色なき風 その七

 太陰太陽暦で九月・長月は、色取月とも呼ばれます。
 山頂から山里へ、北方から南方へ、木の葉を色づかせているのは、風の精でしょうか。

 十月・神無月に入ると、全国各地の神々が出雲へ参集すると、言われています。
 その際、神々が利用する乗り物は、風だそうです。

 「色なき風」とは、「吹いている様子がはっきりとはしないものの、確かに秋を感じさせる風」を言います。
 その「色なき風」を窓一杯に受けて、快調に学習が始まります。

 時間が経過し、陽が沈みだして空が赤みを帯びてくると、窓を開け放したままでは肌寒くなってきます。
 学びに燃える、秋の夜長の始まりです。
   秋風の窓ひとつづつしめゆけり 
    『月光抄』桂信子

      < 完 >

カーテン 風 

  色なき風 その六

  色なき風 その五

  色なき風 その四

  色なき風 その三

  色なき風 その二

  色なき風 その一

 

 

      前回の問題 解答
 伊勢神宮の式年遷宮は、およそ1300年間に渡って行われてきました。
 

      今日の問題  
 太陰太陽暦で十月・神無月に吹く、出雲へ出かける神々を送る風を、何と言うでしょう。
       

 
 
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〈 伊勢神宮の式年遷宮 〉伊勢志摩紀行 その八

 五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)で、手を清めた後、皇大神宮(伊勢神宮・内宮)の境内を進みます。
伊勢 五十鈴川

 やがて「正宮(撮影は禁止)」に着きます。
 社殿の中心をなす「正殿」は、古代からの建築様式である「唯一神明造」を、今に伝えています。

 正宮の東側は、「古殿地」と呼ばれる空き地になっています。
 次回(2033年)の式年遷宮の際、「正宮」を造営する用地です。

 式年遷宮は、社殿の造営と神宝の調製を20年ごとに行い、技術を長く伝承してきました。
 同時に、用材のリサイクルも兼ねていました。

 たとえば、五十鈴川を渡る宇治橋の両側に立つ鳥居です。
 右岸の鳥居は、皇大神宮(伊勢神宮・内宮)の旧棟持柱です。
 左岸の鳥居は、豊受大神宮(伊勢神宮外内宮)の旧棟持柱です。
 棟持柱(むなもちばしら)とは、「唯一神明造」で棟を支える大黒柱です。

 なお、次回の式年遷宮に伴って宇治橋両側の鳥居が立て替えられると、それまでの鳥居は別の神社の用材として再々活用されるそうです。
伊勢 内宮

〈 五十鈴川の木除け杭 〉伊勢志摩紀行 その七

〈 おかげ横丁 〉伊勢志摩紀行 その六

〈 伊勢神宮のまがたま池 〉伊勢志摩紀行 その五

〈 伊勢神宮の「亀石」 〉伊勢志摩紀行 その四

〈 伊勢神宮の「要石」 〉伊勢志摩紀行 その三

〈 鳥羽港を照らす日の出 〉伊勢志摩紀行 その二

〈 英虞湾 横山展望台 〉伊勢志摩紀行 その一
 

 

      前回の問題 解答
 「垂乳根の(たらちねの)」は、古くは「母」に、平安時代からは「親」にもかかる、枕詞です。
 「乳の実の(ちちのみの)」は、「父」にかかる枕詞です。
 

      今日の問題  
 伊勢神宮の式年遷宮は、何年間に渡って行われてきたでしょう。
       

 
 
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〈 たらちね 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 たらちね 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

 八十坂をひたすらのぼるたらちねに 
  続かむものと子の願いつる 

 もの云わぬたらちねの目に今日も又 
  強く生きよと力おさるる 

 たらちねを永遠にたたえて偲びつつ
  過ぎしし日々の生命あかさん 

shikishi harimado (2)

 〈 乗り物 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 あはれ 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 友 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 心 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 山 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 眼 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 悲し 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 時 〉
  開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 夢 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 

      前回の問題 解答
 能登地方で、「コケ」は「天然キノコ」、「コケ採り」は「キノコ採り」です。
 

      今日の問題  
 「垂乳根の(たらちねの)」は、古くは「母」に、平安時代からは「親」にもかかる、枕詞です。
 「乳の実の(ちちのみの)」は、何にかかる枕詞でしょう。
       

 
 
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能登半島からの手採りキノコ

 先日、冷蔵と表書きされた発泡スチロールパックが届きました。
 蓋を開け、覆っているシダの葉を取り除くと、キノコがギッシリと詰まっています。
 発送元は能登半島です。

 今夏に能登半島を一周した際、とある食事処に入りました。
 そこで、ご主人と長話になりました。

 店を一時期休業して、海外で和食の反応を探ったこと。
 能登半島に戻ってから、地元の食材を料理の中心に据えたこと。
 中でも、能登半島産のキノコがいかにすばらしいかということ。
 秋になると、毎日のように、キノコを採りに山中を歩き回ること。

 「毎年大量に採れるから送りましょう」
 そう言われても、本当に送って下さるとは思ってもみませんでした。

 今回入っていたのは、主に次の三種だそうです。
  マツミミ(ハツタケ)
  シバタケ(アミタケ)
  ヌルヌル
 最後の「ヌルヌル」は、能登半島でもご主人が住む地域での呼び名で、一般名は不明とのことでした。
 
