カテゴリー別アーカイブ: 大地の恵み

〈疎水分水路(哲学の道) 〉春隣の京都紀行 その四

 琵琶湖疎水は、琵琶湖の水を京都市街へ導いています。
 そのうち、蹴上からの分水路沿いが整備され、哲学の道と呼ばれています。

 出かけた日は、早朝からの積雪が一部に名残を止めていました。
哲学の道 雪景色

 琵琶湖疎水は、水力発電にも用いられ、日本初の京都市電が開設されました。
 しかし、京都市電の閉鎖に伴い、使われていた敷石は、疎水分水路沿いの移設されています。

 疎水分水路沿いには、サザンカが冬を引き継いで咲き誇っていました。
哲学の道 サザンカ

 約2kmの疎水分水路沿いを歩いていると、カモの番いに出会いました。
哲学の道 カモ 泳ぎ

 仲良く泳いでいると、相次いで逆立ちし出ます。
 水中の藻などを食しているようでした。

 自然ばかりに関心が向き、哲学的な思索へはなかなか行き着きません。
哲学の道 カモ 逆立ち

〈 東山慈照寺(銀閣寺) 〉春隣の京都紀行 その三

〈 梅苑「花の庭」 北野天満宮 〉春隣の京都紀行 その二

〈 大文字の火床は雪化粧 〉春隣の京都紀行 その一
 
 

       前回の問題 解答
 小惑星ベンヌはC型・小惑星イトカワはS型・小惑星リュウグウはC型の、小惑星です。
 
 

        今日の問題 
 疎水分水路沿いの「疎水端」は、後に何と呼ばれるようになったでしょう。

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
       ホームページ

〈 梅苑「花の庭」 北野天満宮 〉春隣の京都紀行 その二

 京都市街の北西部にある北野天満宮へ向かう道は、大勢の人で溢れるようです。
 受験真っ只中ということもあるでしょう。
 そこに、梅の見ごろも重なりました。

 北野天満宮は、菅原道真を祀る神社です。
 菅原道真と言えば、有名な和歌があります。

    東風吹かば
   匂ひおこせよ梅の花
   あるじなしとて
   春を忘るな

 菅原道真が、京都からはるばる九州の大宰府へ左遷させられる際の心情を詠ったとされています。

 北野天満宮の左手奥にある梅苑「花の庭」は、種類によってまちまちですが、全体としては八分咲きと言えます。
 紅梅も、白梅も、春の陽射しを浴びて、気持ちよさそうです。
 「春隣」というより、「春めく」風情の、梅苑「花の庭」でした。

京都 北野天満宮 紅梅

京都 北野天満宮 白梅

 
〈 大文字の火床は雪化粧 〉春隣の京都紀行 その一
 
 
 
      前回の問題 解答
 スカンディナヴィア半島西岸に見られる、氷河による浸食によって形成されたU字谷は、「フィヨルド」と呼ばれます。
 

      今日の問題 
 北野天満宮には、何本ほどの梅の木が植えられているでしょう。
   A 約15本
   B 約150本
   C 約1500本
   D 約15000本
   E 約150000本

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
       ホームページ

〈 皿鉢料理 〉土佐紀行

 皿鉢(さわち)料理は、高知県を代表する郷土料理です。
 直径40cmほどの大皿に、海の幸・里の幸・山の幸が、盛られます。
 昔は、祝宴などで大勢の客人をもてなす際に、作られたそうです。

 今回頂いた大皿の一枚は、刺身の盛り付け<生>でした。
   カツオ
   マグロ
   ハマチ
   サーモン
   イカ

高知 皿鉢料理 刺身

 今回頂いた大皿のもう一枚は、会席料理を一堂に集めたような盛り付け<組み物>でした。
   エビフライ(揚げ物)
   シメサバ(酢の物)
   ホタテ(煮物)
   キクラゲ(炒め物)
   ウナギ(焼き物)
   太巻き寿司
   ブドウ(果物)
   羊羹(菓子)

