始功 その1  健康気功教室

 長く深い呼吸を続ける上で、まず姿勢を正さなければなりません。

 静功の姿勢は、三通りあります。
 一つ目は、立位です。
 二つ目は、坐位です。
 三つ目は、臥位です。

 正しい姿勢は、カカトとフクラハギとオシリとケンコウコツとコウトウブが一直線上になります。
 とはいうものの、これがなかなかうまくいきません。

 三つの姿勢の中では、臥位が一番取り組みやすいでしょう。
 臥位とは、仰向けに寝た姿勢です。
 お腹を上向きにした仰臥位、お腹を畳に付けた伏臥位、お腹を横にした横臥位のうち、仰臥位の方です。

 臥位(仰臥位)ならば、カカトとフクラハギとオシリとケンコウコツとコウトウブが、畳に接していることを、自分の感触で確認できます。
 正しい姿勢になれます。< つづく >

     < 健康気功教室 >
 と き 毎週木曜日
     10時30分~12時
 ところ 開進学園 二階の広間
  電 話 043-273-6613
 メール kokyu@kaishin.jp.net

  気と呼吸 その5 

  気と呼吸 その4 

  気と呼吸 その3 

  気と呼吸 その2 

  気と呼吸 その1 

  気になる体型 その13 

  畳む文化 坐る文化 その17 

kenkou kikou kyoushitsu

気功 広間

「七種粥」と「七草粥」

 一月七日、七草粥を炊きました。
 土鍋で1時間30分、普段のご飯を炊く時間の三倍かかりました。
 時間をかけただけに、出来栄えは上々です。

 時間がかかるとは言え、現代は材料をお店で手軽に購入できます。
 その点、昔は大変でした。

 平安時代は、「七草」を集められないため、前もって揃えられる「キビ・アワ・・・」の七種類の穀物を入れた「七種粥」でした。
 「セリ・ナズナ・・・」の七草を入れた「七草粥」となったのは、鎌倉時代からです。

 ただし、雪国などでは「セリ・ナズナ・・・」の七草を揃えられません。
 そのような地域では、「ニンジン・干し柿・コンブ・・・」など、とにかく七種類を入れて、「七草粥」の代わりとしたそうです。

七草粥

  霜柱とマユミと下弦の月

  葉から芽 ハカラメ

  彼岸のヨルガオ

  トウガンの味噌汁一杯分切り売り

  「五月晴れ」にキアゲハは

  ダイコンの花

  ツツジの花仕舞い

  タケノコの成長

 

     前回の問題 解答
 次のことわざの〇〇〇に入るひらがな三文字は、「わらじ」です。
  二足の〇〇〇を履く
      
 

 
     今日の問題  
 「セリ・ナズナ・・・」の七草の中で、「ペンペン草」とも呼ばれるのは、どれでしょう。
         

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ 

〈 わらじカツ丼 〉秩父紀行その四

 初冬の紅葉を見上げ、散り積もった落ち葉を踏みしめながら、蓑山・美の山を下りれば、空腹を満たさなければなりません。
 それには、秩父名物の「わらじカツ丼」が最適です。
 大きなトンカツが二枚、丼からはみ出すほどに、載っています。

 「わらじカツ丼」が秩父に登場したのは、100年ほど前だそうです。
 「わらじ」は、履き物です。
 時代劇では、街道の宿に着いた旅人が「わらじ」を脱いで足を洗う様子が写り出されています。
 その履き物の名前を丼の名前にするほど、その当時でさえ「わらじ」は過去の遺物になっていたのでしょう。

 「わらじ」同様に藁で編んだ長履き物は、その後も長らく雪国で使われ続きました。
 一晩に50~70cmも新雪が積もると、雪かきが大変です。
 玄関先から道路までの20~30mを、人一人が通れるようにするなら、掻き出すより踏みしめたほうが楽です。