 天麩羅にしても、お吸い物にしても、湯豆腐にしても、極上の秋の風味でした。
 
手採りタケノコ シダ

手採りタケノコ 

 
 

      前回の問題 解答
 『津軽海峡・雪景色(作詞・阿久悠 作曲・三木たかし 唄・石川さゆり』で、竜飛岬(龍飛崎)は「北のはずれ」と歌われています。
 

      今日の問題  
 能登地方で、「コケ」「コケ採り」とは何のことでしょう。
       

 
 
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〈 階段国道 〉本州の海岸線一周 その33

 アジサイロード(青森県道281号線、三厩停車場・龍飛崎線)を北上すると、国道339号線(三厩港~龍飛崎~弘前市)へ合流します。
 国道339号線を合流地点から20kmほど北上すると、龍飛崎灯台を見渡せる平原に到ります。
 地名は三厩龍浜ですが、眼下の龍飛漁港からは80mほども高い、台地です。
 
 その台地から龍飛漁港へ下りる急傾斜区間の国道339号線は、道路ではなく、石造りの階段になっています。
 車両の通行は、不可能です。
 人の歩行のみが、可能です。

 階段の段数は、362段。
 階段の標高差は、約70m。
 階段の長さは、約400m。
 世にも珍しい、階段国道です。

青森県 階段国道

 〈 アジサイロード 〉本州の海岸線一周 その32

 〈 義経海浜公園 〉本州の海岸線一周 その31

 〈 仏ヶ浦 〉本州の海岸線一周 その30

 〈 本州最北端の・・・ 〉本州の海岸線一周 その29

 〈 本州最北端 大間崎 〉本州の海岸線一周 その28

 〈 本州の太平洋岸最北の地 尻屋崎 〉本州の海岸線一周 その27

 
 

      前回の問題 解答
 カリ(雁)が渡る9月から10月にかけて吹く北風を、「雁渡」と呼びます。
 

      今日の問題  
 『津軽海峡・雪景色(作詞・阿久悠 作曲・三木たかし 唄・石川さゆり』で、竜飛岬(龍飛崎)は何(「◯の◯◯◯」)と歌われているでしょう。
       

 
 
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色なき風 その六

 はるか昔の地球表面は、巌とも表現される、硬い岩盤で覆われていました。
 それが岩となり、何段階も経て砂になるまでの過程は、「風化」と呼ばれます。

 また、温室など無風に近い空間で植物を生育すると、生長が鈍くなる場合があります。
 「風」がまったく無いと、葉の表面に空気の膜ができて、二酸化炭素の吸収がしにくくなり、光合成が進まなくなります。

 こうして、大地の形状も、野山の草木も、「風」がつくり出したので、「風景」と言うようになったのかもしれません。 < つづく >
カーテン 風 

  色なき風 その五

  色なき風 その四

  色なき風 その三

  色なき風 その二

  色なき風 その一

 
 

      前回の問題 解答
 魚は、一般的には「◯◯匹」と数えます。
 トビウオは、特別に「◯◯羽」と数えます。
 

      今日の問題  
 カリ(雁)が渡る9月から10月にかけて吹く北風を、何と呼ぶでしょう。
       

 
 
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〈 動物たちの起源物語 〉表現学習の作品から

 かつて体長27m・体重100tもの超大型恐竜が生息していましたが、6600万年前ごろに絶滅しました。
 ただし、鳥類がその命脈を保っていると言われています。
 超大型恐竜と小型鳥類とでは、体型が違い過ぎますが、その間隙を縫うような発見がありました。
 6000万年前ごろの地層から、クミマヌ(マオリ語で「怪鳥」)の化石が見つかったのです。
 体重は約150kgで、空を飛べる骨格を残した、ペンギンの祖先のようです。

 動物たちの起源については、物証に基づく科学的な検証が必要です。
 とはいうものの、検証は今後に託すとして、物語的に動物たちの起源を探れないでしょうか。
 今回の表現学習は、動物たちの起源に迫る物語作りです。

 Aさんは、トビウオの起源について考えています。
 勇敢な一匹のサバが、海鳥から頂いた羽を胸びれに取り付け、泳いだり飛んだりしてみました。
 すると、仲間のサバ達も羽を付けだし、トビウオが誕生したそうです。

 Bさんは、ウマとキリンの起源について考えています。
 夢を叶えてくれる青い実を食べて、キリンは先に引っ張ってもらい、足も首もすごく伸びました。
 ウマは後から引っ張ってもらい、足が少し伸びました。
 その結果、ウマとキリンは体型から判別できるようになったそうです。

 

hyougengakusyuu 2023 10 doubutsu

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 競争社会・学歴社会 〉表現学習の作品から

〈 関心のあるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 食品ロスについて考える 〉表現学習の作品から

〈 気になるテーマを選んで 〉表現学習の作品から

〈 家庭での会話 〉表現学習の作品から

〈 季節の中で 〉 表現学習の作品から
 
 

      前回の問題 解答
 10月15日に行われた、今年の初穂を五十鈴川を渡って皇大神宮(伊勢神宮・内宮)へ奉納する儀式は、「川曳」と呼ばれます。
 

      今日の問題  
 魚は、一般的には「◯◯匹」と数えます。
 トビウオは、特別に何と数えるでしょう。
       

 
 
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