高知 皿鉢料理 エビ

〈 高知線(土讃線)発祥の地 〉   土佐紀行

〈 路面電車 とさでん交通 伊野線 〉土佐紀行

〈 ひろめ市場 カツオの藁焼き 〉 土佐紀行

〈 とさでん交通 路面電車の車庫 〉土佐紀行

〈 アンパンマン像とからくり時計 〉土佐紀行

〈 はりまや橋 〉         土佐紀行

<かわうそ自然公園> 初冬の土佐路 その三

<竹林寺の紅葉>    初冬の土佐路その二

<五台山の紅葉>    初冬の土佐路 その一

 
 
       前回の問題 解答
 動脈を硬化させる危険因子の代表格は、次の三つです。
  喫 煙
  LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
  メタボリックシンドローム(生活習慣病の前段階)
 

        今日の問題 
 「高知県の魚」に認定されている魚は、何でしょう。

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
       ホームページ

厳寒をものともせずにフキノトウ

 厳しい寒さが続いています。
 地上に生きるヒトには、気温の低下が身に沁みます。
 とは言え、ヒトには衣類も住居も暖房もあります。
 一方、植物には衣類も住居も暖房もありません。
 それにもかかわらず、植物は平然と厳寒に耐えています。

 ヒトは、地表よりも数十~百数十cmほど上の気温を、敏感に感じ取ります。
 植物は、地表付近の地温を、敏感に感じ取ります。

 北海道農業研究センター(札幌市)が出している『羊ケ丘気象月報』の、2022年12月のデーターです。
 24時間の平均で、気温(地表から150cm)は、最高が2.8℃(13日)、最低が-10.2℃(19日)です。
 地温(地表から5cm)は、最高が2.1℃(01日)、最低が0.8℃(24~31日)です。
 気温の最高値ー最低値は、13.0℃です。
 地温の最高値ー最低値は、1.3℃です。
 最高値と最低値の差は、気温が地温の10倍にもなっています。

 変化の少ない地温に守られて、フキノトウが逞しく顔を出し始めました。
 
フキノトウ 2023

 <太平山の紅葉>

 <出流原の紅葉>

 <竹林寺の紅葉> 初冬の土佐路その二

 <五台山の紅葉> 初冬の土佐路 その一

 
 
       前回の問題 解答
 スヴァールバル条約でスヴァールバル諸島に基地を設けないと定めているのは、第九条です。
 オーランド協定でオーランド諸島の非武装を定めているのも、第九条です。
   
 

        今日の問題 
 フキノトウ(蕗の薹)の、「薹」とは何でしょう。
 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
       ホームページ

冬至ユズ湯の始まり その三

 ユズ湯は、寒さや病や老いに対抗する力を強めるユズと、一体になれます。
 健康を維持するために、とても理にかなっています。
 同時に、湯船に浮かぶユズは、冬至を境に勢いを回復する太陽を崇める思いと重なります。

 夏から秋へ、さらに秋が深まるにつれ、室内へ差し込む陽射しはドンドン長くなります。
 夏には窓際数十cmほどだった陽射しは、12月に入り10mぐらいまで長く延び、室内の奥深くまで入ってきます。

 古代の人々は、地面に立てた棒がつくる影の長さを観測しながら、時の移ろいを測っていました。
 影の長さが一番長くなった日を過ぎれば、太陽が力を増していきます。
 天へも、地へも、人へも、活力を増してくれます。
 太陽復活の日は、極めて大切な日です。

 冬至の日を、年初(元日)として祝う地域もあります。
 冬至の祭りごとに、イエスキリストの誕生祝いを合流させた地域もあります。
 
 日本には、冬至粥や冬至カボチャを食べるなど、様々な風習があります。
 春分の日・夏至の日・秋分の日・冬至の日は、いずれも大事な日で、伝統的な風俗や慣習が残っています。
 その中でも冬至の日は、風俗や慣習の種類の多彩さにおいても、現代まで続いている継続性においても、群を抜いています。
           < つづく > 

