木材の町として栄えてきた須崎にも、戦後の食糧難は容赦なく押し寄せてきました。
そのような路地裏に、谷口食堂が開設されました。
近くから調達できる食材を基にして。
メニューの中には、ラーメンもありました。
やがて、出前が始まります。
なんとか冷めないラーメンを提供できないかと思案した谷口さんは、どんぶりに替えて、ホーロー鍋入りのラーメンを思いつきます。
近所の食堂では、土鍋入りのラーメンが考案されました。
須崎町内各食堂でのこれらの取り組みは、「鍋焼きラーメン」として定着します。
銭湯帰りに鍋焼きラーメンを食べることが、須崎文化となります。
それほど評判だった鍋焼きラーメンも、いつしか廃れていきます。
そこへ、「須崎名物・鍋焼きラーメン」を復活させようという機運が巻き起こります。
各食堂はもちろん、商工会議所をあげた「須崎名物鍋焼きラーメンプロジェクトX」が始まります。
「須崎名物・鍋焼きラーメン」は、須崎の町興しの起爆剤と期待されています。
〈 四万十川の沈下橋 〉土佐紀行
〈 四万十川の源流部 〉土佐紀行
前回の問題 解答
次のことわざの「 」に入る語句は、知恵です。
「 」は万代の宝
今日の問題
須崎(高知県)の人々は、鍋焼きラーメンを何という愛称で呼んでいたでしょう。
A ぱこぺん
B ぴこぺん
C ぷこぺん
D ぺこぺん
E ぽこぺん
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