カテゴリー別アーカイブ: 開進氣功

人体の皮膚・自然界の皮膚 その2 健康気功教室

 会津若松は、漆器の一大産地です。
 芋煮会で出かけた山にも、ウルシの木は生
えていたでしょう。
 近所に漆器関係の家が何軒もあり、漆器を
身近にしていたにもかかわらず、その時まで
ウルシの木の存在にまったく無頓着でした。

 発疹は、薬を塗っても治まるどころか、増
えるばかりです。
 翌朝、発疹した箇所から膿が出、口の周り
の膿と膿が繋がって、口を開けられません。
 朝食を摂ることも、コップで水を飲むこと
も、できません。
 かすかに開いた上唇と下唇との隙間にスト
ローを差し入れ、どうにか水分を確保できま
した。

 再び皮膚科の医院へ行くと、「注射しましょ
う」と言われ、左腕を差し出します。
 一回目。
 「うまく刺さらない」
 二回目。
 「うまく刺さらない」
 三回目。
 四回目。
 ・・・
 十回繰り返しても、刺さりません。

 「右腕でやってみましょ」
 一回目。
 ブ ス リ
 二回目。
 ブ ス リ
 三回目。
 四回目。
 ・・・

 それまでの看護士から医師に代わり、よう
やく注射が終わりました。 <つづく>

    < 健康気功教室 >
と き  毎週木曜日 10時30分~12時
ところ  開進学園  二階 広間
連絡先  電話  043-273-6613
メール kokyu@kaishin.jp.net

  人体の皮膚・自然界の皮膚 その1

kenkou kikou kyoushitsu

人体の皮膚・自然界の皮膚 その1 健康気功教室

 十歳のころでした。
 秋の日曜日、町内のこども会で、芋煮会へ
出かけました。

 おじさん達やおばさん達が芋煮の準備にか
かりっきりになっているのを尻目に、こども
達は山の奥へ分け入ります。

 山は、朱に、黄に、燃え上がっています。
 だれが一番鮮やかな枝を手折ってくるか、
競争です。
 それぞれ、バラバラに、山の中に散って行
きます。

 しばらく藪を掻き分けて、ようやく辿り着
きました。
 目にも鮮やかな真紅に染め上がった木の本
へ。

 その一枝を手折って、意気揚々と「凱旋」し
ました。
 真っ朱に輝く枝を抱えながら食べた芋煮の
おいしかったことと言ったらありませんでし
た。

 至極の思い出は、翌朝、急転直下、暗転し
ます。
 顔中がブツブツブツブツ腫れ上がり、体中
が痒くてたまりません。
 皮膚科へ急行すると、即座に言われました。
 「ウルシにかせたんだな」
               <つづく>

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と き  毎週木曜日 10時30分~12時
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気功 広間

< 「氣」 とともに > 「気」と「氣」 その15 健康気功教室

 新字体の「気」と、旧字体の「氣」とを、比較
します。
 「气」+「〆」=「気」が、「气」+「米」=「氣」
に戻っても、難しい字体と感じるでしょうか。
 「米」は、よく知られ、しょっちゅう用いら
れる漢字です。

 「米」は、穀物の「こめ」を意味するだけでは
ありません。
 一点から四方・八方へ発散し、四方・八方か
ら一点へ収束する形に、見えます。
 そこで、「こめ」ではなく、「発散・収束」す
る意味を込めて、「気」よりも「氣」を使うこと
を提唱します。

 「気持ち」など心理的な分野はもちろん、
「電気」など科学的な分野まで、「気」は多方面
に使われています。

 「氣」は、森羅万象を貫く、根本原理です。
                < 完 >

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と き  毎週木曜日 10時30分~12時
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 < 閉ざされぬ気 >
    「気」と「氣」 その14 

