〈 小田原漁港 〉小田原紀行 その一

 小田原の名産と言えば、古くから蒲鉾が知られていました。
 相模湾で獲れる豊富な魚が、材料でした。
 さぞかし漁港も整備されていたのだろうと、推察されます。

 ところが、小田原に漁港はありませんでした。
 小田原の海岸は、御幸の浜に代表されるように、砂浜に覆われています。
 そこに漁港を建設するのは、難工事が予想されます。

 地元では漁港建設が悲願となっていましたが、機運が盛り上がっては戦争で中止が、繰り返されました。
 本格的な工事に着手したのは、第二次世界大戦から5年が経った、1950年でした。
 それから18年を費やし、1968年にようやく完成しました。

 漁港が完成してから今年で56年目に当たります。
 水田やミカン畑を掘って造られた、国内では珍しい掘り込み式漁港は、これからも相模湾の幸を続々と水揚げしてくれることでしょう。

小田原 港

〈 魚津 米騒動とリンゴ並木 〉本州の海岸線一周 その58

 鳳来峡

〈 大陸と大陸の裂け目 〉メルボルン紀行 その11

 
 
 

      前回の問題 解答
 総務省の調べによれば、缶コーヒー1杯(130円)は、お茶碗5杯分のご飯の値段に相当するそうです。
  
 

 
      今日の問題  
 小田原漁港は、「日本で一番、駅から近い漁港」がキャッチフレーズです。
 では、何駅から何分で着けるのでしょう。
       

 

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〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

 今回の表現学習は、いくつもの話題の中から、関心のあるテーマを選んで、考えをまとめてもらいました。

 Aさんは、米の消費減少を採り上げました。
 総務省の『家計調査』で2013年と2022年を比べると、パンは12%増加・調理食品は26%増加しているのに、米は15%減少しています。

 Bさんは、外国人旅行者による観光公害を採り上げました。
 日本政府観光局調べの訪日外国人数は、2019年に約31900000人に達した後、コロナ感染症の影響で激減し、2023年になって約25100000人に回復しています。

hyougengakusyuu 2024 05

〈 変 身 〉表現学習の作品から

〈 科学月刊誌『ニュートン』を参考にして 〉表現学習の作品から

〈 学ぶ意味を考えて 〉表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 ロボットとの暮らし 〉表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 動物たちの起源物語 〉表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から
 
 
 

      前回の問題 解答
 東北地方太平洋沖巨大地震が起こした巨大津波は、旭(千葉県)へ最大7.6mで押し寄せました。
  
 

 
      今日の問題  
 総務省の調べによれば、缶コーヒー一杯(130円)は、お茶碗何杯分のご飯の値段に相当するでしょう。
       

 

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揺れる大地 揺るがぬ氣概 その九

 大地と地震について学習する中で、塾生から質問されました。
 「いつになったら、地震がなくなるんですか」
 大地震に伴う余震はしばらくすれば収まるでしょうが、地震自体は延々と続発します。

 月は、マントルが冷え、プレートは活動していません。
 噴火もなければ、地震も起きません。

 一方地球は、マントルが熱く、プレートは活動し続けます。
 噴火も、地震も、止まりません。
 地球は、地球である限り、大地を揺るがし続けるでしょう。

 大地の揺らぎは、生命を産み出し、生命の進化を促してきました。
 その中で人類は誕生し、アフリカの大地からはるばる日本列島までやってきました。

 それから数万年もの間、祖先たちは、地殻の変動・火山の噴火・地震の続発・・・から身を守りながら、山の幸・里の幸・海の幸・・・をありがたく頂きながら、生き抜いてきました。

  大地裂け大海原が襲うとも
   我ら生き抜くこの地に永遠に
        < 完 >

福島県 立ち入り禁止 二重柵
 東北地方太平洋沖巨大地震は、原子力発電所を襲い、13年を過ぎても広大な地域を立ち入り禁止にし続けています。

揺れる大地 揺るがぬ氣概 その八

揺れる大地 揺るがぬ氣概 その七

揺れる大地 揺るがぬ氣概 その六

揺れる大地 揺るがぬ氣概 その五

揺れる大地 揺るがぬ氣概 その四

揺れる大地 揺るがぬ氣概 その三

揺れる大地 揺るがぬ氣概 その二

揺れる大地 揺るがぬ氣概 その一
 
 
 