 そこで、藁長履き物が登場します。
 ゴム長靴を履いたまま左右の藁長履き物に脚を入れ、縄を手繰って藁長履き物が脱げないようにしながら、一歩一歩進んで行きます。
 周囲は極寒ながら、体の内外は熱くなる作業でした。

わらじカツ丼

〈 森閑とした神域 〉秩父紀行その三

〈 落ち葉のジュウタン 〉秩父紀行その二 

〈 旅の一歩は鰻重から 〉秩父紀行その一

〈 神戸中華街・南京町 〉西摂津紀行その8

〈 筑波山と鬼門封じ 〉筑波紀行その九

 

     前回の問題 解答
 「普遍宗教」とも呼ばれるのは、「世界宗教」です。
      
 

 
     今日の問題  
 次のことわざの〇〇〇に入るひらがな三文字は何でしょう。
  二足の〇〇〇を履く
         

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ 

〈 睡眠と夢 / 神道と仏教 〉1月のわくわく学習会

 12月のわくわく学習会のテーマは、「神道と仏教」でした。

 ユダヤ教はユダヤ人の宗教であり、ヒンドゥー教はインド人の宗教であり、どちらも民族宗教と言えます。
 一方、キリスト教やイスラム教は、民族の枠を超えた世界宗教と言えます。
 その意味で、神道は民族宗教・仏教は世界宗教です。

 民族宗教では、今生きている現実世界が重視されます。
 世界宗教では、現実世界を超えた世界が重視されます。
 その意味で、神道は現世的な宗教・仏教は来世的な宗教です。

 特定の教理や教祖が存在していない神道に対して、特定の教理や教祖が存在している仏教という、違いもあります。

 日本人の立場からすれば、神道は伝統宗教であり、仏教は外来宗教であるという、見方もできます。 
  
 1月のわくわく学習会は、「睡眠と夢]がテーマです。

   < 1月のわくわく学習会 >
と き 1月18日(土) 
    14時00分~15時00分 
ところ 開進学園 
テーマ 睡眠と夢
参加費 100円
連絡先 電話 043-273-6613(16時から)
メール wakuwaku@kaishin.jp.net

page001

 〈 神道と仏教 〉12月のわくわく学習会

 〈 古墳と埴輪 〉11月のわくわく学習会

 〈 ミツバチとハチミツ 〉10月のわくわく学習会

 〈 有機フッ素化合物(ピーファス・PFAS) 〉9月のわくわく学習会

 〈 世界の鉄道事情 〉 7月のわくわく学習会

 〈 オリエント急行 〉 6月のわくわく学習会

 

     前回の問題 解答
 与謝野晶子の次の短歌の〇〇に入る漢字は、「砂丘」です。
   〇〇とは浮かべるものにあらずして
    踏めば鳴るかなさびしき音に
      
 

 
     今日の問題  
 「普遍宗教」とも呼ばれるのは、「民族宗教」でしょうか、「世界宗教」でしょうか。
         

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ 

〈 鳥取砂丘 〉本州の海岸線一周 その86

 車は、兵庫県から鳥取県へ入ります。
 「山陰の松島」と呼ばれる浦富海岸を過ぎれば、鳥取砂丘です。

 10万年ほど前には三瓶山が、6万年ほど前には大山が、大噴火を起こしました。
 その際に吹き出した火山灰が、古鳥取砂丘を形成します。
 当時の気候は寒冷で、古鳥取砂丘は海岸線から離れた内陸部にありました。

 やがて気候は温暖化して海面が高くなり、砂丘は海岸沿いになります。
 そこへ北西の季節風によって大量の砂が打ち上げられます。
 古鳥取砂丘の上に新砂丘が上載せられ、現鳥取砂丘が現出します。