 < 再生の気 > 
    「気」と「氣」 その13 

 < 創生と崩壊 >
    「気」と「氣」 その12 


 < 大地の気 >
    「気」と「氣」 その11 


 < 空気と地球(大地) >
    「気」と「氣」 その10 


 < 気の空間 >
    「気」と「氣」 その9


 < 皮膚を通じて >
    「気」と「氣」 その8 


 < 口や消化器官を通じて >
    「気」と「氣」 その7


 < 鼻を通じて >
    「気」と「氣」 その6

 < つながる個体 >
    「気」と「氣」 その5


 < 地の気配 >
    「気」と「氣」 その4
 


 < 大地の変化 >
    「気」と「氣」 その3


 < 天の気との交わり >
    「気」と「氣」 その2

 < 外国人を悩ます一字 >
    「気」と「氣」 その1


kenkou kikou kyoushitsu

< 閉ざされぬ気 > 「気」と「氣」 その14 健康気功教室

 空なる気は、万物と万物を行き交いながら、
空間を自在に流動します。
 再生の気は、崩壊と創生を、死と生を、繰
り返し、時間を自在に流動します。

 植物も、動物も、地球上のあらゆる物が、
地球も含め、空間と時間を超え、気を介在し
て通い合っています。
 気は、決して閉ざされていません。

 「〆」を用いた「気」の字体では、気が閉ざさ
れている感じがします。
 画数を減らして覚え易くする配慮でしょう
が、封書の裏面に「しっかり封をしました」の
意味で用いる「〆」を「気」にも使うのは、どう
しても納得できません。   <つづく>

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と き  毎週木曜日 10時30分~12時
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 < 再生の気 > 
    「気」と「氣」 その13 

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    「気」と「氣」 その11 


 < 空気と地球(大地) >
    「気」と「氣」 その10 


 < 気の空間 >
    「気」と「氣」 その9


 < 皮膚を通じて >
    「気」と「氣」 その8 


 < 口や消化器官を通じて >
    「気」と「氣」 その7


 < 鼻を通じて >
    「気」と「氣」 その6

 < つながる個体 >
    「気」と「氣」 その5


 < 地の気配 >
    「気」と「氣」 その4
 


 < 大地の変化 >
    「気」と「氣」 その3


 < 天の気との交わり >
    「気」と「氣」 その2

 < 外国人を悩ます一字 >
    「気」と「氣」 その1


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< 再生の気 > 「気」と「氣」 その13 健康気功教室

 イヌとネコは仲が悪いと言われますが、妙
に仲の良いイヌとネコもいます。
 イヌの体内にネコの成分が交じり、ネコの
体内にイヌの成分が交じっているのでしょう
か。

 好みは全く正反対なのに、なぜか気が合う
人がいます。
 好みは全く同じなのに、どうしても気が合
わない人がいます。
 現世とは異なる条件が、関与しているので
しょうか。

 成分や気は、同種・異種を超えて、様々に
繋がっています。
 万物は、崩壊しても終りません。
 崩壊から、創生が始まります。
 生から死へ、死から生へ、繰り返しは延々
と続きます。        <つづく>

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 < 皮膚を通じて >
    「気」と「氣」 その8 


 < 口や消化器官を通じて >
    「気」と「氣」 その7


 < 鼻を通じて >
    「気」と「氣」 その6

 < つながる個体 >
    「気」と「氣」 その5


 < 地の気配 >
    「気」と「氣」 その4
 


 < 大地の変化 >
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 < 天の気との交わり >
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    「気」と「氣」 その1


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< 創生と崩壊 > 「気」と「氣」 その12 健康気功教室

 生物は死して土に還り、非生物は壊れて土
に還ります。
 土から植物が生え、植物は食されて動物の
血となり肉となります。
 土は、様々な物に創り換えられ、やがて土
に戻ります。
 その間は数日から数万年まで、短期か長期
かな差はあれ、生と死が繰り返され、創生と
崩壊が繰り返されます。

 動物の一部はやがて植物と化し、動物の一
部はやがて別の動物と化します。
 動物の肉体は、昔々の植物や動物の勘合物
です。

 野菜一般は好物であるにもかかわらず、ゴ
ボウだけはどうしても食べられない人もいま
す。
 そのような人は、その昔、ゴボウだったか、
ゴボウと特別な関係にあったかもしれません。   
              <つづく>

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     「気」と「氣」 その1


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< 大地の気 > 「気」と「氣」 その11 健康気功教室

 氣功をしていると、足の色が変わります。
 二階の床まで数m隔たっているものの、大
地は、大地に最も接近している足に対して、
強い影響力を及ぼしています。

 動物は、自然環境の変化などに対応して、
住む場所を自由に移せます。
 一方の植物は、根を張った大地の一画から
移動できません。

 それにもかかわらず、動物の寿命が長くて
も200年程度なのに対して、植物の寿命は数
千年に及ぶものもあります。
 その差が何に由来しているかといえば、植
物が大地の氣を存分に吸収しているからでし
ょう。
 根を地中深く広く張り巡らし、長い長い歳
月をかけて養ってきた大地中の空気・水分・養
分を直に吸収できるおかげで、寒暖風雪に耐
えて長寿を全うできるのでしょう。
               <つづく>

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