      前回の問題 解答
 魚類の中で、最長で45秒間、繰り返しを合計して600mも滑空するのは、「トビウオ」です。
  
 

 
      今日の問題  
 東北地方太平洋沖巨大地震が起こした巨大津波は、旭(千葉県)へ最大何mで押し寄せたでしょう。
       

 
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『 海中から 陸上へ 大空へ 』 5月の開進学園だより

 「マグマの海」が「海水の海」に変わり、シノアバクテリアが登場します。
 シノアバクテリアは、気体としての酸素を、海水中へ、大気中へ、充満させます。
 さらに、オゾン層を創出して、動植物が海中から陸上へ生息圏を広げる条件を整えます。

 5億年前ごろから、コケ植物が海中から陸上へ進出します。
 4億5000万年前ごろから、シダ植物が海中から陸上へ進出します。

 4億年前ごろから、昆虫が海中から陸上へ進出します。
 同じころ半水性で半陸性のハイギョが登場しますが、脊椎動物の祖である魚類は、一部が淡水域へ進出したものの、大半は海中に止まらざるを得ませんでした。

 3億6000万年前ごろ、両生類が登場します。
 3億3000万年前ごろ、爬虫類が登場します。
 2億4000万年前ごろ、哺乳類が登場します。
 1億5000万年前ごろ、鳥類が登場します。

 脊椎動物は、両生類・爬虫類・哺乳類・鳥類へ進化しながら、生息圏を海中から陸上へ大空へと拡大させました。
 にもかかわらず、魚類は依然として海水中ないし淡水中に止まらざるをえませんでした。
 そこで浮世絵師の歌川広重が、5億年以上もの間、海水中や淡水中から大空を見上げ続けてきた、魚類の想いに応えたのかもしれません。
 『名所江戸百景 水道橋駿河台』では、漆黒のコイが天頂へ向かって羽ばたいているように見えます。

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『 最上川水系 』 4月の開進学園だより

『「左と右」と「右と左」 』 3月の開進学園だより

『日本海・象潟大地震 』 2月の開進学園だより

『路面電車の新地平 』 1月の開進学園だより

『地中海東岸地方 アラブ・ユダヤの垣根を越えて 』 12月の開進学園だより

『「数詞+助数詞」の謎 』 11月の開進学園だより

『 八郎潟の消失 』 10月の開進学園だより

『 平方根(非循環無限小数)の存在 』 9月の開進学園だより

『アフリカ大陸最南端 アガラス岬』 8月の開進学園だより

 
 
 

      前回の問題 解答
 二十四節気で、「小満」の次に来るのは、「芒種」です。
  
 

 
      今日の問題  
 魚類の中で、最長で45秒間、繰り返しを合計して600mも滑空するのは、何でしょう。
       

 
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小満・初夏に咲く野菜

 2024年5月20日22時00分、太陽は黄経60度を通過しました。
 「黄経60度=小満点」を通過したことにより、2024年5月20日は二十四節気の「小満」に当たります。

 二十四節気の「立夏」から半月が経ち、初夏の装いに包まれる時節です。
 「蚕が桑の葉を盛んに食べる時期」「紅花が咲き乱れる時期」「実った麦を刈り入れる時期」の七十二候が含まれる時節でもあります。

 日曜菜園では、ジャガイモが可憐な花を広げ出しました。
 フランスの宮廷では、イモとしてより、観賞用の花として、持て囃されたようです。

ジャガイモ 花 2024 04

 キュウリも愛らしい花を咲かせています。
 花の基には、2cmほどの可愛いい実を付けています。

キュウリ 2024 04

 トマトも、定植してから20日ほどで、開花しました。
 実を何個も付けています。

トマト 花 2024 04

  ダイコンの花

  ツツジの花仕舞い

  タケノコの成長

  竹筒の中のアマガエル

  鶴ヶ城 満開の桜
 
  里山の春

  福星寺のしだれ桜

  紅梅か白梅か
 
 
 

      前回の問題 解答
 米騒動は、1918年からの第三次以前に、1890年の第一次と1897年の第二次があります。
 第二次米騒動の発火点となったのも、魚津です。
  
 

 
      今日の問題  
 二十四節気で、「小満」の次に来るのは何でしょう。
       

 
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〈 魚津 米騒動とリンゴ並木 〉本州の海岸線一周 その58