 鳥取砂丘は、訪れる観光客には感動を与えてくれます。
 一方、付近に居住する人々にとっては、飛砂の被害に悩まされるばかりです。

 そこで、防砂林の設置が進行します。
 おかげで、ラッキョウなどの栽培が盛んになります。

 ただし、防砂事業が進めば進むほど、砂丘の景観が狭められてしまいます。
 農業の振興と景観の保全とを、どのように両立させるかが、問われています。

鳥取県 鳥取砂丘

〈 穴見海岸 〉本州の海岸線一周 その85

〈 新余部橋梁 〉本州の海岸線一周 その84

〈 丹後半島 立岩 〉本州の海岸線一周 その83

〈 丹後半島の北端 経ヶ岬 〉本州の海岸線一周 その82

〈 伊根の舟屋 〉本州の海岸線一周 その81

〈 天橋立 傘松公園 〉本州の海岸線一周 その80

〈 天橋立 小天橋と大天橋 〉本州の海岸線一周 その79

〈 舞鶴港と『岸壁の母』 〉本州の海岸線一周 その78

〈 三方五湖 〉本州の海岸線一周 その77

〈 7万年間に及ぶ年代記・福井県年縞博物館 〉本州の海岸線一周 その76

 

     前回の問題 解答
  A 1×1×1+5×5×5+3×3×3=153
  B 3×3×3+7×7×7+1×1×1=371
      
 

 
     今日の問題  
 与謝野晶子の次の短歌の〇〇に入る漢字は、何でしょう。
   〇〇とは浮かべるものにあらずして
    踏めば鳴るかなさびしき音に
         

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ 

文化としての数学 その三

 今を去ること400年ほど前、面積が約59㎢(花見川区の約1.7倍)もの島が、数万円分の酒や日用雑貨と交換して、買い取られました。
 数万円分の島は、後に「マンハッタン」と名付けられ、世界経済の中心地として巨万の富を生み出し続けています。

 「史上最大のバーゲン」と揶揄されるこの売買は、現地のネイテブアメリカンが島の経済的価値を理解していなかったために起きてしまいました。
 「マンハッタン」に限らず、アメリカ大陸のそこかしこが、ネイテブアメリカンの不理解をいいことに、不当な安価で買い取られていきます。

 アメリカ大陸ばかりではありません。
 日本でも、世界各地でも、先住民の土地が、不当な安価で買い取られていきます。

 「計算高く」なる必要は、もちろんありません。
 とはいえ、自分たちの生活を守るためには、計算ができないととんでもない事態に陥りかねません。

 だからといって、利息計算が分からなかったため、雪だるまのように増える借金などに苦しめられないように、算数・数学を学ぶのでしょうか。< つづく >
教室内 カクタス 本棚

 文化としての数学 その二

 文化としての数学 その一

 日本の地理上の中心 その六  

 数学と花丸 その八

〈 墓石に残る分数 〉分数の存在 その八

〈 巡る数字 142857 〉おもしろ算数 その五

 

     前回の問題 解答
 「任にたえる」は、「任に堪える」です。
      
 

 
     今日の問題  
 次の計算をして下さい。
  A 1×1×1+5×5×5+3×3×3=
  B 3×3×3+7×7×7+1×1×1=
         

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ 

〈 寒さ 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』( 二瓶カヨ子 作 千葉日報社 )から、〈 寒さ 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

 シベリアの寒さに堪えて背の君よ  
  さきくありこせまた逢ふ日まで  

 七十の命尊み往く道の 
  霜白くして謡場に馳せ居り 

 寒なれど雨垂れのおとの折々に 
  ひる下りゆく陽のあわくして 

shikishi harimado (2)

 〈 落葉 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 父 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さびし 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 せせらぎ 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 思い出 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 独居 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 つとめ 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 面影 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 兄君 〉
 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 

     前回の問題 解答
 「知知夫彦命」は、「ちちぶひこのみこと」です。 
      
 

 
     今日の問題  
 「任にたえる」は、「任に耐える」でしょうか、「任に堪える」でしょうか。
       

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