね 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 乗り物 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 あはれ 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 友 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 心 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 山 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 

      前回の問題 解答
 柏崎刈羽原子力発電所で変圧器の火災が発生したのは、新潟県中越沖地震が起きた時です。
   
 

 
      今日の問題  
 「兄矢」の読みは、何でしょう。
       

 
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『国境の島々のダイナミクス』

 福岡から壱岐と対馬を経て、韓国へ渡る旅をしたことがあります。
 その際、対馬に着いて驚きました。
 町中にハングルんで書かれた看板があふれていたからです。
 韓国語の会話も、よく聞えてきました。

 ホテルで一人の宿泊客と日本語で会話できた時には、ホッとしました。
 ところが、その宿泊客は、翌日に韓国へ渡る船に乗った途端、それまでの日本語はどこへやら、船中の客と次々に韓国語で話し始めたのでした。

 2007年と2017年とで、港別にみた外国人入国者数の推移です。
  下関港       1.6倍
  博多港       2.7倍
  厳原港(対馬南部)  2.5倍
  比田勝港(対馬北部) 10.2倍
 対馬で韓国(プサン・釜山)との航路が便利な比田勝港は、驚異的な増加を見せています。

 外国人旅行者の増加に伴って、国境地域の社会も変化しつつある。
   『国境の島々のダイナミクス』
     高木彰彦 著 古今書院

国境の島々

戦争をやめたい人々

戦乱続くガザ『それでも、私は憎まない』

 
 

      前回の問題 解答
 コアラの新生児の、体長は約2cmで、体重は約o.5gです。
   
 

 
      今日の問題  
 日本と行き来する韓国からの行商人は、何と呼ばれているでしょう。
       

 
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〈 花の春 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 花の春 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

 荒れはてる園にも神の命もて 
  紅く燃えいつ梅のさやけく 

 桃の花活けたる室の窓のへに 
  あわ雪ながる春浅みかも 

 おのづからひそめる生命を紫の
  色美はしくすみれ咲き出つ 

shikishi harimado (2)

 〈 雪 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 笑う 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 たらちね 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 乗り物 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 あはれ 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 友 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 心 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 山 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 眼 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 

      前回の問題 解答
 『枕草子 第三十四段』の〇〇に入る語句は、「紅梅」です。
   木の花は、濃きも薄きも〇〇。
   
 

 
      今日の問題  
 梅と桃と菫の花言葉は、次のどれに当たるでしょう。
   小さな幸せ
   天下無敵
   忍耐
       

 

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30年分の想いが筆談に 『龍ばあちゃんのひとりごと』

 龍ばあちゃんは、家事に、仕事に、子育てに、介護に・・・、いそがしい日々を送ってきました。
 わずかな時間をやりくりしては、墨彩や墨筆に勤しみながら。
 

 家族構成は、妻・夫・長男・次男・長女・義母の六人。
 長男と長女は、自分の夢を持ち、自分の道を歩んでいました。
 ただ次男は、自分の夢を持てず、自分の道を歩めず、施設に入所したままでした。
 自閉症だったからです。

龍ばあちゃん 表紙

 龍ばあちゃんは、人生の大半を次男へ注いでいました。
 会話はできなくとも。

 その次男が、30歳の時に奇跡を起こします。
 それまでの想いを、文章に認めたのです。

 お母さん いつもたよりにしています
 いっぱい大変なことがあるのに
 ぼくのためにおしみなく使ってくれて
 とても感謝の気持ちでいっぱいです
 ありがとう ありがとう
 つい本音がいえず
 たたいたり 力ずくでなんでもやってしまうぼくですが
 心では この気持ちでしかないのです
  『龍ばあちゃんのひとりごと』
    龍神妙 著 文芸社

龍ばあちゃん 本文

戦争をやめたい人々

戦乱続くガザ『それでも、私は憎まない』

 
 