 米一俵(60kg)の、東京・深川における年間平均価格です。
  1916年  五円五十銭
  1917年  八円十四銭
  1918年 十三円十銭
 1918年の米価は、1916年の米価の約2.4倍にも暴騰しています。
 1918年からはシベリア出兵が開始され、米価はさらに高騰が予測されます。

 1918年7月23日、魚津の港には、北海道へ米を移送しようとする輸送船が停泊していました。
 米が県外へ移送されれば、魚津の米の価格が上昇するのは必定です。
 食べられる米が無くなるかもしれません。
 そこで魚津のおかみさん達が輸送船の前に集まり、米の移送を止めるよう、歎願します。

 これを契機として、全国各地で米価高騰に対する抗議行動が巻き起こります。
 魚津での行動は、米騒動の発火点でした。

 米騒動が全国へ波及すればするほど、「発火点・魚津」は知れ渡ります。
 「発火点・魚津」は、一部の人々から誹謗や中傷の的にされます。

 そこで魚津は、米騒動の意義を広く伝えるとともに、豊かな街造りも進めます。
 その一環が、リンゴ並木です。

富山県 魚津 リンゴ並木

〈 魚津埋没林 〉本州の海岸線一周 その57

〈 新潟県最西端・富山県との境界 〉本州の海岸線一周 その56

〈 親不知海岸 〉本州の海岸線一周 その55

〈 糸魚川のヒスイ 〉本州の海岸線一周 その54

〈 柏崎海岸に沈む夕陽 〉本州の海岸線一周 その53

〈 良寛と夕日の丘公園 〉本州の海岸線一周 その52

〈 大河津分水 〉本州の海岸線一周 その51

〈 弥彦山 〉本州の海岸線一周 その50

〈 信濃川河口 〉本州の海岸線一周 その49

〈 阿賀野川河口 〉本州の海岸線一周 その48
 
 
 

      前回の問題 解答
 東北地方太平洋沖巨大地震が起こした巨大津波は、八戸(青森県)へ最大6.2mで押し寄せました。
  
 

 
      今日の問題  
 米騒動は、1918年からの第三次以前に、1890年の第一次と1897年の第二次があります。
 では、第二次米騒動の発火点となったのは、どこでしょう。
       

 
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揺れる大地 揺るがぬ氣概 その八

 千葉県一帯は、大地震が起きる危険性が非常に高い地域です。

 とりわけ房総半島の沖合は、フィリピン海プレートが北アメリカプレートの下に沈み込んでいる状態です。
 海洋プレート型の巨大地震が発生する可能性が、刻一刻と迫っています。

 また、市川・船橋・習志野・千葉・市原と続く、「東京湾北縁断層」があります。
 船橋沖・千葉沖・市原沖と続く、「東京湾北部断層」もあります。
 これらの活断層を震源とする、プレート内型の直下地震が起きる可能性も見過ごせません。

 2011年の東日本大震災では、壊滅的な被害を受けた地域のすぐ隣に位置しながら、死者と行方不明者を一名も出さなかった地域があります。
 それらの地域は、避難訓練を、地域の全員が参加して、何度も繰り返してきました。
 今回の事態に際しても、地域の全員が声を掛け合い、助け合って避難したそうです。

 地震も、津波も、発生をくい止めることは不可能です。
 それでも、前々から対策を講じ、冷静・沈着・迅速に避難すれば、少なくとも人命は損なわずに済むはずです。< つづく >

福島県 立ち入り禁止 二重柵
 東北地方太平洋沖巨大地震は、原子力発電所を襲い、13年を過ぎても広大な地域を立ち入り禁止にし続けています。
 
 
揺れる大地 揺るがぬ氣概 その七

揺れる大地 揺るがぬ氣概 その六

揺れる大地 揺るがぬ氣概 その五

揺れる大地 揺るがぬ氣概 その四

揺れる大地 揺るがぬ氣概 その三

揺れる大地 揺るがぬ氣概 その二

揺れる大地 揺るがぬ氣概 その一

 
 
 

      前回の問題 解答
 易経の考え方で、〇〇〇に入る語句は「陰と陽」です。
 「世の中のすべての事象は、〇〇〇とから成り立っている」
  
 

 
      今日の問題  
 東北地方太平洋沖巨大地震が起こした巨大津波は、八戸(青森県)へ最大何mで押し寄せたでしょう。
       

 
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