ユズ ざる盛り

    冬至ユズ湯の始まり その二

    冬至ユズ湯の始まり その一

 
 
 
       前回の問題 解答
 茨城県の最西端となる地点から500mほど下流に、下総・下野・武蔵の三国を結ぶことから名付けられた三国橋が架かっています。
 三国橋は、日本で唯一の4県共用の県道です。
 その正式名称は、「栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県・県道9号佐野古河線」です。
   
 

        今日の問題 
 ユズの可食部100gあたりにビタミンDは、果汁で0.2mg含まれているのに対し、果皮で何mg含まれているでしょう。
   A 0.4mg
   B 1.4mg
   C 2.4mg
   D 3.4mg
   E 4.4mg

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
       ホームページ

 

タケの地下茎

 日曜耕作地で、草を刈った畑の整地をしました。
 前回鍬を入れて、二度目の整地なので、作業は順調です。
 鍬は、これまでより土深く入っていきます。
 
 その時、ガツンと物に当たる音がしました。
 志賀島(福岡県)で農作業中に発見された『金印(漢倭奴国王)』に続く発見かと、胸が高まります。
 損傷せぬよう、慎重に周りを掘り進めます。

 色は、金色ならぬ、黄色。
 形状は、細長い筒。
 大地に強く食い込んでいます。

 地中に潜んでいたのは、タケの地下茎。
 それからの除去作業が大変でした。
 地下茎は一本だけでなく何本もあり、しかも複雑に交差していたからです。

 タケの地下茎は、一年の間に、5~8mも伸びます。
 その結果、1㎡当たり平均して約8mも密集します。
 一つながりでの総延長は、120mにも達します。

 畑の整地は、タケの地下茎との長い長い格闘となりそうです。
タケ 地下茎

  シノを凌いだサツマイモ

  冬瓜の花の百一つ

  伸竹の勢い

  ジャガイモの実

 
 
       前回の問題 解答
 深度4000m~5000mの深海は、全海洋の33.0%を占めます。
  
 

 
        今日の問題 
 タケの地下茎は、地中深くまでは伸びず、どのくらいの深度の地中を伸びるでしょう。
   A 10~20cmぐらい
   B 20~30cmぐらい
   C 30~40cmぐらい
   D 40~50cmぐらい
   E 50~60cmぐらい
 
 
  
    夢を実現する学習塾  開 進 学 園
        ホームページ

太平山の紅葉

 関東平野の北東、足尾山地の南東部に、二つの峯を頂く山系があります。
 東側の峯は太平山(標高341m)、西側の峯は晃石山(標高419m)です。

 太平山を訪れた日は、前日からの冷たい雨も止み、快晴でした。
 山を包む衣装は、紅に黄を交え、それはそれは豪華絢爛でした。

太平山 紅葉

 太平山山腹の謙信平からは、南方の関東平野が一望できます。
 広大な関東平野の先には、富士山が鎮座していました。

太平山 富士山

 山頂に近い太平山神社の境内からは、東方の関東平野が一望できます。
 その先には、筑波山が鎮座していました。

太平山 筑波山

 <出流原の紅葉>

 <竹林寺の紅葉> 初冬の土佐路その二

 <五台山の紅葉> 初冬の土佐路 その一

 

       前回の問題 解答
  ⓐ 44 ÷ √4 ÷ √4 = 11
  ⓑ 4 × 4 - √4 - √4 = 12
  
 

 
        今日の問題 
 太平山には、『路傍の石』の石碑が建立されています。
 地元・栃木市出身で『路傍の石』の作者は、誰でしょう。

  
    夢を実現する学習塾  開 進 学 園
        ホームページ