      前回の問題 解答
 松本の扇状地を形成し、総堀のすぐ南側を流れて四重目の堀の役割も果たしてきたのは、女鳥羽川です。
  
 

      今日の問題  
 『龍ばあちゃんのひとりごと』中の墨筆の一節で、◯◯に入る漢字二字は何でしょう。
   障害をもった息子から
   苦しいこと
   悲しいこと
   うれしいこと
   すべて息子は
   私の人生の◯◯だった
       

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〈 雪 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 雪 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

 わが胸のもゆる思ひを降りつもる 
  雪に埋めむ思ひすつべく 

 こころよくこの雪の野に命をも 
  恋をも名をもすてましものを 

 雪の間に南天の実のあかあかと
  かがよふ見れば心恍たり 

shikishi harimado (2)

 〈 笑う 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 たらちね 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 乗り物 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 あはれ 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 友 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 心 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 山 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 眼 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 
 
      前回の問題 解答
 次の英文は、「頭寒足熱」に相当します。
  A cool mouth and warm feet live long.
  
 

      今日の問題  
 千葉市における降雪一日合計最高記録は、何cmでしょう。
       

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〈 言葉 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 言葉 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

 淋しさを消すがごとくに友どちの 
  ぬくもりあふるる言葉に酔いぬ 

 幾山河越へ来し友の言の葉に 
  ただ涙あり吾が事のごと 

 わが心さびしき時に支えなる
  ニイチェの言葉今日もしのびぬ 

shikishi harimado (2)

 〈 笑う 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 たらちね 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 乗り物 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 あはれ 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 友 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 心 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 山 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 眼 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 悲し 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 

 

 
      前回の問題 解答
 『遙かなるクリスマス』は、イラク戦争への想いを歌っています。
  
 

      今日の問題  
 「事実というものは、存在しない。存在するのは、解釈だけである。」との言葉を残しているのは、だれでしょう。
       

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戦争をやめたい人々

 戦争を起こしたいと考えている人々は、極々わずかです。
 圧倒的多数の人々は、戦争を起こしたいと考えていません。
 それなのに、なぜ戦争は起こり続けるのでしょう。

 今から20年前の2003年、イラク戦争が起きました。
 アメリカ合衆国の侵攻理由は、「イラクが大量破壊兵器を保持している」との嫌疑でした。

 この嫌疑で侵攻が可能となれば、アメリカ合衆国のみならず多くの国々も侵攻されえる対象になりかねません。
 多くの国々が、大量破壊兵器を保持しているからです。

 一般の立場なら、大量破壊兵器を行使しようとは、思いも付きません。
 ところが権力を持つ立場になると、大量破壊兵器を行使しても良い ⇨ 行使したい・・・と変わっていきます。

 大量破壊兵器の行使権を得た権力者は、ますます大量破壊兵器を行使したくなります。
 一方、一般の人間はこうした動向に、沈黙を決め込みがちです。

 それでも、変化の兆しはあります。

 メリークリスマス
 本当は気づいている今この時も
 誰かどこかで静かに命を奪われている
 メリークリスマス
 独裁者が倒されたというのに
 民衆が傷つけ合う平和とは一体何だろう
 メリークリスマス
 人々はもう気づいている
 裸の王様に大人達は本当が言えない
   『遙かなるクリスマス』
    作詞・作曲 さだまさし

 第一次世界大戦中のクリスマス、イギリス軍とドイツ軍が、長期間の塹壕戦を一時休戦して平穏なひとときを楽しみました。
 奇跡的なひとときを実現するきっかけを創ったのは、両軍一名ずつの兵士でした。

戦争をやめた人たち 1

戦争をやめた人たち 2

戦争をやめた人たち 3
 『戦争をやめた人たち』
   鈴木まもる 文・絵 あすなろ書房

 

 

 
      前回の問題 解答
 仲春は、太陰太陽暦で二月に当たります。
  
 

      今日の問題  
 『遙かなるクリスマス』は、何戦争への想いを歌っているでしょう。
       

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